DAY2 その3
難所は川渡だけではありません。2日目になると街から離れたせいか、基本的に走る道は車の通らない幅の小道ばかり。これは現地の人もバイクで移動するか歩いて移動するかの道で、使われていることは間違いないんですが、重機が入れるようなところではなく、整備は基本的に人力しかないような道…
なので、どんどん荒れていきます。ですが、そういう荒れた道が大好きなオフローダーであり、そういう道を走りたくて、わざわざラオスまでやってきたわけであり、どんどん楽しくなっていくわけですw (^^ゞ
基本的に走る順番はガイドのニャイ、10年ぶりにオフロードバイクに乗るニシオさん、自分、最後にGOさん。という順番ですが、珍しく前から3人を写真に納めています。
このとき、ドロドロの上りでニャイがスタック、それにつられてニシオさんもスタック、その後ろでGOさんが止まって待っていてあげていたんですけど、自分は止まると上りの再スタートがつらいので、スタックしている2人を横目に平らになっているところまで先に一気に上ったわけです。人を助ける前に、まず自分の安全を確保しないとね (;´∀`)
西尾さんは自力で脱出し、そのあと、坂を下りてニャイを手伝おうかと思っていたら、ニャイもえっちらおっちらなんとか上ってこれました。この3人のなかで、一番、初心者なのはガイドのニャイであり、そのニャイが自分が安全だと思うペースで先頭を走るので、ツアー全体はゆっくりとしたペースになるのです。でも、それでいい。レースじゃなくてツーリングですから、安全なペースで十分ですよ。日頃、目を三角にして走っているので、ラオスはゆっくり走りますw
ときどき、周囲を見渡せる尾根と尾根をつなぐ道になることがあります。ラオスは(今回行ったのは北部だけですが)、本当にどこに行っても山ばかり、延々と林道が続くのです。
あちこちで、木が倒れていたり、がけ崩れになっていたりします。でも、バイクの幅ならたいがい通れます。住んでいる人にしてみれば、こんなひどい道なんてたまったものではなく、アップダウンやカーブのない、平坦で幅が広くてまっすぐな道が最高に決まっていますが、うちらにはこれが最高の「林道天国」なのです ( ̄ε ̄ )
そして、午前中、たっぷりと川渡やハードロードを堪能した後、村に辿りつき、昼食をとることになったのですが…
昼食をとったのはこの家の軒下。例によってニャイが「メシ食わせてよ」って交渉し、出てきたのはインスタントラーメンともち米。このおひつのなかにもち米が入っているのですが、「炊いたのは、いったい何日前よ?」ってかなり疑問な、黄色になりかけているお米でした。でも、気にしない ( ̄ε ̄〃) 食わなきゃ、先には進めないので、出してくれたものは残さず胃に入れます!
ラオスでツーリングしていると、止まるとこのように子供たちが集まってくるし、走っていても集落を通り過ぎるときは、子供が走ってよってきて手を振ってきます。自分たちが走るのは昼間だから、就労年齢というか働けるぐらいの歳になった住民はみんなで畑や森に仕事に行くようで、集落に残っているのは幼い子供と老人ばかり。子供はなんでも遊びにしますし、珍しいものには興味津々ですから、自分たちのオフロードバイクはいつも注目を浴びるんです。
そして、子供たちに手を振られまくると、勝ってもいないのにレース後のビクトリーランみたいで、こちらも手を振り返します ( ´ ▽ ` )ノ
別に、「このうちらの姿に憧れて、ラオスの子供たちが勉強して懸命に働き、いつかオフロードバイクに乗ってくれる!」…なーんてことはないと断言します。子供たちにとってはちょっとした物珍しいものであるから興味を持っているだけで、彼らがオフロードバイクに乗ることは99.9%ないでしょう。
でも、別にいいんです。子供がディズニーランドに行ってミッキーに手を振ってもらったことをとても素晴らしい思い出として親に語るように、子供にとって、その日、嬉しいことがあったらそれでいいじゃないですか。うちらはラオスにおいては、ミッキーみたいな、珍しくて特別な存在です。
だから、スターとして、愛想よく笑顔で、一生懸命、手を振り返し続けていました。
なので、どんどん荒れていきます。ですが、そういう荒れた道が大好きなオフローダーであり、そういう道を走りたくて、わざわざラオスまでやってきたわけであり、どんどん楽しくなっていくわけですw (^^ゞ
基本的に走る順番はガイドのニャイ、10年ぶりにオフロードバイクに乗るニシオさん、自分、最後にGOさん。という順番ですが、珍しく前から3人を写真に納めています。
このとき、ドロドロの上りでニャイがスタック、それにつられてニシオさんもスタック、その後ろでGOさんが止まって待っていてあげていたんですけど、自分は止まると上りの再スタートがつらいので、スタックしている2人を横目に平らになっているところまで先に一気に上ったわけです。人を助ける前に、まず自分の安全を確保しないとね (;´∀`)
西尾さんは自力で脱出し、そのあと、坂を下りてニャイを手伝おうかと思っていたら、ニャイもえっちらおっちらなんとか上ってこれました。この3人のなかで、一番、初心者なのはガイドのニャイであり、そのニャイが自分が安全だと思うペースで先頭を走るので、ツアー全体はゆっくりとしたペースになるのです。でも、それでいい。レースじゃなくてツーリングですから、安全なペースで十分ですよ。日頃、目を三角にして走っているので、ラオスはゆっくり走りますw
ときどき、周囲を見渡せる尾根と尾根をつなぐ道になることがあります。ラオスは(今回行ったのは北部だけですが)、本当にどこに行っても山ばかり、延々と林道が続くのです。
あちこちで、木が倒れていたり、がけ崩れになっていたりします。でも、バイクの幅ならたいがい通れます。住んでいる人にしてみれば、こんなひどい道なんてたまったものではなく、アップダウンやカーブのない、平坦で幅が広くてまっすぐな道が最高に決まっていますが、うちらにはこれが最高の「林道天国」なのです ( ̄ε ̄ )
そして、午前中、たっぷりと川渡やハードロードを堪能した後、村に辿りつき、昼食をとることになったのですが…
村中から子供たちが集まってきました!(^^ゞ
もうね、一挙手一投足、すべて注目の的、「俺こそスターだ!」って感じw
昼食をとったのはこの家の軒下。例によってニャイが「メシ食わせてよ」って交渉し、出てきたのはインスタントラーメンともち米。このおひつのなかにもち米が入っているのですが、「炊いたのは、いったい何日前よ?」ってかなり疑問な、黄色になりかけているお米でした。でも、気にしない ( ̄ε ̄〃) 食わなきゃ、先には進めないので、出してくれたものは残さず胃に入れます!
ラオスでツーリングしていると、止まるとこのように子供たちが集まってくるし、走っていても集落を通り過ぎるときは、子供が走ってよってきて手を振ってきます。自分たちが走るのは昼間だから、就労年齢というか働けるぐらいの歳になった住民はみんなで畑や森に仕事に行くようで、集落に残っているのは幼い子供と老人ばかり。子供はなんでも遊びにしますし、珍しいものには興味津々ですから、自分たちのオフロードバイクはいつも注目を浴びるんです。
そして、子供たちに手を振られまくると、勝ってもいないのにレース後のビクトリーランみたいで、こちらも手を振り返します ( ´ ▽ ` )ノ
別に、「このうちらの姿に憧れて、ラオスの子供たちが勉強して懸命に働き、いつかオフロードバイクに乗ってくれる!」…なーんてことはないと断言します。子供たちにとってはちょっとした物珍しいものであるから興味を持っているだけで、彼らがオフロードバイクに乗ることは99.9%ないでしょう。
でも、別にいいんです。子供がディズニーランドに行ってミッキーに手を振ってもらったことをとても素晴らしい思い出として親に語るように、子供にとって、その日、嬉しいことがあったらそれでいいじゃないですか。うちらはラオスにおいては、ミッキーみたいな、珍しくて特別な存在です。
だから、スターとして、愛想よく笑顔で、一生懸命、手を振り返し続けていました。
…続く
この記事へのコメント
子供たちにとって思い出は永遠なのです…
そうっすね、また、手を振りに行きたいです (^_−)−☆