[ マルゼン ] APS SR96 内部・実射レビュー 【APSカップライフル】

BATON's blog 読者の皆様おはようございます。バトンスタッフのナベでございます。

前回の外観編に引き続き、マルゼンAPS SR96-20SAPS SR96-11Sのレビュー、内部・実射編をお届けします。


※製品にスコープは付属しません。
※この写真は蔵前工房舎製「アンシュッツタイプアドバンストグリップ」と「レイサースペーサー(高さを調整。近日発売予定)」を取り付けた状態です。





まずは機関部の土台としてType96同様の金属製インナーシャシーが入っています。

これにより決まった位置にがっしりと機関部を固定できるようになっています。




そしてマルゼンさんからのアナウンスにもあったように、シア周りにいくつかの変更点がありますので詳しく見ていきましょう。

写真左側がSR96、右側がType96リミテッド2021モデルのトリガーボックスとなります。







比較してみると、SR96の方はシアAが大幅に削られており、シアAとBかみ合わせが非常に浅くなっています。これは主にトリガーストロークのセカンドステージ領域が短くなる効果がありますが、かなり攻めたセッティングと言えます。

従来のシアでここまで攻めたセッティングにするとコッキング時にシアが掛からなかったり、暴発する恐れが出てくるのですが、それを解決する為に変更されているものが中央のステンレスピンです。






従来のスチールピンは外径2.96mmでトリガーBOXに対してもシアBに対してもガタガタユルユルでしたが、新しくなったステンレスピンは外径3.08mmと非常にタイトでガタやゆるみは一切ありません

APS-3LE2020で採用されて以来となるステンレスピンですが、シアのガタを減らすという事は、ガタの分マージンを取る必要がなくなり、よりセッティングを詰める事が可能になります。更に、トリガーを引いたら引いた分だけシアを動かす事にも繋がり、トリガーフィーリングの向上、コントロール性の向上も期待できます。

以前は一部のシューターが個人的に施工するようなものでしたが、メーカーが純正で採用してくれるのはありがたい事ですね!







もう一点、トリガーベースとシアBの接触部分も変更されています。

Type96ではファーストステージからトリガーベースとシアBが接触しており、シアB側にセカンドステージを知らせる為の段差が設けられていました。

SR96ではこの方式を改め、ファーストステージ領域ではトリガーベースとシアは非接触となっておりトリガースプリングのテンションのみがトリガーに掛った状態となります。これによりType96のヌルっとしたトリガーフィーリングは無くなり、ファーストステージとセカンドステージの境目がはっきりクッキリ感じられるように改善されています。


トリガーベースはType96リミテッド2021モデルと共通で、トリガーはAPS-1のトリガーと共通です。トリガーの前後位置調整と左右回転方向の調整が可能となっています。
※ トリガーの左右回転方向の調整ネジは、締めすぎると根元から折れる事があるのでご注意ください。





さて、お次はセットピンです。



こちらもアルミストックとの都合上、セットピンがトリガーボックスの内側に収まっている形に変更されています。シリンダーメンテナンス等でセットピンを取り外す際にトリガーボックスを装着したままではセットピンを抜く事が出来ず、トリガーボックスごと外す必要があります。






蔵前工房舎ではセットピン下面にM3のネジ穴を追加加工する持ち込み加工メニューと、ネジ穴加工済みセットピンの単品販売を開始しました。

これにより付属のネジをセットピンのネジ穴に入れて引き抜く事によりトリガーボックスを外す事なくセットピンを取り外せます。







さらに、持ち込み加工でストック側のセットピンの部分に穴を開ける加工メニューも用意しました。上記のネジ穴加工済みセットピンと組み合わせる事でストックに機関部乗せたままセットピンを抜く事が可能になります。以上の加工によりメンテナンス性は大幅に向上しますので是非ご検討下さい。

流速☆極コンプリートは上記セットピンとストック穴あけ加工が標準で施工されます。




さて続いてシリンダーを見ていきましょう。


ご覧のように、カシメなしのシリンダーとなっており、ピストンは従来通りのピストンカップ式となっています。

純正ピストンでも気密は完璧に取れていました。またチャンバーから先の気密もばっちりで、目立たない基礎的な性能をキッチリ仕上げて来たマルゼンさんの意気込みを感じます。




続いて、チャンバーから先をご覧下さい。

分解してみて驚いたのですが、大幅にショート化されたインナーバレルとショート化した部分をマズルまで繋ぐインナースリーブ。そしてインナーバレルとインナースリーブの間にはインナースリーブを固定する為のスプリングが装備されています。

「SR96は御社の流速☆極チューンを参考にショートバレル化しました」マルゼンさんから事前にお話は伺っていたのですが、インナースリーブとバレルスペーサーはアルミ削り出しで部品が使われており、マルゼンさんの本気度がヒシヒシと伝わってきます。


Type96との変更点は

インナーバレル長:Type96 約498mm → SR96 約380mm

チャンバー:Type96 可変HOPチャンバー → SR96 ノンHOPダブルチャンバーパッキン(APS-1・3と同じ)

インナーバレル内径:Type96 約6.05mm→ SR96 6.15mm






マズルキャップ内側はインナースリーブの外径に合わせて10mmに拡大されています。





それでは実射してみましょう。

まず初速ですは0.2g BB弾で 86m/s前後スーパーグランドマスターBB弾 (0.28g ) 76m/s前後でした。

初速自体はいつもの数値ですがスーパーグランドマスターBB弾で10発測定した時のバラツキが僅か0.6m/s以内に収まっており非常に安定しています。

実際に撃ち始める前にストックのチークピース高さや、バットプレートの位置を体に合わせて調整します。

実銃の競技銃はストックの中心が銃身軸より外側にオフセットされているモデルが多く、構えた時に機関部が体に近づくようになっています。

SR96のストック中心は銃身軸と同一なのでチークピースとバットプレートの左右の位置を外側に移動させると構え易くなります。





また、前回お話ししたグリップについてですが、ノーマルグリップと 蔵前工房舎製 アンシュッツタイプアドバンスドグリップ の違いをご覧下さい。



ノーマルグリップは手首を返すような形で、グリップを握るという動作を意識をしなければならないのですが、アンシュッツタイプアドバンスドグリップでは手首は真っ直ぐストレスなく自然な形で、握るというより手を添えるというイメージです。

また写真では見えないのですが、手のひらに当たる部分が、手首の角度に合わせた形状になっており力を入れる事無く安定して保持する事ができます。

中々文章で伝えるのは難しいのですが、構えてみれば違いはハッキリ体感して頂けるかと思います。





それでは10m、三脚依託で撃ちます。








BB弾はスーパーグランドマスターBB弾、無選別で撃った結果がこちら。




……正直、ちょっと物足りないグルーピングなのでBB弾を選別してみます。

選別には蔵前工房舎製BB弾ゲージを使用し、5.96~5.98mmの間のモノを使用しました。




選別弾での結果がこちら。ギリギリ10点圏に収まるくらいですね。ただ、10発中2発程度フライヤーが出る事が多く、毎回これくらいにまとめる事は難しい印象でした。







多いパターンは、この様に概ねまとまっていても 1、2発ピョンと飛んでいく感じで、100点を出すのは難しいのですが、ノーマル箱出しでこれくらいなら良い方ではないでしょうか。

APSカップライフルクラスは、ハンドガンと、同じ標的、同じBB弾、同じような弾速で、標的までの距離だけはハンドガンの2倍の10mですからね。


これ以上の集弾性を求める方は、流速☆極コンプリートをご用意していますので、こちらをどうぞ。

※現在、SR96 流速☆極コンプリートは沢山のご注文を頂いており、順番に製作しております。お待たせしてしまい大変申し訳ありませんが、お届けまで今しばらくお待ちください。



以上、待望の新型APS競技用ライフル、マルゼンAPS SR96-20SAPS SR96-11Sのレビューでした。

蔵前工房舎ではAPS SR96シリーズ用の純正オプションパーツカスタムパーツ加工メニューをご用意しています。


蔵前工房舎 APS-SR96用アンシュッツタイプアドバンスドグリップ






マルゼン APS SR96-20S /11S 流速☆極コンプリート







マルゼン APS-SR96用 11mm幅プレジションサイトベース(フロント/リア)







マルゼン APS-SR96用11mmハイサイトブロック(フロント/リア)






その他はこちらをご覧下さい→SR96関連パーツ、加工メニュー

限定モデルではないレギュラーモデルとしては久々の新型ライフルとなります。ものすごい勢いで在庫が減っていますので、お早めにどうぞ。

























  

[ マルゼン ] APS SR96 外観レビュー 【APSカップライフル】

BATON's blog 読者の皆様おはようございます。バトンスタッフのナベでございます。

本日は蔵前工房舎からのお知らせです。先日発売しご好評頂いているマルゼンAPS SR96-20SAPS SR96-11Sのレビューを外観編と内部・実射編に分けてお届けします。


※製品にスコープは付属しません。
※この写真は蔵前工房舎製「アンシュッツタイプアドバンストグリップ」と「レイサースペーサー(高さを調整。近日発売予定)」を取り付けた状態です。






まずはAPS SR96-20S11Sの違いについてご説明致します。





APS SR96-20Sは従来のType96と同じく20mmレール搭載モデルとなります。








APS SR96-11Sはオプションパーツである11mm幅プレシジョンサイトベースが標準装備されたモデルとなります。

11mmレールはAPSカップでオープンサイト部門に出場する為に必要なピープサイトを搭載する事が出来、20Sと11Sの違いはマウントレール幅の違いとフロントサイトベースの有無となります。

注意点としては11Sに20mmレールは付属しませんので、スコープもピープサイトも両方使いたい方は20Sと11mm幅プレシジョンサイトベースを購入した方が良いかと思います。

反対にピープサイトしか使わない、またはType96を所有しており、Type96の20mmレールが手元にある方は11Sでも良いでしょう。20mmレールはType96とSR96で共通です。



また、ピープサイトを選ぶ際の注意点としてはアンシュッツ用を選んで下さい。実は同じ11mmレールでもメジャーなライフルメーカーである「ファインベルク・バウ」「アンシュッツ」「ワルサー」で微妙に幅が異なります。マルゼン純正のサイトベースはアンシュッツ規格になっているので、銃砲店でアンシュッツ用となっているピープサイトであれば取り付け可能な可能性が高いです。

「ワルサー」用はキツくて入らない事があります。「ファインベルク・バウ」用はネジを締めても緩くて固定されない事があり、アルミテープ等を貼れば使えますが、ご参考までに。


それでは外観から見ていきましょう。


ついに純正でアルミストックが採用されたのが大きなインパクトであります! 一見ただの角パイプのように見えますが、このストック専用に下面のレールまで一体で成型されたアルミ引き抜き材が使われています。






ストック下面のレールは実銃の競技銃と同じ規格で作られ、実銃用のアクセサリ(レイサーやバイポッド等)がポン付け出来ます。






実際に純正のグリップとレイサーも、このレールに取り付けられており前後方向の位置調整が可能です。






ビーチウッド(ブナ材)で製作されたチークピースは上下はもちろん、左右方向にも調整可能です。(これ重要です






バットプレートも上下左右、さらに全長方向にも調整可能です。






チークとバットプレートの調整ネジは左側にも取り付け可能で左利きの選手でもネジが邪魔にならない仕様となっております。






ストック後ろ側の基部と、チーク・バットプレート基部は超頑丈なアルミ削り出しブロックとなっており、ガタ付きや、しなり、軋みなどは皆無でマルゼンさんの本気度が凄いです!






ストック右側面にはさりげなくレーザー刻印が入っています。

と、これほどのクオリティで機関部までついて¥60,000って大変コストパフォーマンスが良いのですが、1点だけ物足りない部分が…






そう、グリップです! なにやらどこかで見覚えのあるカタチ… 正体はマルゼン製スコーピ〇ンのグリップです。

精密射撃に求められるグリップの重要な要素はグリップアングルが垂直に近い事です。最近は競技銃だけでなく軍用のスナイパーライフルのグリップもどんどん垂直に近い角度になってきていますね。

角度が垂直で、左右兼用OKで、ジュニア選手や女性も安心して握れるサイズで、既存製品で開発コストもかからないと、スコ〇ピオンのグリップは適した選択であるとは思います。これがまた、実際構えてみると意外と悪くないんです。


ただし、本気でブルズアイ満射を狙ってみると役不足感は否めません。






そこでこちら! 「蔵前工房舎 APS-SR96用アンシュッツタイプアドバンスドグリップ」をご用意しました。






弊社代表のバットン・オーツカの私物である実銃のアンシュッツ製スモールボアライフル用のグリップ(Mサイズ)を3Dプリンターで完全再現。SR96に無加工で取り付け可能で、グリップの高さはSR96のトリガー位置に合わせて設計しており、前後の位置調整に加え左右方向の調整も可能になっています。





カラーバリエーションはブラック/レッド/ブルーの3色、それぞれ右手用/左手用をご用意しました。

実際に「蔵前工房舎 APS-SR96用アンシュッツタイプアドバンスドグリップ」で撃ってみると、正直、全然違います。純正のス〇ーピオングリップも悪くはないのですが、やっぱり精密射撃用グリップは断然良いです。詳しくは実射編でお伝えしますのでお待ち下さい。






また、機能はもちろんですがビジュアル的にも大幅にカッコ良くなります! この写真についているレイサースペーサーは試作品で近日発売予定となっております。※スコープ、スコープマウントは別売です。



長くなってしまいましたが、外観編は以上となります。内部もかなり進化していますのでお楽しみに!





























  

【APS競技銃ならお任せ!】 SR96 流速☆極コンプリート、セットピン加工追加!

APSカップ ライフルクラスに拘る 蔵前工房舎BATONは、SR96に全力です!

事前に告知した流速☆極コンプリートはもちろんですが、セットピンネジ穴追加加工も追加しました。細かいことなのですが、この加工をしておくと、トリガーバックスを外さずにセットピンだけ外すことが出来るので、ボルトを外してのメンテナンスが容易になります(ご予約済のお客様で加工をご希望の場合は至急、ご連絡ください)。


その他、SR96のことならなんでもご相談ください! SR96は本日発売ですのでご予約の方には本日発送いたします。また、まだ在庫はございますので、ご注文お待ちしております!
















[ 蔵前工房舎 ] APS SR96-20S /11S 流速☆極コンプリート 104,500円 / 108,460円




アルミストック採用の新型APSライフルをベースにAPSカップでトップの実績を誇る流速☆極チューンを施したコンプリートモデルです。SR96用アンシュッツタイプアドバンスドグリップ・セットピンネジ穴追加加工標準装備となります。





マルゼン APS SR96-11S (11mmレール:オープンサイト向け ※サイト別売り ) 69,960円























蔵前工房舎 APS-SR96用アンシュッツタイプアドバンスドグリップ カラー:ブラック、ブルー、レッド 各色:右手用・左手用 8,580円 / 9,130円














マルゼン APS-SR96用 11mm幅プレジションサイトベース(フロント/リア) 7,480円








マルゼン APS-SR96用11mmハイサイトブロック(フロント/リア) 5,280円




























  

【APSカップ公式認定競技銃】 SR96-20S が21日発売!

大変長らく ” 待っていました! ”  APSカップ公式認定競技銃ライフルである SR96-20S が今週21日発売で蔵前工房舎(※)にてご予約承り中です!

※ SR96 はJASG認定のサポートショップ 並びに 銃砲店 のみでの販売となりますので、Gunsmith BATON での販売はございません。



また、蔵前工房舎で事前に開発していた、SR96専用の アンシュッツタイプアドバンスドグリップ も同時発売! SR96のノーマルのグリップはスコーピオンの流用(※)で射撃用ライフルとしては違和感があるので、これもぜひ同時にご購入いただくことをお勧めします。

※SR96が66,000円というのは、内容と販売数量を考えると驚異の低価格です。マルゼンさんに「こんな安くていいんですか?」って聞いたんですけど、射撃競技普及のためにがんばりましたということで、流用部品でのコストカットも納得です(子供には小さいスコーピオングリップのほうが適しているでしょうし、右利き・左利き両用出来るという利点もあります)。

……ただ、大人のシューターだと「このグリップはちょっと…(^_^;)」となるので、そういう方には弊社のカスタムグリップをぜひ!





マイクロサイト(ピープサイト)を載せてオープンサイト部門に参戦したい方向けのオプションパーツ、11mm幅プレジションサイトベースハイサイトブロックもございます。


そして、" 勝つための " 流速☆極コンプリートチューンもご用意して近日商品ページを公開しますので、こちらも乞うご期待です!




マルゼン APS SR96-20S














蔵前工房舎 APS-SR96用アンシュッツタイプアドバンスドグリップ カラー:ブラック、ブルー、レッド 各色:右手用・左手用














マルゼン APS-SR96用 11mm幅プレジションサイトベース(フロント/リア)








マルゼン APS-SR96用11mmハイサイトブロック(フロント/リア)




























  

【60発のブルズアイ】 ASR60、ASP60 開催!

いまの情勢ではいたしかたないですが、各種シューティングマッチが中止になってしまい悲しいですね… ことに私は、APSカップ公式がハンドガン・ライフル共に中止になってしまったので不完全燃焼しております……


ということで、お一人様で楽しめるブルズアイ記録、ASR60 ( エアソフトライフル60発 )ASP60 ( エアソフトピストル60発 )を開催することに致しました! 詳細は下記動画にて (^_-)-☆









実銃競技準拠で、APSカップブルズアイ( ライフル10m / ハンドガン5m )を 10 発 × 6 回 の「 60 発連続」で記録( 1時間 15分以内 )。APS カップ認定競技銃でなくても OK !

VSR-10 とかだけでなく、電動ガンやガスブロライフルで ASR60 を撃っていいですし(ライフルの規定は肩付け出来るもの)、カップガンとかのガスブロハンドガンで ASP60 を撃ってもいいです(ハンドガンの規定は片手で撃つこと)。

ただし、機種やオープンサイト・フリーサイトでの点数ハンデは付けません。ASR60、ASP60 は「自分に克つことが目標の点数記録」であって、他人と順位を競う競技ではありません


※ ASR60、ASP60 の月例会はありません。各自 10 発× 6 枚のブルズアイ結果を受付に提出していただければ結果を記録します(※ 使用銃毎にパーソナルベストを記載。各種リザルトはBATON Range WEBサイトにて掲載中 )。





そして、「段級」も実銃競技準拠で付けます (^_-)-☆


ライフル段級






ハンドガン段級



まあ、実銃競技準拠の点数の段級とはいえ、これはあくまでもエアソフトガンでのお楽しみで、実銃エアライフルの10点は0.5mm ですし、実銃エアピストルの 10点は 10m で 11.5mm ですから、難易度は桁違いで比較にはならないです。

(※ちなみに、私のエアライフル ARS60 の段級は 二段 で、まだまだシロ―トレベルです (;^_^A )





さて、私の ASR60 一回目の結果は下記の通りです。みなさん、BATON Range にお越しの際は、精密射撃の鍛錬 のために 60発撃ってみてくださいな!


……長いですよぉ ( ̄ー ̄)





















  

【究極のAPSライフル】 APSCHUTZ 流速☆極

2018年 APS カップ東京本大会において、ライフルオープンサイトクラス優勝&グランドチャンピオンを獲得し、精度日本一に輝いた APS-2 流速☆極

あれから 2年、2020シーズンに向けてさらなるカスタムを施工、ANSCHUTZ 1913 ストックを装着しました!









APS-2 流速☆極 + ANSCHUTZ 1913 ストック ということで、

( アプシュッツ )      
『 APSCHUTZ 流速☆極

と命名しました(^_-)-☆








エアソフトガンの APS-2 を実ストックに装着するとき、一番の問題となるのはマガジンです。ウッドストックだとマガジンの部分を掘ったりするのですが、アルミストックの切削は大変ですし、アンシュッツ 1913 ストック はアルミ鋳造で、穴を開けると強度が心配なので( 現行の 1918 ストックは鍛造 )、チューブラーマガジンに変更しました。

チューブラーマガジンは蔵前公房舎のAPS-1用を加工。マガジンとレシーバーの接続部はワンオフ製作し、チャンバーを回転させて装着しています。ムーバー競技が試射を含めて 22発なので、発射可能装弾数は 24発としました。







APS-2 のトリガーボックス部分はそのままボルトオンというわけにはいかないので、ストック内部を切削してあります。位置は APS-2 のコッキングハンドルがストックの切り欠きに合う位置で掘りましたが、アンシュッツ 1913 ストック は思ったよりも切削が少なくて済みました。

しかし、コッキングハンドル位置で合わせると、トリガー位置がグリップに近すぎるので、のちほどトリガーを作り直します ( 実ストックはグリップ位置をアジャストできますが、これで一番後ろに下げた状態 )。







もう一ヵ所、エアソフトガンと実銃の構造の違いで問題になるのがチークパッド。エアソフトガンはピストンをコッキングしなくてはならないのでボルトからチークパッドまでの距離が足りないのです。

なので、本来 2本あるチークパッドの足を 1本外し後ろに下げチークパッド裏面と基部を削り、さらに、APS-2 のボルト後部まで削って、ようやくコッキングできるようになりました。







前述のグリップ、チークパッドと並んで、パッドプレートを自由にアジャストできるのは実ストックならではのメリットです。

まあ、一度、位置が決まってしまえば動かすことはほとんどないので、蔵前公房舎のアルミストックでも自分に合わせて加工して調整しておけば問題ありません。







これは前からやっていたことですが、私の APS-2 はフロントサイトを 2つ付けてます。ブルズアイとプレートはフロントの可変インサートで穴径を調節して対応しますが、ムーバーは空中に狙いを定めなければならないので、ピープサイトでは無理があります… なので、集光サイトを追加してムーバー対策としているのです。

……もともと、ピープサイト(マイクロサイト)は黒丸のブルズアイを撃つためのものですから、白いプレートやムーバーを狙うのはかなり辛いんです( 実銃でもランニングターゲットはスコープを使いますし )。







このストックはかなり重いので、銃の重さは 4.4kg になったのですが、持つと重心が後ろよりで前が軽すぎました。エアソフトガンのアウターバレルは中空ですから、実銃に比べれば前が軽くなるのは必然なのです。

なので、バイポッドに 240g のウェイトを装着して前後バランスを合わせ、最終的に 4.7kg になりました。サバゲの銃として考えると重いと思うでしょうが、精密射撃ではトリガープルやリコイルで ( エアソフトガンの場合はピストンの前進 ) 銃がブレないようにある程度の重さは必要なのです。私のエアライフル 『 ファインベルクバウ 800X 』 も 4.7kg なので、ちょうどいい重さに仕上がりました。







2月 22日の蔵前 APS 週末会 点取りでのブルズアイの結果です。下と右に外した着弾が多いのは、前述のようにトリガーが近すぎるので指を巻き込んでいてガク引きしてしまったためであり、性能的には前と変わらず、インナー 10点圏の 100点を出せる集弾性があります。





以上、APSCHUTZ 流速☆極 は、Gunsmith BATON APS カップ競技銃チューン担当のナベが製作しました。これで APS-2 を アンシュッツ 1913 ストック に載せることは可能と分かりましたので、この組み合わせで銃本体とストックをお持ち込みでしたら、工賃 6万円(税別) [ チューブラーマガジンとトリガー移設(※)のパーツ代含む ] で承ります。

※トリガー移設は蔵前公房舎 ステンレストリガーの場合です。ノーマルトリガーは強度不足で加工できません。

※ 6万円で APSCHUTZ 流速☆極 と同じ形になるわけでなく、6万円は APS-2 を 1913 ストックに載せる加工工賃です。銃とストックの組み合わせが違うと(例えば TYPE 96 と アンシュッツ 1913 ストックとか、APS-2 と アンシュッツ 1918 ストックとか)、加工方法を考案することから始めなければならないので、他の組み合わせの場合は工賃 9万円~(税別) とさせていただきます。また、出来るかどうかは現物を見ないと判断できないので、現物を見てからお断りする場合もあり得ます。

APS カップ競技銃のワンオフカスタム・ワンオフチューンにご興味がある方は、弊社、ナベまでご相談ください。





PS.
……正直、実ストックを付けたところで、ボルトオンの蔵前公房舎アルミストックと実射性能は変わらないわけであり、ただの 盆栽カスタム です (;^ω^)

なんで私がこれをしようと思ったかというと、実は私の SB ( スモールボアライフル : 22LR ) が、まさにこの ANSCHUTZ 1913 なのですよ!






なので、アンシュッツ 1913 ストック の中古が出ているのを見つけて衝動買いしてしまい、シャチョー特権で社員に申し付けて、2ヶ月もかけてアプシュッツを造らせた次第です (^^ゞ







では、APSライフルシューターのみなさま、3月 28日 (土) JASG 主催 すみだ公式記録会ライフルクラスでお会いしましょう ノシ
















  

APSカップ表彰台を Gunsmith BATON チューンが独占!

昨日、7月13日、東京都都立貿易産業センター台東館 浅草 にて、第29回 APS カップ東京本大会 ライフルクラス が開催されました。








同日 8:30 ( 受付開始 8:40~ )、私、バットン、すみだ産業会館 サンライズホール 錦糸町 におりました face07



いつものように錦糸町駅にナビの目的地をセットして、いつも停めるちょっと離れた穴場の駐車場にクルマを入れて、いつものようにガラガラと荷物を引いて丸井錦糸町店のエレベーターに乗って、いつものように 「 8F 」 のボタンを押したら、「 この階には停止いたしません 」というアナウンスでボタンが光りません。

「???」 と 3秒くらい固まり、浅草だったぁ!!!」 と血の気が引きました ( ̄▽ ̄;)





まあ、受付には間に合いましたが、朝っぱらから注意力不足でこんな喜劇を演じているようでは ( 昨日、何年かぶりにひげを剃り忘れて家を出たし、舞い上がっていたんですよね、きっと )、勝負の結果は最初から見えていたようなもので、撃ち急ぎのミスを連発し、オープンサイト部門 180点-4X3位 に終わりました。



2年連続表彰台なんだから上出来と言えば上出来ですが、勝ちたかったなぁ… まだまだいろんな意味で修業が足りません、日々是精進!





2位となったのは、前回の公式で優勝だったワタナベさん!



この銃、APS-3 を実銃ファインベルクバウ600系のストックに仕込み、そのままではもちろん着かないので、トリガー位置を合わせるために電子トリガー化した力作。もちろん内部チューンも施されており、ハンドガン精度の限界を超えてます!

ハンドガンライフル、特に APS-3 はコッキングが 2 段階 ( ストライカーコック → プリチャージ )であり、その構造上、フォームを解いて左手を使わなくてはならないので、2分で 8発を撃つ速射 ( AR では 1時間 15分で 60発ですし、精密射撃でこの発射タイムは速射です )であるプレートではかなり不利。しかも、パッと狙えるスコープならともかく、ワタナベ選手はフォーム(見出し)が重要なピープサイトです。それなのに、2試合連続プレートをクリーン! しかも、射撃コートを着ないで 188点-4X。銃もシューターもスゴイ face08





そして、1位は文句なしでアベさん!




アベさんは私と同じく、流速ルーズバレル6.10 を使った APS-2 流速☆極を使い、この日、APSカップライフルクラス史上最高得点となる 198点-6X でのぶっちぎり優勝です!

マイナス 2点は最初の競技、ブルズアイの 1発目……すなわち外したのはこの日の初弾だけ。ブルズ 2発目でサイトを大きく調整し、その後は 45発をノーミス。最後がムーバーで 20発もあるのに淡々と撃ってクリーンしました。アベさんの「 記録がかかった状況でも平常心を保てる精神力 」は、未熟な私には到底まねできないです (;^_^A

アベさんはその後、グランドチャンピオン戦でも勝利し、ライフルクラス最多記録となる 4回目のグランドチャンピオンを獲得しました。





……さて、ここでタイトルの 「 APSカップ表彰台を Gunsmith BATON チューンが独占! 」 に疑問を持たれるのは当然と思いますが、実は、ワタナベさんは 7月1日から弊社に正社員で入社し、Gunsmith BATON チューナーとして働いております。なので、ワタナベさん改め ナベ の銃もうちの(社員の)チューンということで、表彰台独占と言って差し支えないでしょう ( ̄▽ ̄)

前回の公式でナベに負けた時、「 彼のチューニング技術が欲しい! 」 と思い、その場でヘッドハンティングしました (^^ゞ

こうして、ご縁がありまして、ナベも弊社で働いてくれることになりましたので、これまでの Gunsmith BATON のチューニング理論に新たな風が吹き込まれ、より良いチューニング、より良いパーツ開発、より良いエアソフトガン開発を進めていきたいと思いますので、乞うご期待!





PS.
6月30日時点で APS カップ ハンドガンクラスの グランドマスターバッジ保持者は29名、ライフルクラスの保持者は 7名で、合計 36個のグランドマスターバッジがあるわけですが、これで 「 Gunsmith BATON4個のグランドマスターバッジがあるお店」 となりました、おそらく日本一でしょうw (^_-)-☆















  

流速OF カップガン、7m で 25mm の精度を実現

センターファイヤーピストルのシューティングマッチの中で、もっとも精度を要求されるのがビアンキカップに基づく JANPS。JANPS には 4 つのイベントがあり、それぞれに求められる機能が異なるため、銃は カップガン と呼ばれる特殊なカスタムが施されます。

私、バットン・オーツカのカップガンは、シューティングマッチチューンの定番である ノンホップバレル で製作していたのですが、このたび [ BATON airsoft ] 流速ルーズバレル 6.10 OF を使ったホップシステムで製作しなおしました (‘・ω・́)ゝ



BATON 流速OF カップガン





流速ルーズバレル 6.10 OFエアコキ用電動ガン用しかないので、ハイキャパに合わせるためエアコキ用をカットし、勘合部をあらたに製作してバレルースリーブを装着しなおしました。

ルーズバレルですので、基本的にノーマルより初速が落ちますが、実効インナーバレル長が 30mm ほど延長されていますので、初速はノーマルと同等の 0.2g で 73m/s ( 0.53 J ) 前後となりました。

ホップパッキンは [ MAPLE LEAF ] スーパー ホップアップラバー ( 面ホップ ) の硬度 70 を使い、ホップ調整は弾ポロしないぎりぎりの弱さにしてあります。ホップは遠くまで飛ばすためでなく、一定の回転を与え同じ弾道を描かせるため に使います。









ショートリコイル機構はキャンセルし、シュラウドからステーを出してコンペンセイターを固定してあります。このステーは上下左右に微調整できるようにしてあり、インナーバレルを完全なセンターに固定することができます。







また、私が右手を痛めてしまったので、左手ドロー・左手撃ち用 にグリップ・セーフティを変更してあります。









計測日 : 2019年6月28日
計測場所 : 蔵前公房舎シューティングレンジ
使用 BB弾 : アクリビスバイオ 0.28g ( 選別済 )


委託で、7m 10発を撃った結果、25mm に収まりました。X圏 ( 40mm ) に余裕で収まる性能です。


……このように 流速ルーズバレル 6.10 OF の性能はばっちりなんですけど、私が左撃ちにスイッチしたし、昨年、右手が痛くて JANPS を欠席したら、優先エントリー権を失ってしまって、今年は アンビシャスコース ( 4イベントのうち、プレイトとプラクティコウしか参加できない )なので、この高性能を発揮することはできないのですけど、まあ、流速ルーズバレル 6.10 OF の実証試験機 ということで (^^ゞ





一方、流速ルーズバレル 6.10 OFの開発元である APS-2 流速☆極 のほうは、銃・シューターともにバッチリです!



昨日、練習してたら、プレートを 10回連続クリーン ( 80発連続ノーミス ) を達成出来ました! というか、いくら撃っても外す気配がなかったのでキリのいいところで止めておきました (^^ゞ BB弾は [ BLS ] Ultimate Heavy バイオ BB弾 0.45g ( 選別済 ) を使っています。


APS-2 流速☆極シューターがミスしなければブルズ 100 点 / 満点 200点 を取れる性能があると断言できます ( ……ムーバーはターゲットが大きいので、これこそシューターがちゃんと撃てれば クリーン出来るのですが (^^ゞ )

今年も APS カップ 東京本大会、ライフル部門オープンサイトクラス優勝、グランドチャンピオン獲得を目指して、日々是精進!

























  

流速☆極でダブルグランドマスタ―達成!…だけど、もっとスゴイ人いたぁ!

昨日、4月27日、 APS カップ 蔵前工房舎 公式練習会ライフルクラス が開催され、私、バットンは愛銃の APS-2 流速☆極186 点 - 4X、グランドマスターバッジ獲得!


これでハンドガン&ライフルの ダブルグランドマスター となりました (*^^)v




グランドマスターバッジは、もっと早く獲れるつもりだったんだけど時間かかったなぁ… やっぱり、試合で練習と同じ点数を出すのは難しいものです (;^_^A



…グランドマスター点 [ オープンサイトクラス 185点以上 ] は、ライフルクラスではなかなか出ない点数なのですが ( グランドマスターバッジ獲得者は10人もいないはず )、昨日の試合で私は優勝は出来ず 3 位 でした。

2 位 は同じく APS-2 流速☆極チューン を使う アベさんで、186 点 - 4X同点&同X なのですが、私はブルズ 94 点、アベさんはブルズ 96点で、ブルズの点差で負けました (^^ゞ

そして、優勝187点 - 5X1 点差ワタナベさんでした (^^ゞ


このワタナベさんが凄くて、なんと、ハンドガンの APS-3 をライフル化した銃でこの点数、しかも射撃コート無し (゚д゚)!  ワタナベさんはこの日、優勝 ・ グランドマスターバッジ獲得(ダブルグランドマスター)・グランドチャンピオン決定戦参戦権獲得三冠 に輝いたのです!


わずか 1 点差で私は 3 位に終わってしまいましたが、「 これは 順当 だな 」 と思ってます。アベさんには、実銃 AR / SB の点数では足元にも及ばず、シューターとしてのレベルが違いますし、ワタナベさんのように APS-3 & 射撃コート無しで、私がこの点数を出せるとはとうてい思えません (;^_^A

それにしても緊迫した戦いで楽しかった! またこういう試合が出来るよう、7月の本大会に向けて日々是精進! (`・ω・́)ゝ








流速☆極 とは、流速ルーズバレル 6.10 を使い、ショートバレル化 ( 300mm ) + バレルスリーブ ( and APS-2 OR をホップ化 ) の構造としたチューニングです。













[ MODIFY ] MOD24X 流速・極 コンプリートカスタム 79,800円(税別) ※ ラスト 1 丁!


















  

【精度日本一獲得】 超重量バイオBB弾に 0.40g / 0.36g 追加

極一部の特殊ユーザーの方々 ( アキュラシーシューティングマッチシューター ・ お座敷シューター ) に、カルト的人気の [ BLS ] Ultimate Heavy バイオ BB弾。これまで、0.45g0.43g をラインナップしておりましたが、0.40g & 0.36g も追加入荷いたしました!







※ パワー規制 ( 0.989J 以下 )は、0.45g : 66m/s 以下0.43g : 67m/s 以下0.40g : 70m/s 以下0.36g : 73m/s 以下 です。
※ Ultimate Heavy バイオ BB弾の集弾性テストはこちらのブログ記事にて






私も この Ultimate Heavy バイオ BB弾 の 0.45g を愛用しており、2018年 APS カップ 東京本大会 ライフルクラス で 優勝&グランドマスターを獲得しました (‘・ω・́)ゝ

ただ、使い方のコツがありまして、mm単位の精度を追求するのであれば、Ultimate Heavy バイオ BB弾 は選別必須です。



私は蔵前工房舎の BB 弾ゲージ 5.96mm を使って選別し、通らなかったBB弾だけを 点取り 並びに 試合 で使っています。そして、この Ultimate Heavy バイオ BB弾 は袋によって違いますが、 2~4 割 はゲージを通過 する小さい弾があります。

BLS バイオ BB 弾の 0.32g 以下、並びに BLS のプラスチック BB弾では、こんなに落ちることはなくて、ほとんど無選別で大丈夫なぐらいだったんです。でも、Ultimate Heavy バイオ BB弾はかなりの割合で小さい弾がいます。

BLS の工場では重量・素材が違っても、同じ機械で射出成型し、同じ機械で研磨し、同じ機械で選別 ( ※ ) していますから、BB 弾の 素材 ・ 重量 が違っても生産直後の真球度・大きさのばらつきは同じになるはずです。

※ BB 弾の種類ごとに機械を変えているのではなくて、その日の生産計画にしたがって、どの機械でどの素材 ・ 重量のBB弾を生産するかを管理していました ( BLS の工場は24時間操業。10台以上の BB 弾射出成型機が並んでいました ) 。なので、それぞれの機械には 「 素材 ・ 重量 」 の札が下がっていて、いまこの機械でなにを製造しているか明示してありました。



…これ、おそらくですけど、この Ultimate Heavy バイオ BB弾 シリーズは、生分解性の PLA 素材とはいっても、これだけの超重量ですから特殊素材を使っていて、時間が経過するとヒケて小さくなるのだと思います。なので、ロットの差というよりも、生産後、在庫していた時間の差で、5.96mm以下のサイズが増えるのではないかと予想しています。

なので、私は 0.45g を普段から選別して使っていますし、さらに試合前にはもう一度選別をかけています

ただ、ゲージを通過した小さい弾も別に問題があるわけではないので、普段のプレート練習に使っています ( プレートは的が大きいから多少ズレても大丈夫。小ジャマーでも ブルズ 10 点の 3 倍近い面積がありますから (^_-)-☆ )。要は大きい弾と小さい弾が混ざると、初速並びにホップのかかり方が変化して、集弾性に影響するので良くないのです。

こうして、Ultimate Heavy バイオ BB弾 は、扱い方が面倒なのですが、がんばって管理すると、超絶精度を得ることが出来ますよ (^_-)-☆




追加

また、BB 弾の精度でいえば、ロット違いというより、特に バイオ BB 弾では保管状態の違いが大きく影響します。バイオ BB 弾は熱にやられると次第に変性し最終的には粉を吹きますので、真夏に空調の無い倉庫などに置いておくと OUT です。

なので、当店で扱うすべての BB 弾は、最高気温25℃を超える季節になったら 24時間空調の ドンキ八王子 店舗バックヤード 並びに Amazon 倉庫に保管して気を使っています。

※ 昔の BATON バイオ BB 弾 で保管時の温度管理に失敗して大量廃棄したことがありました… その失敗から学んでおります (;^_^A












  

【精度日本一】 流速ルーズバレル 6.10 OF 新発売!

精度と飛距離を両立させる 【 流速ルーズバレル 6.10 】。 日本一の精度を獲得した 『 流速☆極 理論 』 に基づく、最新作の OF (オーバーフロー) [ VSR-10用、Gスペック用、M40A5 用] が新発売! バレルスリーブによりフライヤーをより低減し、安定した集弾性を実現。

※電動ガン用 OF も近日発売予定。




[ BATON airsoft ] 流速ルーズバレル 6.10 OF エアーコッキングライフル用 4,980円(税別)










  

最強スナイパー決定戦………参戦せず

昨日の 『 日本一 飛んで中るスナイパーライフルを造る! ~最強スナイパー決定戦』 は予約投稿で、私は福島県で 19 日~ 21 日の 3 日間に渡って開催されていた [ SSER ] RALLY TOHOKU というオフロードバイクの競技に参戦していました。




実は昨日…






右手首を骨折してしまいました…




なので、あれだけ高らかに宣言しましたが、『最強スナイパー決定戦』のエントリーはキャンセルします。参加者の皆様、楽しんでくださいね! そして、いつか自分もリベンジを!















  

日本一 飛んで中るスナイパーライフルを造る! ~最強スナイパー決定戦~

10/22 追記 負傷で不参加となりました。経緯はこちら




先日、60m の射撃が可能なシューティングレンジがある 埼玉県 Rock 254 さんにテストに行ってまいりました (‘・ω・́)ゝ









なんのテストかというと………



間もなく発売となる 流速ルーズバレル 6.10 OF の生産試作品を使ったエアコキ流速チューンの性能試験です ( ̄ー ̄)ニヤリ



設計・生産に 1 年、APS-2 流速・極 での実戦テストも含めれば 3 年越しで製作した自信作の新バレルです。

流速ルーズバレル 6.10 OF (の理論の元である APS-2 流速・極) APS カップ東京本大会精度日本一を獲得しましたので、次は 飛距離日本一獲得を狙います (‘・ω・́)ゝ


そうです、今週土曜日、27日に開催される EasySHOOOOOTING! 主催最強スナイパー決定戦に参戦します!

特に MATCH 3:ロングレンジスナイプ は、最長 99m の距離での射撃であり、間違いなく日本最長のシューティングマッチとなるでしょう。もちろん、ただ飛ぶだけでなく、的に中てなければその飛距離は認められないので、飛距離と精度の両立が必要となるわけです。



果たして、0.989J 以下で、どこまで飛ばして中てられるのか? とっても興味深く、試合が楽しみです (^_-)-☆















  

シューティングマッチを引退します……………………(※)

第28回 APS カップ 東京本大会 ライフルクラス オープンサイト部門優勝 & グランドチャンピオンを獲得後の7月下旬、実は右手に違和感を感じていました…

そして、8月頭にモトクロスの練習に行ったらトドメをさしたようで、右手が激しく痛み、握力が 13kg (通常値の 1/4 )まで落ちていました。行きつけの整形外科にいったところ、右手前腕の筋肉炎症・末梢神経麻痺との診断。APS カップ東京本大会前に練習しすぎたのが原因かな… orz



8月末の JSC までに治らないものかとエントリーしたままだったのですが、結局、無理で DNS ( Do Not Start )。限られたエントリー枠を無駄にしてしまい申し訳ございませんでした。

あれから 2 ヶ月近くリハビリに通い続けていて、握力もだいぶ回復し、日常生活やバイクに乗るには支障がないレベルまで戻ってきたのですが、いまだに 右手でガンを持ち上げる&保持するという動作=ホルスタードロー & ストロングハンドオンリー が痛くてままなりません

先週土曜日 22日から JANPS の優先エントリーが始まりましたが、JANPS もエントリー枠が限られており、これまでの経過からみて、私の右手は一か月半後の11月11日までに治りそうにないと思われるため、今年の JANPS にはエントリーしないことにしました



私、バットンは シューティングマッチを 引退 します (※)













…が、よく見てください、「 」付いてます。この ※ は 「 ※ ただし、引退は ホルスタードローがあるセンターファイヤーピストルのシューティングマッチに限る 」です face03



ライフル ( APS カップ / エアライフル )なら、右手は添えるだけ だから問題ないし、








APS カップ ハンドガンクラスは、ブルズアイとプレートを 左手で撃てば無問題 でーす ( ̄ー ̄) ニヤリ



※ 「右手が痛い痛い」と言っていたら、石井健夫さんに「だったら左手で撃てばいいじゃん」と言われて目からうろこでしたw 石井さんも右手を傷めて左手で練習していた時期があったそうで、右手痛は練習しすぎるシューターの宿命みたいなものなのですね (;^ω^)


昨日開催された APS カップ ハンドガンクラス 公式では、左手撃ちで 150-2X でした。私の左手は、さすがに私の右手にはかなわないけど、これまで JANPS / PMC 等々で アンビデクストラ の練習をしてきた成果か、そこそこは撃てますね。

これからは、APS カップ ハンドガンクラス (勝手にアンビ ディビジョンでエキスパートバッジ獲得 ( 170点以上 ) を目指して左手で精進することにします (‘・ω・́)ゝ




そして、2019年には 引退を撤回 して JSC / JANPS に出場できるよう、これからもリハビリをがんばります! そっち系シューターの皆様、いずれ、また (^.^)/~~~















  

【製品試験】 流速ルーズバレル 6.10 OF ( prototype ) / BLS バイオBB弾 0.45g

精度日本一を獲得した APS-2 流速☆極、そのチューニング理論を基にした新製品 流速ルーズバレル 6.10 OF の実証試験機を製作しました。名付けて…


APS type96 流速☆OF



この機体には、流速ルーズバレル 6.10 OF電動ガン用 275mm と同じディメンションのプロトタイプバレルを装着しています ( type96 チャンバーに合うよう加工済 ) 。



実射テスト結果

■ 計測日 : 2018年7月18日
■ 計測場所 : Gunsmith BATON 八王子店 シューティングレンジ
■ 計測方法 : ベンチレスト固定。 10m ・ 10発 × 3回
■ ターゲット : APSカップターゲット( 10点圏円は外径 21mm )
■ 使用BB弾 : [ BLS ] Ultimate Heavy バイオ BB弾 0.45g (選別済)







集弾性の良さはもちろんですが、30発で 1発も 10点圏円外に出ない 安定性の高さ がポイントです。

流速☆極チューン は、もともと APS カップでの好成績を目指し、「いかにフライヤーを減らすか?」という命題のために考案したチューニング手法であり、流速ルーズバレル 6.10 OF でも、その理論を具現化できています。

[ BATON airsoft ] 流速ルーズバレル 6.10 OF は、電動ガン用 275mmGスペック用 303mmM40A5用 330mmVSR-10用 428mm で 今秋発売予定!





精度日本一を獲得した APS カップ本大会、そして、この実射テストで使用した BB 弾は、サンプル輸入した [ BLS ] Ultimate Heavy バイオ BB弾 0.45g です ( ※生分解の PLA 素材で 金属粉は含まれておらず、磁石に付きません) 。

また、『 30m チャレンジ 』という遠距離射撃競技では、この重量バイオシリーズの 0.43g が主流になっているとのこと。蔵前工房舎でお会いした 30m チャレンジに参戦しているお客様のご要望で 0.43g も仕入れます。 8 月上旬入荷予定でご予約開始!



※ 2 袋までは全国送料一律378円のネコポス発送対応 ( 3 袋以上の場合は発送方法で宅急便をご選択ください)





※ パワー規制 ( 0.989J 以下 ) は、0.45g : 66m/s 以下0.43g : 67m/s 以下 です。















  

流速☆極、精度日本一獲得!

2018年7月14日、東京都立産業貿易センター台東館で 第28回 APS カップ 東京本大会 ライフルクラス が 開催されました。


結果…



オープンサイト部門 優勝
バットン
181点-6X



勝ちました!(≧▽≦)






フリーサイト部門 優勝
KEIKO さん
188点-7X



APS カップ史上、初の女性チャンピオン です!
本当におめでとうございます!






そして、本大会の両部門優勝者 2 名、2018 年度公式戦の両部門最高得点者 2 名 ( アベさん、イザワさん )、計 4 名で争われるシュートオフ、 『 グランドチャンピオン決定戦 』が行われ、






結果、



勝ちました! (≧▽≦)





APS-2 流速☆極 で日本一を獲得し、
その高精度を実証しました (*^^)v



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流速☆極 チューン理論を ポン付け で実現する新製品、『 BATON airsoft 流速ルーズバレル 6.10 OF (オーバーフロー)を開発中! 電動ガン用M40A5用Gスペック用VSR-10用の全4種類を この秋 発売予定! 乞うご期待 (^_-)-☆


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~






こうして、上手くいかなくても、失敗しても ひたすらに撃ち続けてきた、私のシューティングにかけてきた情熱がついに実りました!

…が、しかし、点数は 181 点 で、公式戦のパーソナルベスト更新ではありますが、グランドマスターバッジ獲得の 185点 には、またも届きませんでした orz

25年に及ぶ APS カップの歴史で、いまだ二人(吉田さん、石井健夫さん)しか達成していない、ハンドガン・ライフル両クラスでのグランドマスターバッジ獲得、ダブルグランドマスター を目指して、今後も精進を続けます (‘・ω・́)ゝ





…と、その前に

開催まで一か月半となりましたので、

今度は鉄板撃ち、

JSC モード突入!

今年こそ90秒切りたいィィィ!(≧▽≦)
















  

【流速☆極】 APSカップ公式戦 優勝…「次回こそ!」

5月27日、東京都すみだ産業会館サンライズホールで開催された APSカップ 蔵前工房主催 公式練習会ライフルクラス に、APS-2 流速☆極で参戦してまいりました。





第一競技は プレート。15枚を倒して最後の一枚までいきました。しかし、そこで膝がガクガク震えてきて、「怖い…早くラクになりたい (>_<) 」 とマッチプレッシャーを克服する前にトリガーを引いてしまい、案の定ミス。自分に負けて 54点 / 60点満点中。





第二競技は ムーバー。前は得意種目だったのですが、ここのところ中ってなくて、自信がないままシューティングボックスに立ちました。「そんな気持ちで挑んだら、そりゃそういう結果になるわな…」という感じの 5 枚ミスで 30点 / 40点満点中。





ここまでで、16失点となってしまい、グランドマスターバッジ ( 185点以上 )獲得 の可能性は消えました。あと 4点減点でしのげれば マスターバッジ ( 180点以上 ) 獲得ではあります。

第三競技は ブルズアイ。第一ターゲットを撃ち終えて確認したら 2 ミスの 46点 / 50点中で、すでに土俵際。

「さすがに最後をクリーンは無理だな…」と諦めモードでしたが、「兎にも角にも最後まで、1発1発を丁寧に撃とう」 と淡々と撃ちました。

こうして 全競技の 46 発を撃ち終わりました。第二ターゲットをサブジャッジのアベさんが回収しにいきましたが、もう一人のサブジャッジである石井さんと、私のターゲットをチェックしながら 渋い表情で目配せしていたので、結果は推し量れました…










…くっ! ひっかかった (+o+)


結果、第二ターゲット 満射 で、ブルズアイ 96点! 合計 180点-4X で、マスターバッジ獲得! そして、オープンサイト部門優勝です! ( 3月18日の公式戦に続いて二連勝出来ました )




この日のフリーサイト部門の優勝は 石井健夫さん190点-3X ( 同じくマスターバッジ獲得のスコア )。 オープンサイト部門は10点のハンデがあるので、1X 差で総合優勝も出来ました!





バッジを獲れて、アタマも獲れて嬉しかったです!(≧▽≦) …しかし、上記のように、内容は褒められたものではなかったのです。

「次回こそ、自分に克つ!」

これからも、きっとずっと、そう思いながら撃ち続けるのでしょうw さらに精進を重ね、次回 7月14日 『 JASG主催 第28回APSカップ東京本大会ライフルクラス 』に挑みます。







私が競技で使っている APS-2 流速☆極 と同じチューニング内容の MOD24X 流速☆極ホップ調整最弱G&G バイオ 0.33g で撃つと同じセッティングですよ (^_-)-☆




















  

【実戦精度】 下手だから、流速☆極

【実戦精度】 下手だけど、ミリメートルを狙えば… から続く



エアライフルの弾は、4.5mm の鉛ツヅミ弾です。








4.5mmですが、4.50mm、4.49mm というように 0.01mm 単位のサイズ違いで販売されています。



いまの主流は 4.49mm とのことで、その理由は 「弾離れが良いから」 ( = 小径のほうが抵抗が少なくて初速が速く、弾が銃口から早く出ていくから ) とのことだそうです。

射撃競技では射手のブレが着弾に大きく影響するわけで、その影響を減らすため初速は速いほうが望ましいわけですね。





…でも、エアソフトガンの初速 ( パワー ) は日本の法律では上限が決まっています。そこで、流速☆極では インナーバレルを短くすることで弾離れを良くしました。




例えば、0.33g BB 弾で初速 70m/s ( 0.8J ) なら、

インナーバレル長 600mm なら、弾離れまで 0.0085 秒

インナーバレル長 300mm なら、弾離れまで 0.0042 秒

別に計算するまでもない単純な話ですが、弾離れに関していえば、同じ初速なら インナーバレル長を半分にすれば、初速を倍にしたのと同じ効果 となるわけです。







また、流速ルーズバレル 6.10 は、もともと初速が遅い重量弾でも、インナーバレル内での抵抗を減らすことでホップ回転の低減を抑制し、本来のホップ効果を発揮させるため に造りましたが、ルーズのほうが、より BB 弾の誤差による影響を受けにくい という効果もあります。




なので、流速☆極 チューンとはつまるところ、

シューターの影響を減らすための
ショートバレル
+
BB弾の誤差の影響を減らすための
ルーズバレル

という チューニング理論です。ベンチレスト固定の絶対精度を向上させるためというよりも、試合での点数を向上させるため = 実戦精度の向上を目指したチューニングです。



「 シューターにも BB 弾にも完璧はあり得ない 」 と私は思っていますし、「エアソフトガンの精度は、パワーの上限がある以上、物理的限界があり一定レベル以上にはなりえない」とも思っています。

なので、流速☆極は、「 精度アップのプラス方向には限界があるのだから、マイナス要素を減らそう 」 という ゆるいチューニング なのですよ (^_-)-☆















  

【実戦精度】 下手だけど、ミリメートルを狙えば…

APS カップライフル公式から 1 週間後、3月24日の蔵前 APS 週末会で、ライフルクラス・オープンサイト部門のパーソナルベスト更新となる、190点-7X を出すことが出来ました icon22





※ 集光サイトのガードを付けたので、もう大丈夫です! w


実際の試合でこのスコアを出さなければ意味がないのですが、それでも、ここまでの点数を出せるようには成長できたということで、嬉しいことに変わりはありません face01



私は 1 年前に実銃エアライフルのほうも始めましたが、それによりAPSカップも上達出来ました(断言)。なぜなら、エアライフルを撃ってみると 「自分がいかに下手か、いかにきちんと狙って撃っていなかったか まる分かりになったからです…





APS カップとエアライフルターゲットの比較





同じ 10m での競技ですが、APS カップの 10 点は 22mm の円に触れていれば OK なのに対し、エアライフルの 10 点は 0.5mm の点に触れていなければなりません。



土曜日に APS カップのパーソナルベストを出して、日曜日に意気揚々と参戦したエアライフルの足立区定例会では 503点 ( 600点満点中)… ちなみに、エアライフルと APS カップをしている方々、タケさんは 550~560点、イザワさんは560~570点、アベさんに至っては580点以上を出せるレベルです。

分かりやすく APS カップに例えて、タケさんがエキスパートイザワさんがマスターアベさんがグランドマスターだと仮定すると、私はマークスマンにも達しないレベル と言えるでしょう face07





…ただ、だから APS カップが簡単という話なのではなく、APS カップは APS カップで難しいのです。それは 玩具のエアソフトガンでは実銃エアライフルのような精度は望むべくもないから です。

エアライフルで APS カップのターゲットを撃てばそれは簡単ですが、そうではなくパワーは 0.989J 未満で 6mm BB弾 のエアソフトガンですから、自ずと精度には限界があります。例えば 「10mで 10発撃って 20mm の集弾性ならエアソフトガンとしてはかなり良い精度と言えるでしょう。しかし、この集弾性でも APS カップで 100 点を出すのは容易なことではありません。


「あれ? 20mm の集弾性なら、10点の 22mm に収まるじゃない」と思うかもしれませんが、それはベンチレスト固定で撃てばの話です。20mm の集弾性なら、着弾が狙点から 10mm ズレる可能性がある わけで、おおまかに言うと

8点圏 ( 35mm ) を狙って撃てば、
8点かもしれないし、0点までズレるかもしれないし
逆に10点かもしれない

10点圏 ( 22mm ) を狙って撃てば、
10点かもしれないし5点までズレるかもしれない

X 圏 ( 11mm ) を狙って撃てば、
10点かもしれないし8点までズレるかもしれない

X マーク ( 3mm のバツ印 ) を狙って撃つと、やっと、
確実に 10点に入れられる わけです。


エアソフトガンの精度だと 10点かもしれない となってしまうのがややこしくなる ( = きちんと狙えているかどうかハッキリ分からない ) 原因で、 狙点が甘くても逆にズレれば中ってしまう 可能性もあるわけです。

しかし、エアライフルの精度ならば 「かもしれない」 は無くて、狙点が 10 点からわずかでもズレれば10点には中らないし、ましてや、銃を止めることが出来ずに動いているのに「いまだ!エイヤ!」と撃ってしまうと、とんでもないところまで飛んで行ってしまう… ということをまざまざと見せつけられました。

そして、「 APS カップでも、銃が中らないんじゃなくて、単に自分がきちんと狙えてなかっただけだ orz エアソフトガンの精度で 100点を出すためには 3mm を狙わなければダメなんだと、考えてみればいたって当然のことだけどそれまで意識していなかったことに気づけたのです (;^_^A



下手は下手なりに エアライフルを始めたことで、逆に APS カップの難しさが分かり、きちんと狙うよう心掛け、真剣に練習することで、少しずつ上達してきました。





















  

【 APS カップ 】 流速☆極 、両部門制覇! 【 ライフルクラス公式 】

昨日、3月18日、APS カップ すみだ公式記録会ライフルクラスが開催されました。44名の参加者で、これは本大会を除くライフル公式戦での過去最多エントリーとのことで、ライフルも盛り上がってきてますね face05



そして、Gunsmith BATON チューン APS-2 流速☆極が、オープンサイト部門・フリーサイト部門ともに優勝しました!



フリーサイト部門(スコープ)優勝はイザワさん




194-5X という堂々たるスコアでの勝利です。現在のところ今季フリーサイト部門最高スコアで、グランドチャンピオン決定戦への参戦権獲得中です。

しかも、第一競技 プレート、第二競技 ムーバーともにクリーン! ライフルクラス初の200点満点獲得、そしてイザワさん自身のグランドマスターバッジ獲得がかかった最終競技 ブルズアイでは、「さすがに緊張しました」とのことで、少しミスって94点でしたが、それでも凄い点数です !!




イザワさんが今回使用した APS-2 には昨年9月に私の銃と同じ仕様、流速☆極チューンを施工させていただきました。ちなみに、イザワさんも私バットンも、今回の公式戦から、BB弾を G&G バイオ 0.33 g に変更しています。



以前使っていた BLS 0.38g はプラスチック弾でしたが、今度はバイオ弾ですので、イザワさんは、BBボトルに乾燥剤を入れたうえ、さらにマガジンも一緒にジップロックに入れて、そこにも乾燥剤を入れて、「これでもか!」と防湿 していました face08

バイオ弾とはいえ、ここまで管理を徹底する必要はないのかもしれませんが、それでも、湿気により変質する可能性を低減するために、万が一の万が一を考えているわけですね。





そして、オープンサイト部門優勝は私、バットン!



優勝!…ですが、スコアは 171-3X


自慢できるような大した点数ではなく、今回はオープンサイト部門の絶対王者アベさんがフリーサイト部門に出たから & 他の参加者のみなさんがコケたから…という タナボタ優勝に過ぎません (;^_^A



実際、内容も悪くて、大失敗を犯しています。プレート競技、銃口カバーを外した時、たまげました face08 自慢の集光サイトが無くなってる!



金曜日の練習の時までは確かに集光サイトが付いていたのに、いつのまにか脱落していて、いざ競技でレンジに立った時にようやく気付き、激しく動揺して結果もふるいませんでした orz

これは、すべて私の責任。集光アクリルは接着しただけだから脱落の可能性は十分にあって、例え半年以上使っていても、こうして試合当日にいきなりトラブることも予見できたことです。それに、アベさんはピープサイトで 196 点という成績をだしているのですから、集光サイトが無くなったって、落ち着いてしっかり狙えば中てられたはず…


第一競技のブルズアイで激しいマッチプレッシャーに襲われ、膝がガクガクに震えて、5 点を 2 発も撃ってしまったことも含め、自分のシューターとしての底の浅さを反省し、イザワさん、アベさんの二人には まだまだまだまだまだまだまだまだ かなわないと痛感した一日でした。


でも、いずれは… ということで、上を目指して精進し続けます (`・ω・́)ゝ






PS. 余談ですが、試合終了後のフリー練習の時、あきゅらぼさんの APS-3 ライフル化キット ( 9,000円 ) でライフル化した APS-3 を試射させていただきました face02



最大の特徴は APS-3 に無加工で装着可能ということで、このキットを使えば、「 APS カップ東京本大会の時、土曜日に APS-3 でライフルクラスに出て、日曜日にキットを外してハンドガンクラスにエントリーということも出来ますよ!」と池上さんもおっしゃってました。

ライフルクラスも盛り上がってきましたが、いかんせん、認定ライフル競技銃は、MARUZENさん、KSCさんともに生産が途絶えて久しいので、現状、新銃で、誰でも、すぐに、低コストで ライフルクラスに出る方法としては、あきゅらぼさんのこのライフルキットしかありません。

9,000円 とお手頃価格ですし、ライフルクラス 楽しんでみませんか?




そして、本格的なアルミストックの APS ライフルで参戦したい場合は、蔵前工房舎で製作してくださいますので相談してみるといいです。

ただし、中古の本体をヤフオク等で探してゲットして持ち込むことが必要ですし、アルミストック単体で86,400円ですし、APSカップできちんと撃てるような性能にするための本体のチューンは 3万~10万円ぐらいかかると思います ( ※中古本体の状態、どこまでやるかの内容によります。フルチューンのトリガーセットだけでも 5 万円前後しますし )。

また、いまなら フルチューンの APS-2 コンプリートが219,000円で販売されています。



ほとんどワンオフ製作、桑田社長の手作業ですのでそれなりの代金はかかりますが、APS ライフルチューンなら、間違いなく蔵前工房舎が日本唯一かつ日本最高です。




以上、勝手に宣伝でしたw






PS2.
APS-2 への 流速☆極チューン施工は特殊チューンで時間とお金がかかりますし元の銃の状態によりかなり変わりますのでメニュー化しておりません。流速☆極のご相談を承れるのは私、バットンだけであり、私は店にいないことがおおいので、電話ではなく個別にメールもしくはお問い合わせでご連絡ください <(_ _)>
















  

【 APS カップ】 ライフルも " デュアルサイトシステム " です ( ̄ー ̄)

APS-3 狙撃拳銃 弐式 は、「スコープ + ダットサイト」 のデュアルサイトシステムですが、実はライフルの APS-2 流速☆極も、すでに昨年から 2 つのサイトを乗っけています (^_-)-☆







ライフルはオープンサイト部門ですが、フロントサイトを 「ピープサイト + 集光サイト」 のデュアルサイトシステムにしています。



実銃のライフル精密射撃でも使われる ピープサイト ( リヤ:マイクロサイト ) は、とっても精緻なサイティングが出来ます ( ※ 詳細はこちらの記事で解説)。10m 先 の 10点圏、直径22mmの黒丸に対し、

「あ…ガク引きで右にひっぱっちまった orz 」 とか、
「止める前に撃っちまった、8点…ヘタすると5点かも ( ;∀;) 」とか、
「これは X 行ったぁ!」 とか、

ほんの 数mm の狙いの違いが撃った瞬間に分かるほどです face08




…ただ、ピープサイトが優秀なのは白地に黒丸のブルズアイターゲットに対してだけであって、白いプレートや、バックが黒のムーバーに対しては あまりにも無力 (:_;)

そこで、[ APS airsoft ] Phantom ロープロファイル バックアップサイト [ フルアジャスタブル ] のリヤサイトを改造して、集光フロントサイトを追加したのです。



プレート競技とムーバー競技では集光サイトを使い






ブルズアイ競技ではピープサイトを使います



APS カップのレギュレーションでは 「タイプの違うオープンサイトを2種以上付けることを認めます。ただし、仮に4種付けたのなら、4種付けたままの状態で3競技全てに挑んでください。」 とのことなので、取り外しをせず折りたたむだけなら大丈夫 。まさにバックアップサイトの本領発揮!




いままで、集光サイトはピープサイトの穴のセンターに見えるようにアジャストしてただけだったのですが、せっかくのフルアジャスタブル(ピープサイトはリヤでアジャスト、集光サイトはフロントでアジャスト)ですから、プレートのターゲットペーパーを作ってゼロインしてみました 。







覗いて見た感じは集光サイトがピープサイトのセンターにあっても、実は着弾は結構ズレている…ということがペーパーターゲットに撃つとはっきり分かりました。集光サイトのゼロインはなかなか大変で 2 時間 もかかってしまいましたが、納得の出来になりました face05 





今期はAPS カップ ライフルクラスの公式戦が、3月18日、5月27日、7月14日 と、あと 3 回あります。「 3 回チャンスがあれば、一回ぐらいプレートをクリーン、そして グランドマスターバッジを獲れるんじゃないかな (^^ゞ」と目論んで、日々、精進している昨今です。
















  

【流速・極】 APS カップ史上、最高得点を記録!

昨日、10月28日(土) 東京都すみだ産業会館で開催された 『APS カップ 第28期-第1回 JASG主催 すみだ公式記録会ライフルクラス 』 において、



Gunsmith BATON チューン APS-2 流速・極 が

ライフルクラス オープンサイト部門 史上、最高得点となる

196点-6X を記録しました!






…私、バットンが、ではなくて (^^ゞ 、アベさんが記録しました!







実は、東京本大会後、アベさんに依頼されて、流速・極仕様にチューニングしてあったのです。



ほら、アウターバレルにポートを開けてあります。これが BATON airsoft 流速ルーズバレル 6.10 X 303mm + バレルスリーブを使って創る 流速・極仕様の外観上の特徴です ( 流速・極の詳細理論はこちらの記事にて)



ちなみに、イザワさんにも依頼されて、イザワさんの銃も 流速・極仕様にチューニングさせていただいております。APS カップ東京本大会で、アベさんはオープンサイト部門で 4 回、イザワさんはフリーサイト部門で 3 回、優勝しているという、APS カップライフルクラスのツートップです。

そんな凄いお二方ですから、流速・極 チューンでなくても もちろん素晴らしい成績をあげることでしょうけど、これまで自分で自分の銃をチューニングしてきたアベさんとイザワさんが、東京本大会での私の 流速・極 の性能を見て、チューンを依頼していただいたのは、" チューナー " Gunsmith BATON として光栄の至りです!

一方、" シューター " バットン・オーツカとしては 『 敵に塩を大盛で送ってしまった…』わけですが、そこはそれ、仕事と趣味では仕事が優先されますので、当店は誰からの依頼でも承ります (`・ω・́)ゝ








今回、当店が施工した銃ですので、アベさんのシュートを後ろからじっくり観察しました。アベさんは記録がかかっていても常に平常心で集中して撃っていて、テクニックの違いだけでなく、精神力の違いを痛感しました。

アベさんは「真ん中を狙ってトリガーを引くだけだよ」と言いますが、私は「ブルズの第 1 ターゲットで 5 点を撃っちまったから、第 2 ターゲットは絶対 50 点で!」とか、「ムーバーが 1 ダウンで済めばマスターバッジ獲得!」とか、邪念にさいなまれて集中できていませんでした。「グランドマスターバッジをゲットする」という目標に対して気負いすぎてしまいミスを頻発…

私は179点 - 1X総合 2 位でしたが、アベさんとのシューターとしての差は歴然。まだまだ届きませんが、いつかアベさんとショーブ出来るレベルまで行けるよう、ひたすら修練を続けます。





ちなみに、写真左、総合 3 位のタケさんも、[ BLS ] プラスチック重量弾 0.38g を使っていましたので ( タケさんは、この前、蔵前杯で当店が協賛した 0.38g 弾をゲットしたとのことで、使ってみたら良かったので今回から変えたそうです )、BLS BB弾が表彰台を独占! その精度を証明することが出来ました。





こうしてショーバイ的には素晴らしい結果でしたが、私は 9 月のハンドガン公式に続き、またも 2 位… 悔しいので、11月の愛知公式にエントリーしておきました。

2 位じゃダメなんです、ショーブですからっ (>_<)



三度目の正直になるか、二度あることは三度あるか…

















  

【 流速・極 】 二ヶ月かけてマイクロサイト等のセッティング完了 【 APS-2 / MOD24 】

私のとんでもないポカミスで、昨期の精度日本一を逃してしまった APS-2 流速・極

今期はオープンサイトクラス(※)に転身し、再チャレンジを始めたわけですが、7月の本大会後に造り始めて二ヶ月、ようやくセッティングが固まりました。

※ APS カップでのオープンサイトクラスとは(ライフル部門・ハンドガン部門ともに)、ダットサイトやスコープのことではなく、いわゆるアイアンサイトのことです。





なんでフロントサイトをバレルの先端ではなく、こんな中途半端な位置に付けているかというと、サイトディスタンス(※)の適正化 のためです ( ※ フロントサイトとリヤサイトの間の距離)。







上の APS-2 と 下の実銃エアライフル ファインベルクバウとを比較すると分かるように、実銃よりもエアガンのAPS-2のほうが長い のですよ。

APS-2 に装着しているのは実銃用のマイクロサイトであるので、通常通りバレルの先端にフロントサイトを設置すると、サイトディスタンスが遠くなり、フロントサイトの外周とリヤサイトのピープ穴を適切な間隔に合わせようとすると、リヤサイトをかなり前に出さなくてはなりません。でも、リヤサイトを前に出すと、ピープ穴の見た目直径が小さくなる=暗くなってしまいます。

明るく見やすくしようと リヤサイトを後ろに下げると、ピープ穴の見た目がフロントサイト外周に対して広くなりすぎて、正確なセンター出し(=サイティング)が難しくなってしまいます…




ということで、リヤサイトを最適な位置にしておいて 逆にフロントサイトを後ろに下げて 実銃のサイトディスタンスに APS-2 でも合わせたところ、バレル途中にフロントサイトが来ることになった次第です。

実銃のサイトを使っているのだから、実銃と同じ数値に合わせるのがマイクロサイトの性能を発揮させるためにはベストなセッティングであると判断したわけです。こんな風にちょっと変わったスタイルになってしまいましたが、そこはご愛敬 face03





上記のようなサイトの位置だけでなく、サイト高さやフロントリングの直径、そしてストックのアジャストなど、いろいろ試行錯誤を続けてきた結果、満足のいくセッティングとなりました。

そして昨日、9月30日の蔵前 APS 週末会では、189点-8X ブルズ : 98点-8X、プレート : 51点、ムーバー : 40点のスコアを出すことが出来ました!



特に、ブルズアイの結果を見ると、スコープで撃っていたときに引けをとらない集弾で (というか、スコープでも 8X は一回しか出したことがないです)、「マイクロサイトのセッティングはこれでバッチリ!」ということが確認できました (^_-)-☆





~ ここから宣伝 ~


上記のように素晴らしい性能を発揮している APS-2 流速・極 と同じ手法 BATON 流速ルーズバレル 6.10 X : 303mmを使用し、バレルスリーブを装着。スリーブ内の滞留空気の抵抗を低減するために、スリーブとアウターバレルにポート開け。MOD24ノズルをリメイクし、パッキンに対して最適化 で製作する、[ MODIFY ] MOD24 流速・極 受注承り中です!





MOD24 流速・極 で BLS 0.38g を使って最弱ホップで 10m を撃つと、私が APS-2 流速・極で APS カップ ライフル部門を撃っているのと同じセッティングになります。

…ただ、このセッティングは「 10mでベスト!」なのであって、これが、20m、30m. .. 50m の距離となっていくと、最適なホップ、最適な重量のBB弾は自ずと変わっていくと思います ( そもそも、0.38g弾では 50m も飛ばないだろうし (;^_^A )







また、蔵前工房舎 フルチューン が施工された APS-1 GM M97 も、よく中っております!

同日の蔵前 APS 週末会、ハンドガン部門もオープンサイトクラスで 191点-1X ブルズ : 93点-1X、プレート : 60点、シルエット : 38点 を記録しました ('◇')ゞ



APS- 1 / 2 / 3 、Type-96 のことなら、蔵前工房の桑田シャチョーが親切に相談にのってくださいますよ ノシ ( シャチョーは ちゃきちゃきの江戸っ子で口は悪いけどw とても優しいのです face02
















  

【BLS】 超重量BB弾を割ってみたら…

台湾最大のBB弾工場、BLSのフェイスブックに、0.38g ~ 0.50g プラスチック重量弾【 割ってみた写真 】 がアップされていました face02







それぞれの重さで 20発 ずつ割っていますが、ひとつも気泡がなかったそうです。

ホント、BLSの重量弾はフライヤーが少ないです(フライヤーがゼロとは言いませんが、他と比べて圧倒的に少なくて安心して撃てます)。流速・極の集弾性の高さは、銃本体の精度だけでなく、BLS BB弾の精度の高さが大いに寄与していると実感しています。

※ ただ、蔵前工房舎のみなさんが0.38gを使っての反応を見ていると、0.38gという超重量BB弾は、銃の仕様による相性もあるようですので、一概に 0.38g がベストと言い切るわけではありません。流速・極には0.38gがベストチョイスです (^^ゞ







外径はぴったり5.95mm。BLSでは様々なブランドのBB弾をOEM生産していますが、精度が求められる種類は、BB弾のサイズ選別機(※)を2回通して、確実な選別をしているそうです。

※BLSの工場では、蔵前工房舎の選別ゲージのでっかいバージョンみたいな、それぞれのサイズの穴が開いた板をユサユサと機械で揺らしてBB弾を通して選別していました。機械でやるか、自分の手で少しずつやるかの違いはありますが、サイズ選別の方法は一緒ですね。 ( 訂正:いまはBLSのサイズ選別は異なる方法でした )



私が APS カップライフルクラスで使用している 0.38g も、蔵前工房舎のBB弾選別ゲージを通してみたのですが、何度やっても、どの袋でも、ハネなければならないサイズ違いが出てこないので、いまは選別ゲージは使っておらず、封をきったそのまま 無選別で使っています。
(私が APS カップ ハンドガン用に使っている某社 0.30g プラスチック弾は、すべて選別ゲージを通して、サイズ違いをハネて選別したものを使用しています)






BB弾1発で 0.503g とは… さすがにここまで重いと日本の1J以下にはトゥーマッチだと思いますので、当店で扱う BLS プラスチック重量弾は0.38g だけです。





0.38g はサバゲには使えないし(※1)、シューティングマッチでも使える競技は限られているし(※2)、APS カップ ライフルクラスお座敷シューティングで、その圧倒的精度を楽しむぐらいしか使い道がないとは思うのですが、私を含めたごく限られた方向けに販売しつづけます (‘・ω・́)ゝ


※1. プラスチックだからアウトドアフィールドはダメだし、インドアフィールドでも 0.20g 以下と制限しているところが多いし、例えレギュレーションで弾の重さが規定されていなくても、こんな重い弾、当たったら痛いので…

※2. 0.38g もあると、0.8J は 65 m/s と遅いから、タイムを競うスチール系やタクティカル系には向いてないし(練習で数を撃つ競技だと弾代が高いし)、JANPSではレギュレーションで 0.30g までだし、APSカップハンドガンクラスでは 5m - 10m の着弾の落下が大きすぎて使いづらいし… 10m だけを撃つ APS カップ ライフルクラスぐらいしか使い道が思い浮かびません (;^_^A
























  

【APSカップ】 流速・極、ここに極まる!

ついに、「完成形」と言える形までたどり着きました、APS-2 流速・極蔵前工房舎トリガーボックス・コンプリート仕様を装着です!







このトリガーボックス(商品名:ロアフレーム)は外側単品だと 11,924円(単品は完売)ですが、コンプリート仕様だと 38,000円~43,000円(仕様により異なります)で、蔵前工房舎さんで店頭販売しています。

いつも蔵前APS週末会に行くたびに、このトリガーボックス・コンプリート仕様を 「良さそうだなぁ~、でも高いなぁ~ icon10と憧れてショーケースを眺めていたんですが、ついに装着することに致しました!


でもね、高いと言っても、クワタシャチョーがこのコンプリート仕様を造る工程を解説していただきながら眺めていたら ( 完成まで1時間半ほどかかりました)、使っているパーツ代も含め(※)、納得のお値段でした (^^ゞ

ロアフレーム:11,924円スチールシアーA:1,728円スチールシアーB:3,456円スチールセットピン:1,210円、ベアリング付きスチールトリガー:欠品 確か4,000円ぐらい





単にパーツをポン組みするだけでなく、あれこれ加工して、トリガープルの1ステージ(遊び)+2ステージ(シアーを動かして落ちるまで)をアジャストできる機構を追加するなど、ベストの形に創り上げていただききました。APS 職人・クワタシャチョーの長年のノウハウが詰まったトリガーボックスは精密機械そのもの!

そのシアーたちの動きは見ているだけでも美しいし、実際にセットしてトリガーを引いてみると「気持ちイイ~!(≧◇≦)」と嬉しくて練習が楽しくなります face02





…これで APS-2 流速・極 が完成というか、これ以上、変えるべき、バージョンアップすべきパーツが無くなりました w

大雑把に計算しても、いまついているパーツ代だけで20万円以上かかっていますね…(実パーツ・ワンオフパーツがテンコ盛りだし (^-^; )

ここにさらにワンオフパーツ等製作のための Gunsmith BATON チューナーの工賃を計算したり、流速・極を造るために下敷きとなった、TYPE-96 流速SPAPS-2 爆音☆流速SP、そして部品取りとなった MOD-24、試してみたけどアップグレードに伴い外したチューニングパーツ、造ってはみたけどあまりよくなくて没にしたパーツたち 等々を考えると……計算したくないほどのお金と時間をかけてココにたどり着いたわけです(;^_^A



ま、自分はチューニングショップのシャチョーですからね、自分が趣味にお金と時間を使わないでは、お客さんに「チューニングしましょう!」とか「パーツを買ってください!」とは言えないわけですし (^^ゞ

そして、こうして手間暇かけて精度を追及したエアソフトガンを創ることで、そのノウハウ・理論が Gunsmith BATON のチューニングに反映されますので、APS カップにかけたお金と時間は投資 みたいなものということで w






PS.

APS-2 流速・極 のチューニングは、ベースのAPS-2の状態によって工数や使用パーツが変わるのでメニュー化は出来ませんが、「応相談」で製作を承ります(お問い合わせはこちらのフォームから)。応相談と言うと怖いかもしれませんが 何十万円もかかりませんよ、Gunsmith BATON の通常のチューンの価格帯のようなレベルです。



すでに、APSカップライフルクラスのトップシューター3人から 流速・極 仕様 の制作依頼を受注しております。その3人が実際に試合で流速・極を使うか否かは、それぞれのシューターさんが銃の出来をみて判断することですし、流速・極がAPSカップライフルクラスの絶対のチューンとも言いませんが、もちろん、お客様のチューニングはこうして完成した自分の 【 流速・極 】を超えるように全力で良いものを創ります (‘・ω・́)ゝ


みんなで、それぞれ納得できる銃を使って、さあ、ショーブショーブ! (^_-)-☆

















  

【10mで0.5mmの精度】 実サイト搭載!

憧れの実サイトを載せました! とはいっても、AimPoint でも EOTech でもなく…


ファインベルク・バウです!face03






ファインベルク・バウは精密ライフルメーカーで、その中古マイクロサイト(リヤ)&フロントサイトをエニスさんでゲットして APS-2 流速・極 に装着いたしました。







…とはいっても、このサイトの装着はそう簡単ではなく、リヤは VSR-10用 20mm/10mm マウントベースを加工して装着し、その上にハイマウントを介してマイクロサイトを乗せています。フロントは純正フロントサイトの形状のマウントを削り出しでワンオフ製作して装着しています。





なんで、こんな面倒なことをしてまで、スコープからマイクロサイト (オープンサイト部門 ※ )に変えたかというと、実銃エアライフルで初めてマイクロサイトで撃ってみて、その精度に感動したからです。

※ APS カップでは、目とターゲットの間にレンズがないアイアンサイト・ピープサイトを【オープンサイト部門】スコープ・ダットサイト等を【フリーサイト部門】と呼びます。どうも自分の感覚的には逆であり、いまだに意識して言わないと間違えます (^^ゞ



リヤサイトはマイクロサイトと呼び、極小の穴が空いたピープサイト








フロントサイトは筒になっていて、なかに穴の開いたプラスチックレンズ(この穴のフチが斜めになっていてフロントリングになります)が入っています。これでサイトを覗くと…







こんな風に見えます。目のピントはフロントサイトに合わせますので、図のようにリヤサイトとターゲットはボケるのです。リヤサイトとフロントサイトの外周でセンターを出して、さらにフロントリングとターゲットの黒点をセンターに合わせて撃ちます。

エアライフルを始める前は「スコープもなしに 10 m 先の 0.5 mm (エアライフルの 10 点は 0.5 mm の点に弾痕が触るか否か)を狙うなんて無理…」と思っていたけど、きちんと狙えれば中てられるし、「あ! 右下に振っちまった」って思うと、ちゃんと右下に外れてます。実際にマイクロサイトで撃ってみると、人間の目は完全な同心円かズレているかを、かなり正確に感知することが出来ると分かりました。

こうして「人間の目ってスゲー!(゚Д゚;)」と感動したので、エアライフルの練習も兼ねて、APS カップ でもオープンサイト部門に転向してみた次第です (^_-)-☆





でも、こんな無理やりなワンオフ製作ですし、実サイトをのっけてからが大変… ゼロインに苦労しました face07



なんの数値もなくとりあえず付けたので、フロントとリヤの高さが合ってないことは予想できました。まずは A4 のターゲットを作って撃ってみると大きく左下に外れており、マイクロサイトの調整範囲を超えています。







フロントサイトはこれ以上下げられないので、リヤサイトを可変式のハイマウント(これも実銃用)を使って高さを合わせます。左に大きくずれていたのは、フロントサイトのセンターが出ていないかったので、回して調整しました。

…と、ここで、アウターバレルが緩んでいることが判明し、蔵前工房舎の桑田シャチョーにアウターバレルのセンター出し&固定を施工していただきました。同時にシリンダー後部のピン止めも施工していただき、いろいろ教えていただきました (^_-)-☆







そして、ようやく黒丸に入るようになってきてから、実際にターゲットに撃ってゼロイン。オープンサイトの場合はターゲットのどこに中っているか見えないので、このような監的スコープを使って着弾を見ながらゼロインしていきます。





こうしていろいろ調整して、2時間かけてゼロインした結果…






はい、オープンサイトで 100点-3X 出せました (*^^)v







このように、ライフルのオープンサイトは楽しいと思うんですけど、銃を造るのがとにかく大変… 今年の APS カップ東京本大会も、スコープのフリーサイト部門は 79 名の参加だったのに対し、オープンサイト部門はたったの 17 名 (;^_^A

マイクロサイトを載せるための銃造りは、お金も時間も手間もかかるし普通の人はなかなか造れないから、そりゃ自然とスコープのほうに集中しますよね… 先日展示されていた試作品、箱出しでマイクロサイト搭載APS-3 RIFLE CUSTOM の市販化が待たれるところです face06











PS.

実はいま、倉庫での在庫搬入・搬出作業中に左手親指を激しく突き指し、左手首までギプス固定してます (^^ゞ





…100点取れたのは、ギプスのおかげかもねw














  

ルーズバレル6.10 を使った 【 APS-2 流速・極 】 を創ってみた ('◇')ゞ

いよいよ今週末は APS カップ東京本大会が開催ですね!


試合直前に銃のチューニングを大きく変えるのはリスキー ということは分かっているんですが、「 さらに性能向上出来るかもしれないチューニング手法を思いついてしまったからには試したい。いまの自分に出来ることはすべてやって 全力を尽くして競技に挑みたい と思い、APS-2 OR を一から創りなおしてしまいました (^^ゞ



その名も APS-2 流速・極 ( きわみ ) です!

新たなチューンの精度は 10 m ベンチレストでのテストの結果…








1 マガジン 24 発撃って、すべて 10 点圏に入りました。





APS-2 流速・極 と以前の APS-2 OR 爆音☆流速SP との仕様の違いは … というか、バレルもチャンバーもシリンダーもトリガーボックスも【流速・極】と【爆音☆流速SP】では違うので、チューニングは完全に別物 なんですけど、要は、




… ということで、ノンホップの APS-2 OR をホップ化してしまいました face03






苦労してコンバートした MOD24 のシリンダーですが、PDI トリガーボックスとの相性が良くないようでシアーがかからないことがあったり、APS-2 のマガジンとの相性も完ぺきではなく装弾時にノズルがひっかかることもあったので、結局、APS-2 ノーマルシリンダーに戻しました (^^ゞ


MOD24 のチャンバーは、APS-2 より太いので旋盤でまわりを削り、マガジンも合わないのでフライスでマグウェルを削り、その他もろもろの加工が必要で( MOD24 と同様、APS シリンダーヘッドにも、ホップパッキンの最適位置にBB弾をホールドできるよう ノズルの延長加工を施工しています)、移植は結構な大手術でした。それでも自社パーツ、ルーズバレル 6.10 X を使ってみたかったのです face06

ルーズバレル 6.10 X は、M40A5 / G スペック用の303mmの短いほうを使い(※)、爆音☆流速SP で創った穴あきインナーバレルガイド流速・極でもそのまま使っています。

※この個体に使ったのはルーズバレル 6.10 X の生産試作品で、Anti-oxidation Treatment (抗酸化処理) が施工されていませんが、各部数値は間もなく入荷の製品版と同じです。





こうしてベンチレスト射撃で銃の精度が出ていることは確認できたので、次は実戦テスト。ブルズアイ立射( 10m ) 10 発を 6 回で 計 60 発 撃ってみました。






結果、1 回目: 98-4X 、 2 回目: 96-3X 、 3 回目: 96-2X 、 4 回目: 98-5X 、 5 回目: 98-3X 、 6 回目: 98-4X  平均 : 97.3 - 3.5X

天使のわけまえ (フライヤー) を完全にゼロにすることは出来ず、そして明らかに自分のトリガーミスもありますので、100点を出すことは出来ませんでした。

でも、ブルズアイを 6 回、60 発撃っても、 1 発も 5 点圏まで飛ばなかったので、かなりの上出来と言えるでしょう face05

BB 弾とインナーバレル内壁との接触抵抗を低減(= BB 弾の精度差による影響を低減) & BB 弾をエアで包む整流効果が期待できる ルーズバレル 6.10の使用により極端なフライヤーを抑えることが出来たと思いますし、また、ショートバレル化により BB 弾のインナーバレル内滞在時間を短縮させることで射手のミスによる影響を低減出来ていることも実感しました。





さ、これで銃は完成! Gunsmith BATON チューンと、BATON airsoft チューニングパーツ、台湾ナンバー 1 の BLS BB 弾 を信じて、あとは一心不乱に撃つだけです。今週末、日本一の精度を目指してまいりまーす (`・ω・́)ゝ
















  

【APS-2 流速】 バレルに穴開けでパワワップ (^_-)-☆

APS-2 OR 爆音☆流速SP デビュー! 結果、から続く



昨日、蔵前APS週末会に参戦して参りました。結果、

191-6X

ブルズアイ競技 : 100点-6X(100点満点)
プレート競技 : 57点(60点満点)
ムーバー競技 : 34点(40点満点)





公式戦ではシューター・バットンのふがいなさで惨敗しましたが、シューターのメンタルに左右されにくい(ほぼ毎週やっているし、慣れている場なのでリラックスして撃てる)蔵前では、きちんと Gunsmith BATON チューニングの性能を発揮することが出来てほっとしました (^^ゞ

ライフルクラスのほうでブルズアイ 100点 を出すことはなかなか難しく(10mの距離ではどうしてもフライヤーの影響を受けやすく、96点98点は出せるのですが、10発パーフェクトに飛ぶ100点は難しいのです)、ワタクシ、ライフルクラス参戦3年目にして、記録が残る点取りでは 初めての 100点 クリーンでした!





先週の公式の後、ヤフオクジャンクで手に入れた錆びあり PDI νトリガーを磨いて調整して装着。また、将来的にオープンサイト(ピープサイト)に移行することを踏まえ、20mm/10mm両レール対応の LayLax 東京マルイ VSR-10 用 PSS10 リアルマウントベース を加工して装着しましたが、性能に関する部分は公式戦から変わっていません。



で、公式戦の時の仕様(性能面での完成形態)で、まだ書いていなかったチューニングが1つあります。それは…



アウターバレルの真ん中付近に Gunsmith BATON ステッカーが貼ってありますが、








よく見ると… インナーバレルガイドとアウターバレルの途中に穴を開けてあるのです

インナーバレルカット後、インナーバレルガイドを装着しましたが、インナーバレルをノーマルの約半分の 300 mm にカットしたので、都合、インナーバレルガイドも 300 mm もあります。

これだと、インナーバレルガイドが長すぎて、内部に滞留してる空気が発射時に抵抗になるので(※)、インナーバレルガイドが始まってから 100 mm ほどの位置で左右に穴を開け、さらにアウターバレルにも内部から外部へ圧力が抜けるように左右に穴を開けています。

※インナーバレル内に BB 弾があるとき発射の高圧エアで加速していきますが、大径のインナーバレルガイド内に BB 弾が出ると、高圧エアは BB 弾の周囲を追い越し、BB弾を包むだけで加速は終わっているので、BB 弾がインナーバレルガイド内に滞留している空気を押しのけることが抵抗となります。


この穴を開けると、0.2g BB弾使用で約 5 m/sec 初速が上がりました。

これは別にパワーアップのための穴開けではなく、余計な負荷を減らすことが目的の穴開けなので、スプリングを調整してアップした分の初速を下げて 0.38g で66m/sec (0.8J)前後になるように再調整してあります。



さあ、これでようやく APS-2 OR 爆音☆流速SP くんも完成です。次の公式は、いよいよ年に一度の APS カップ東京本大会です! 今度こそ、マッチプレッシャーに負けず平常心で撃つ! …撃てるといいなぁ (^^ゞ





PS.
ちなみに、昨日の蔵前APS週末会で、ハンドガンクラスのほうも、ブルズ100点を獲得し好調なのですが( 186-2X )、来週のハンドガン公式で、公式記録パーソナルベストの178点を超えられるか否か、いまからドキドキしてます (;^ω^)
















  

【APSカップ公式】 APS-2 OR 爆音☆流速SP デビュー! 結果、

決戦は土曜日から続く



【第一章 蔵前→錦糸町→世田谷→掛川】


時系列を追って記載。26日(金)1300蔵前工房舎。昼食から帰社したクワタ社長の手により、APS-2 OR 爆音☆流速SP へアルミストックを装着。

同日1420、蔵前工房レンジへ前日調整に訪れていた、イザワさん、ナカツガワさん、タケさん、ナツアキさんと5人で点取り。APS-2 OR 爆音☆流速SP で、192-4X を記録。性能を確信。明日の公式はTYPE96 ではなく、新造のAPS-2で挑むことを決断。



27日(土)0800APSカップ JASG主催 すみだ公式記録会ライフルクラス会場到着。設営お手伝い。同日1030 競技開始。




第一競技、ムーバー。1ダウンの38点(40点満点)。競技開始前の3発の試射でも、3Xに入ったこともあり、さらに性能を確信。「デビューウィン!」という言葉が頭を巡る。


同日1140、第二競技、ブルズアイ。1発目Xに着弾。2発目、大きく右にそれて5点着弾。冷や汗が流れるとともに心拍数激増、膝が震え始める。結果、5点×2、8点×3を撃ち、84-2X(100点満点)。我、完全に意気消沈


同日1315、第三競技、プレート。自信を失い、プレートがやけに小さく見える。結果、第一ターン・大ジャマー、第二ターン・中ジャマーに敗北。結果、34点(60点満点)。



スコア 156-2X 惨敗を喫す






… APS カップが早く終わったため、自宅に戻りエアライフル装備に切替。同日1615、世田谷運動公園にて、実銃エアライフルを練習。パーソナルベストを493点から527点に更新。






再び自宅に戻り、次は JANPS 装備に切替。東名高速道路に入る。2030、足柄SA "青" 吉野家でカツ丼蕎麦セットを夕食とする。2130 足柄SA ホテルハイエースにて就寝。





28日(日)3:15起床。メールをチェックし海外取引先との商談、社員への指示、各ECサイトの状態確認等々の仕事を終えた後、ブログ執筆(←イマココ)


本日800、掛川にて、JBC並びにJANPS予備校参戦予定










【第二章 結果は結果。言い訳です (;^_^A 】



てなわけで、APSカップは近年まれにみるほどのボロボロでした。やっぱり気負っていくとしっぺ返しをくらいますね。我ながらメンタルの弱さが嫌になります (-_-;)

言い訳をしておきますと、APS-2くんは、まだトリガーボックスがノーマルで、ちょっとトリガーの引きが重くてストロークが長かったのです(TYPE96はPDIのトリガーボックスを入れてギリギリまで詰めています)。

ブルズで5点に外した後、トリガープルが気になるし、逆に気にしすぎてガク引きするしで、「やっぱりノーマルトリガーじゃ厳しいんじゃないか…」とか考えてしまいました。調子が良い時はこのトリガーでも問題なかったのですから、余計なこと考えずに、「ジワリとトリガーを引く」ということだけに集中すればよかったんですけどね。



まだ、トリガーを変えていなかったのは、「パーツが結構高いから、まああとでいっか (^^ゞ 」と思っていたからなのですが、こうして失敗すると、納得のいくまで銃を仕上げていなかったことが悔やまれます…



トリガーボックスが高いとはいっても、パーツ類で一番高いのはアルミストックで、今回はウェイトやらなんやらオプションを付けたので、結局、ほぼ10万円かかりました (なにげに、中古で買ったエアライフルのバウくんより、このAPS-2のストックのほうが高いです (;^_^A )。

APS-2のノーマルストックは、形状がプローン主体のスナイパーライフルのもので、立射競技には向かないので、こうしてみんな、アルミストックを買ったり自作したり、昔発売されていた木ストを着けたり、あるいは実銃用ストックを加工して装着したりしています。



正直、APS カップライフルクラスは、銃を作ることから始まるので敷居が高いと思います。残念ながら、現在、APSカップライフルクラスに参戦可能なエアソフトガンは生産されていないので、自分のようにこうしてヤフオク等で中古で買って自分で手を入れていくか、もしくは蔵前工房舎でコンプリートカスタムを購入するかぐらいしかないですね(参戦出来るレベルになるまで、結構な手がかかりますので、蔵前のコンプリートもそれなりの値段がするのは仕方ないです。自分で作ってみると、クワタ社長の苦労、かかる工賃がよく分かります)。



シューティングマッチには、実銃エアライフル APS カップハンドガンクラスのように、ノーマル箱出しの性能で十分なので、銃に手をいれることなく、シューターの技量だけで勝負出来るもの、

APS カップライフルクラスJANPS ・ ビアンキカップのように、ノーマルでは勝負にならないので、銃を作ること+シューターの技量で勝負するもの、


の 2 種類があるかと思います。どちらのシューティングマッチも好きなんですけど、もともと銃をイジるのが好きで Gunsmith BATON を始めたワタクシですから、そりゃ一生懸命に銃を作ることも楽しんでいるわけなのです (^_-)-☆






【終章 まん " 銃 " こわい… ]



そんなこんなで、APSカップライフルクラス終了後、「やっぱり試合のマッチプレッシャーは恐ろしい…」って話をしていたら、石井健夫さんに、

「だから言ったじゃん、『シューティングマッチにハマると大変だよ』って。ロスの空港からイチローさんの家に行くレンタカーのなかで確かに言った。説明責任は果たしているから!』

と言われました。確かにそう聞いた記憶があります (;^_^A 思い起こせば5年前、ワタクシがシューティングを始めたきっかけは、石井さんが Gunsmith BATON アキバ店シューティングレンジで開催していた『PMC練習会』に参加したからですし、そのあとも、ことあるごとに、石井さんにいろいろご指導を受け導かれ、APSのセカイに飛び込んだのも石井さんがきっかけでした。


いまになって、こうして何度となく痛い目にあって、ようやく石井さんの言葉の意味が分かってきた気がします。



シューティングマッチにハマると

楽しくて、楽しくて、やめられない!

こりゃ大変だ (^^ゞ




さて、今日もいっぱい撃ってきまーす ノシ























  

【 例のアレ、完成 】 決戦は土曜日

精度アップのためのバレルカットから続く



たぶん、ギリギリ間に合った、


ずっと作っていた、APS-2 OR 爆音☆流速 SP の内部機構完成!






さきほど蔵前公房舎に電話して APS ライフル用アルミストックの在庫を確保しておいてもらったので、明日、装着。実際に APS カップのステージを撃ってみて、問題がなければ、明後日、土曜日のAPS カップ JASG主催 すみだ公式記録会ライフルクラスにて、こいつをデビューさせる予定。



Gunsmith BATON チューンの性能を証明できるか否か、

いざ、ショーブ、ショーブ! (^_-)-☆





















  

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(株)バトンTrading
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エアソフトガン&パーツブランド BATON airsoft 、海外製エアソフトガンショップ Gunsmith BATON 、日本最大のシューティングレンジ BATON Range 、APSカップ競技銃チューニングショップ 蔵前工房舎 、オフロードバイクショップ『 Bivouac所沢 』 、電動オフロードバイク『 CAOFEN
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