小栗特訓!ラリーライテク
一昨日、小栗さん家にただ呑みに行ったわけではなくて、その目的は海外ラリーに5回も参戦している百戦錬磨の小栗伸幸さんと一緒に走って、ラリーライテクを教えてもらうことだったんです \(`・ω・´)
これが小栗さんのマシン、KTM 690RALLY。間違いなくセカイサイキョーのマシンで、いろいろとスンゴイ! まあ、その辺はまた今度、詳しく解説しますね ノシ
残念ながら、朝からポツポツと雨が降り始め、興に乗ってきたところで、ザァーザァー降りの雷雨となってしまったので、走行自体は2時間ほどで切り上げました(^^ゞ
でも、例年、ラリー・モンゴリアにメカで行っている、ラリー屋さん「うなぎ工房」のうなぎさんによれば、「近年、雨がよく降ります。また標高1,500m以上なので、結構冷え込みます。 キャンプ地では10℃以下になる場所もあります。カッパやキャンプ地での防寒具をお忘れなく。」とのことなので、雨で辛いのを体感できたのも練習のうちですね
この小栗特訓でライテクに関して小栗さんのほうから指示してくれたことは2つ…
腰を引いて座っているだけで、マシンはまーっすぐ走ってくれました。しかもラク! こういう乗り方はモトクロッサーじゃ絶対にしない・出来ないことです。これが砂漠を170km/hとかで走るためのラリーマシンなんですね~
(小栗さんの690RALLYは170km/h出したそうです。自分のWR450Fはたぶん最高速150km/hぐらい)
サンドの練習に天竜川河口の砂溜りになっているところを走ったのですが、砂に入ってすぐにワダチで振られて2回連続でコケましたorz それで小栗さんに聞いたら、上記のように「俺もワダチには入らない」と、実に明瞭なアドバイス!
それを聞いて自分はワダチを斜めに切ってジグザグに走り続け、…小栗さんが飽きてどこかに行ってしまうぐらい一人で延々と走り続けましたが、小栗さんのアドバイスに従ったら、そのあとは無転倒でした (`・ω・´;) b ビシッ!!
雨が降っていたし、二人共走っているんで、直接会話することは少なかったんですけど、自分は小栗さんの後ろにくっついて走るだけで、いろんなことを教わりました。
小栗さんの加速は全然、土煙があがりません。これはアクセルガバ開けで高回転のパワーを使うのではなくて、ポンポンとギヤを上げて低回転のトルクで加速している証拠。それを真似すると、実に安定してラクなんですね。マシンにも負担がかからないし。
逆にサンドのコーナーリングはアクセルを開け続けて砂を盛大に巻き上げて曲がる。タイヤを砂に押し付けながら、自分でワダチを作ってそれをバンクにして、かなりバイクを寝かせながら曲がることが出来るんです。
そして、これがたぶん一番大事なこと… 小栗さんは水たまりをすべて避けて走っていました。 ラリーでは無駄なリスクは負わないってことですね。
別にここぐらいの水たまりなら、例え見えない凹みがあっても、このラリーマシン達ならなんてことないんです。でも、小栗さんは水たまりがあるとしっかりと減速して、丁寧に水たまりの縁を回って走っていました。
小栗さんはいつも「俺はラリーはゆっくり走るよ」って言ってます。別にそれは小栗さんのレベルでゆっくり走る(=一般人にしたら超スピード)ってわけでなくて、本当にゆっくり走ってるんです
小栗さんが09年に参戦したオーストラリアンサファリでは、3日目まで他の参加者に置いていかれまくりで、同行した小栗さんのメカニック二人に、「小栗さん! 真面目に走ってくださいよ!」って怒られたそうですw
…でも、小栗さんは極めて真面目に走っていて、「俺は初めてのラリー(初めての土地)ではレースの前半は絶対に飛ばさない。様子を見て慣れてから少しだけペースを上げる」とのこと。小栗さんはオーストラリアン・サファリで4日目からペースを上げ始め、そして、8日間4000kmを走りきったときには、日本人最上位の総合22位クラス6位まで上がったんです(=゚ω゚=)
そして、小栗さんではない自分は、今回はペースを上げるつもりはないです。最初から最後までゆっくり走って、それで気持ちよさそうな直線だけ、ほんのちょっとだけ、怖くないところまでアクセルを開けて楽しもうかと思っているぐらいです
この小栗特訓で小栗さんに自分の走りを見てもらって、小栗さんは「その走りなら大丈夫」とは絶対に言いませんが、
って言っていただきました。自分もそう言っていただいて、少しホッとしました。BAJA1000の経験は無駄にはなってません (`・ω・´;) b ビシッ!!
これが小栗さんのマシン、KTM 690RALLY。間違いなくセカイサイキョーのマシンで、いろいろとスンゴイ! まあ、その辺はまた今度、詳しく解説しますね ノシ
残念ながら、朝からポツポツと雨が降り始め、興に乗ってきたところで、ザァーザァー降りの雷雨となってしまったので、走行自体は2時間ほどで切り上げました(^^ゞ
でも、例年、ラリー・モンゴリアにメカで行っている、ラリー屋さん「うなぎ工房」のうなぎさんによれば、「近年、雨がよく降ります。また標高1,500m以上なので、結構冷え込みます。 キャンプ地では10℃以下になる場所もあります。カッパやキャンプ地での防寒具をお忘れなく。」とのことなので、雨で辛いのを体感できたのも練習のうちですね
この小栗特訓でライテクに関して小栗さんのほうから指示してくれたことは2つ…
「シートの後ろにドカ座りしろ」
腰を引いて座っているだけで、マシンはまーっすぐ走ってくれました。しかもラク! こういう乗り方はモトクロッサーじゃ絶対にしない・出来ないことです。これが砂漠を170km/hとかで走るためのラリーマシンなんですね~
(小栗さんの690RALLYは170km/h出したそうです。自分のWR450Fはたぶん最高速150km/hぐらい)
「サンドのワダチには入るな」
サンドの練習に天竜川河口の砂溜りになっているところを走ったのですが、砂に入ってすぐにワダチで振られて2回連続でコケましたorz それで小栗さんに聞いたら、上記のように「俺もワダチには入らない」と、実に明瞭なアドバイス!
それを聞いて自分はワダチを斜めに切ってジグザグに走り続け、…小栗さんが飽きてどこかに行ってしまうぐらい一人で延々と走り続けましたが、小栗さんのアドバイスに従ったら、そのあとは無転倒でした (`・ω・´;) b ビシッ!!
雨が降っていたし、二人共走っているんで、直接会話することは少なかったんですけど、自分は小栗さんの後ろにくっついて走るだけで、いろんなことを教わりました。
小栗さんの加速は全然、土煙があがりません。これはアクセルガバ開けで高回転のパワーを使うのではなくて、ポンポンとギヤを上げて低回転のトルクで加速している証拠。それを真似すると、実に安定してラクなんですね。マシンにも負担がかからないし。
逆にサンドのコーナーリングはアクセルを開け続けて砂を盛大に巻き上げて曲がる。タイヤを砂に押し付けながら、自分でワダチを作ってそれをバンクにして、かなりバイクを寝かせながら曲がることが出来るんです。
そして、これがたぶん一番大事なこと… 小栗さんは水たまりをすべて避けて走っていました。 ラリーでは無駄なリスクは負わないってことですね。
別にここぐらいの水たまりなら、例え見えない凹みがあっても、このラリーマシン達ならなんてことないんです。でも、小栗さんは水たまりがあるとしっかりと減速して、丁寧に水たまりの縁を回って走っていました。
小栗さんはいつも「俺はラリーはゆっくり走るよ」って言ってます。別にそれは小栗さんのレベルでゆっくり走る(=一般人にしたら超スピード)ってわけでなくて、本当にゆっくり走ってるんです
小栗さんが09年に参戦したオーストラリアンサファリでは、3日目まで他の参加者に置いていかれまくりで、同行した小栗さんのメカニック二人に、「小栗さん! 真面目に走ってくださいよ!」って怒られたそうですw
…でも、小栗さんは極めて真面目に走っていて、「俺は初めてのラリー(初めての土地)ではレースの前半は絶対に飛ばさない。様子を見て慣れてから少しだけペースを上げる」とのこと。小栗さんはオーストラリアン・サファリで4日目からペースを上げ始め、そして、8日間4000kmを走りきったときには、日本人最上位の総合22位クラス6位まで上がったんです(=゚ω゚=)
そして、小栗さんではない自分は、今回はペースを上げるつもりはないです。最初から最後までゆっくり走って、それで気持ちよさそうな直線だけ、ほんのちょっとだけ、怖くないところまでアクセルを開けて楽しもうかと思っているぐらいです
この小栗特訓で小栗さんに自分の走りを見てもらって、小栗さんは「その走りなら大丈夫」とは絶対に言いませんが、
「バトン、BAJA1000で骨を折って勉強したな! 慎重な走りになったわ」
って言っていただきました。自分もそう言っていただいて、少しホッとしました。BAJA1000の経験は無駄にはなってません (`・ω・´;) b ビシッ!!
この記事へのコメント
「骨折り損の…」ではなくて、収支はプラスだったようです (* ̄ー ̄)v
>いぬっころさん
おお!ひさびさに内地に来るのですか! はーい、アキバ店店員一同、お待ちしております ノシ
レースって、タイムよりも完走が大切なんですよね♪。僕も草レースをしてましたが、小栗さんのアドバイスは的確なアドバイスだと思います♪
また、怪我をされない様に楽しんで下さいね♪ヽ(´▽`)/
はい、うちら草レーサーは「無事之名馬」以外のなにものでもないです ( ´ ▽ ` )ノ
BAJA100では駄馬だった自分ですが、今回こそ名馬たるべく、『気を抜いて』ガンバリマス!