予算とリスク
これから出たいと思う人も観客も、「で、いくら?」ってのが一番気になる情報だよね
まずは予算、ぶっちゃけ自分のラリー・モンゴリア2012への参戦予算は概算で
まずエントリーフィー(バイク輸送費含む)が合計117万8000円、自分の渡航費用(ホテル代も含むパッケージツアー)が18万3000円、ラリーマシン購入費・自分用への改修費用・GPSなどの追加などマシンで約200万円、モトクロスウェアやプロテクター・テントなどの装備品関係約20万円、東京から四国へのバイク輸送費(マシンの船への積み込みは愛媛)や小栗さんとの打ち合わせの交通費他約10万円、その他諸費用10万円…
ってな感じで、すべてを含めるとかなりの金額がかかります。BAJA1000のときの総予算約150万円が可愛く見える金額ですね(^^ゞ
…でも、一生懸命働いてきて、自分が海外ラリーに参戦できる環境が、いまなら資金的にも会社組織的にも整ったんです。
未来永劫続く会社はないので、株式会社バトンTradingもいずれ消えます。いまは順調にいっているからいいけど、いつコケるか分かりません。「いつまでもあると思うなGunsmithバトン」ですから、行ける時に行っておかないと、次はないかもしれないので、今年行くんです (`・ω・´;) b ビシッ!!
そして、みんなが心配するリスク ウィキペディアに載っていますが、ラリー・モンゴリアでは過去に一人死んでます。
レギュレーションで、衛星携帯とGPSの持参は義務付けられていますが、このGPSはBAJA1000やパリダカのような、バイクの現在位置を主催者が確認するGPSではなくて、ライダーが現在位置を確認するためのナビゲーションのGPS。すなわち、主催者からライダーの居場所が分からなくなって遭難もありえるわけです。
車両位置確認のGPSはSSERさんも検討しているようですが、まだ実現していないということは、きっとお高いんでしょう(^^ゞ
でも、衛星携帯電話とナビのGPSがあれば、生きていればなんとかして連絡して帰ることが出来ますし、主催者も毎日、カミオンバレレイ(最終車両)で動けなくなったライダーをピックアップしてくれます。
ラリーですから、どんな危険があるか分かりません。主催者が万全の安全対策をとってくれていても、最終的にはライダーの自己責任。自分を守るのは自分だけのセカイであり、それは覚悟しています。
…ちなみに俺の大学時代からの仲間、はまおが心配してくれてコメくれました
止めときなせー 物には順番というものがある。まずは、国内のエンデユーロに家族連れで参戦して、実績を積んでからにしよう。全レース完走が最低条件で、できれば表彰台が望ましい。
去年のBAJAの動画も見たが危なっかしい。本職のプレスとして、同伴がいいかと。無謀だ。
国内レースやスキーなんかで、まずは体力着けないと無理だよ。オグショーさんたちは別格なんだから。
小栗さんだって、別にスーパーマンじゃない、すんごく苦労しながらラリー走っているんだ。逆にスーパーマンではない普通のライダーでもラリーを一生懸命に走っている。
俺は、JNCCのFUN-GP(90分)で300台中30位に入るぐらいの走りは出来たし、ブルベで自転車で300kmを17時間40分で走ったぐらいの体力はある。
そして、俺がいつも取材してきた相手は小栗さんや東福寺さん、そして国内外の現役トップライダーばかりだから、その人達がどれぐらいスゴイのかもよく知っているし、その人達がどれだけ苦労しているのかも知っている。
もちろん一般人のラリー参加者を取材したことも何度もある。ほとんどバイクに乗った経験もないのに海外ラリーを走った人もいる。
BAJA1000に行って実際に感じたし、ラリー・モンゴリアの参加者を見ても、上から下までいろんなライダーがいる。それぞれのライダーにそれぞれのラリーがあるんだ。
まずは予算、ぶっちゃけ自分のラリー・モンゴリア2012への参戦予算は概算で
約380万円
まずエントリーフィー(バイク輸送費含む)が合計117万8000円、自分の渡航費用(ホテル代も含むパッケージツアー)が18万3000円、ラリーマシン購入費・自分用への改修費用・GPSなどの追加などマシンで約200万円、モトクロスウェアやプロテクター・テントなどの装備品関係約20万円、東京から四国へのバイク輸送費(マシンの船への積み込みは愛媛)や小栗さんとの打ち合わせの交通費他約10万円、その他諸費用10万円…
ってな感じで、すべてを含めるとかなりの金額がかかります。BAJA1000のときの総予算約150万円が可愛く見える金額ですね(^^ゞ
…でも、一生懸命働いてきて、自分が海外ラリーに参戦できる環境が、いまなら資金的にも会社組織的にも整ったんです。
未来永劫続く会社はないので、株式会社バトンTradingもいずれ消えます。いまは順調にいっているからいいけど、いつコケるか分かりません。「いつまでもあると思うなGunsmithバトン」ですから、行ける時に行っておかないと、次はないかもしれないので、今年行くんです (`・ω・´;) b ビシッ!!
そして、みんなが心配するリスク ウィキペディアに載っていますが、ラリー・モンゴリアでは過去に一人死んでます。
レギュレーションで、衛星携帯とGPSの持参は義務付けられていますが、このGPSはBAJA1000やパリダカのような、バイクの現在位置を主催者が確認するGPSではなくて、ライダーが現在位置を確認するためのナビゲーションのGPS。すなわち、主催者からライダーの居場所が分からなくなって遭難もありえるわけです。
車両位置確認のGPSはSSERさんも検討しているようですが、まだ実現していないということは、きっとお高いんでしょう(^^ゞ
でも、衛星携帯電話とナビのGPSがあれば、生きていればなんとかして連絡して帰ることが出来ますし、主催者も毎日、カミオンバレレイ(最終車両)で動けなくなったライダーをピックアップしてくれます。
ラリーですから、どんな危険があるか分かりません。主催者が万全の安全対策をとってくれていても、最終的にはライダーの自己責任。自分を守るのは自分だけのセカイであり、それは覚悟しています。
…ちなみに俺の大学時代からの仲間、はまおが心配してくれてコメくれました
止めときなせー 物には順番というものがある。まずは、国内のエンデユーロに家族連れで参戦して、実績を積んでからにしよう。全レース完走が最低条件で、できれば表彰台が望ましい。
去年のBAJAの動画も見たが危なっかしい。本職のプレスとして、同伴がいいかと。無謀だ。
国内レースやスキーなんかで、まずは体力着けないと無理だよ。オグショーさんたちは別格なんだから。
Posted by はまお at 2012年04月29日 19:35
「違うな、間違っているぞ、はまおよ」
小栗さんだって、別にスーパーマンじゃない、すんごく苦労しながらラリー走っているんだ。逆にスーパーマンではない普通のライダーでもラリーを一生懸命に走っている。
俺は、JNCCのFUN-GP(90分)で300台中30位に入るぐらいの走りは出来たし、ブルベで自転車で300kmを17時間40分で走ったぐらいの体力はある。
そして、俺がいつも取材してきた相手は小栗さんや東福寺さん、そして国内外の現役トップライダーばかりだから、その人達がどれぐらいスゴイのかもよく知っているし、その人達がどれだけ苦労しているのかも知っている。
もちろん一般人のラリー参加者を取材したことも何度もある。ほとんどバイクに乗った経験もないのに海外ラリーを走った人もいる。
BAJA1000に行って実際に感じたし、ラリー・モンゴリアの参加者を見ても、上から下までいろんなライダーがいる。それぞれのライダーにそれぞれのラリーがあるんだ。
俺は俺のラリーを走ってくる。
そして家族のために絶対に帰ってくる覚悟がある。
そして家族のために絶対に帰ってくる覚悟がある。
この記事へのコメント
残された者は「なんでもっと強く止めなかったのだろう」と、ずーっと引きずる事になる。
・・・なんて事にならない様に慎重に進めましょうよ。
そうそう無いでしょうけど・・・
仕事上、死んだ人、殺してしまった人、
さらにその家族を結構見てますが・・・
直接関係無くても結構キツい・・・
むしろ羨ましいと思います
思いっきり楽しんで来てください
はい、それはもう、金に物を言わせてできうる限りの万全の安全対策をします!
そしてなにより、「危ないと思ったら無理しない」の精神で、必ず無事に帰ってきます (`・ω・´;) b ビシッ!!
あなたには大切な家族がいて、
あなたの会社には社員がいます
もしあなたが死んでも彼らがどうにか出来るようにしておきたいものですね
“頑張っちゃうと危ないよ(笑)”
バトンさんは色々と経験おありでしょうから失礼かと思いますが、通勤ライダーの私でも納得の一言でした。
「レースも走行会も峠を走るにも、“頑張っちゃうと”つい限界がわからなくなる。あ〜、無理!(笑)って止めれる心構えでね。」
なかなかお顔を拝見する機会も少ないですが、ラリー参加後もいつものステキな笑顔を見れるの楽しみにしてます(・∀・)ノ
はい、もちろん遺言は残していきますよ (`_´)ゞ
でも、危険性で言えば、ラリーモンゴリアは、「リアル☆チキチキマシン猛レース」だったBAJA1000よりは低そうです、いろんな意味でf^_^;)
>軍曹@ゴーストさん
はい、過大評価も過小評価も危険だし、レースだからと言っていつも以上の自分なんて出せないので、「出来ること」だけやってきまーす d(^_^o)
せめて体が万全の時に行ったって;;
大丈夫、商品はみんな買うから!
だからせめて来年にして;;
いやいやいや「僕はしにましぇーん!」f^_^;)
GPSと衛生携帯があれば、なんとかなりますよ、きっと、たぶん…
体に気をつけて、がんばってください!
(`・ω ・´)b
あざーっす! なにせ自分には前科があるので、「大丈夫っす!」とは胸を張って言えませんが、とにかく無事之名馬を目指して行ってきまーす(`_´)ゞ
頑張ってください、ご健闘をお祈りしています。
ラリーって、それだけ熱中できる魅力があるんですね。
私も見てみたいなぁ(*´▽`)
安全第一で頑張って下さい!(*・ω・)ノ
あざーっす (`_´)ゞ
自分は下手の横好きでドタバタと這いずりまわるだけですが、ささやかな冒険なのです!
たぶん、乙夜さんが生まれるか生まれないかの頃、テレビでパリダカの中継をやっていて、そのイメージにやられてしまっているんです、おじさん世代はw
はい、めいっぱい気をつけます(`_´)ゞ
「人間万事塞翁が馬」 サバゲで転んで足を追っちゃう自分ですが、意外とデンジャラスそうな砂漠だと無事に終わる…といいなぁd(^_^o)
生きて帰ってください!
誰にも阻止できないし、覚悟の上で望んでいるのだから。
出来ればうちの御守を持っていけ…
と、言いたいところだけど…
これ、何の役にも立たないのよね。
帰ってくると言っているから、特に心配もせず、お茶でも飲んで帰りを待つ。
とうとう行きなさるかー
まあ「頑張って」だの「気をつけて」だの、耳にタコが出来るほど聞いてるでしょうから私は言いません
せっかくの一大決心!存分に楽しんできてくだされ
戻ってからのレポートを楽しみにしとりますよー
Φ∀Φ)
あざーっす! こうしてみなさんの心配してくれている気持ちが、いざというときの自分の判断と行動に冷静さを付加してくれます。
「みんな待ってるんだから、意地でも無事に帰らなきゃ!」
って、心から思います。気をつけて行ってきまーす!
現地からの、痛快なレースレポート期待してますよ!!
いや、ロードと違って、オフロードは絶対に転ばないのは小栗さんでも無理なんです。前回のBAJAでも、チームのみんなが数えきれないほど転んでいます(^_^;)
深刻なダメージを受けるような転倒をしないように、努力しまーす!