雨のにしあざ…いや、ラオスw

ツーリングの出発は8時で、「食事は7時にしましょう」ということだったんですが、6時前には自然に目が覚めました。小雨が降っていたけどホテル周辺を散策。7時前にはホテルの人が動き出したので、一人で先に朝食をとっていたところ、ニシオさんとGOさんも合流。

雨のにしあざ…いや、ラオスw


パイナップルジュースとパンケーキ、ブレッド、フルーツ、コーヒーを、川を眺めながらいただく朝食は、実に優雅で穏やかに時が流れていました…ここまでは (;´∀`)

もう、朝からずっと雨が降ってますから、このあと雨の出発になるのは目に見えていて、「あー、ドロドロかぁ」ってのが分かり切っていたのですが、まあ、それはみんな覚悟の上だったので、いいんです。アジアの雨季は日本の梅雨とは違い、一日中、雨が降り続くわけではないので、どこかで晴れてくれることを期待します。



雨のにしあざ…いや、ラオスw


集合時間の8時にはディレイしてしまいましたが、タイムに追われるラリーではなく、急ぐ旅でもないので自分たちの都合で動きます ( ̄ε ̄〃) ツアー会社の前に並べられたマシンは3台ですべて、HONDA XR250でした(ガイドのニャイはYAMAHA TT-R250)。

どれが誰に割り当てられているわけでもないので、それぞれでなんとなく選びました。レンタルマシンですから、どんな不具合があるかも分からないので、見た目が良くてもダメかもしれず、ここは運の勝負w そして、自分の命を預ける相棒ですから、出発前に自分で各部をチェックし、レバーやペダルのポジションを直したりして3日間のライドに備えます。

今回、レンタルマシンということで整備状況は、「まあ、動けばいいだろ」ぐらいで思っていたのですが、タイヤだけは新品を入れています。これはツアー会社に頼らず、ニシオさんがタイの知り合いに依頼してIRCのエンデューロタイヤをタイからラオスに空輸してもらい、事前に自分たちの3台に履かせてあります。

このタイヤ輸送で3万円ほどかかりました。ツアー代金が5万3000円でタイヤ代が3万円というと高い気がするかもしれませんが、オフロードではとにかくタイヤの性能が物をいうので、楽しく林道を走るために、ここだけはこだわって贅沢しているんです。



雨のにしあざ…いや、ラオスw


さあ、いよいよラオスの林道を味わい尽くす旅に出発! ラオスは右側通行なのですが、ガイドのニャイが先導してくれるので、わりとすぐに慣れることが出来ました。まあ、他のクルマが走っていたり、交差点で気を付けなければならないのは、この出発したルアンパバーンの街ぐらいなので、それほど右側通行ということを強く意識しなくても大丈夫。


ちなみに、ラオスでは一回も信号機を見ませんでした w( ̄▽ ̄;)w ルアンパバーンですら信号はなく、交差点はロータリーだったり、4方向一時停止だったりです。それでもラオス人気質なのか、クラクションが鳴りひびくこともなく、みんな、ゆったりと譲り合いながら走っていて、道路を走っていて怖いと感じることはなく、穏やかな気持ちで走ることが出来ました。



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走り始めて5分ほどでニャイが道端にストップ。なにかなって思ったら、雑貨屋で空気入れを買ってましたw 今回の旅では工具やスペアチューブはニャイが持っているとのことなので、自分たちは工具を持っていません。これだけでもだいぶ荷物が軽くなるので楽なのです。



雨のにしあざ…いや、ラオスw


街から出る前にガソリンスタンドで給油。3台とも4スト250ですから、ここで満タンに揃えておけば、航続距離がだいたい合うわけです。

ガソリンは1Lで130円ぐらい。日本貿易振興機構(ジェトロ)の発表では、ラオスの製造業の一般工の月額基本給は2013年度、ラオスの首都ビエンチャンでUS $132ということなので(お隣のタイは$345)、日本の1/15程度でしょうか。このガソリン代はめちゃくちゃ高いです。今回のツアー中はガイドのニャイが食事などをすべて支払っていたから、ボラれる心配はなくて現地価格なわけですけど、見ているとビール1本130円ぐらいで、これもめちゃくちゃ高いです。

そして、このあとのツーリング中の写真をみると分かりますが、ルアンパバーンから少し離れると、もう産業らしい産業はまったくなく、農業、林業といった自然から収入を得る第一次産業しかありません。ウィキによると2011年で「1日2ドル未満で暮らす貧困層は国民の60%を超える412万人と推定されている」とのことであり、ラオスの人にとって物資不足、インフレはたまったものじゃないんでしょうね…



雨のにしあざ…いや、ラオスw


と、このガソリンスタンドで早くもトラブルというか、GOさんのバイクはチェーンの遊びがまったくなくて、常に抵抗がかかっているような状態であったので調整。恐らく、うちらが依頼したタイヤ交換をするときにチェーンの遊びをちゃんと見ていなかったんでしょうね ┐(´-`)┌

あと、GOさんのバイクはリヤのブレーキパッドの残量0で、ベースでブレーキをかけている状態だったし、自分のバイクはオイル吹きまくりで低中速トルクがスカスカだったし、フロントのブレーキキャリパーが固着していてタッチがカックンでした… まあ、仕方ない、その辺はレンタルバイクなので我慢するしかないです (^^ゞ



雨のにしあざ…いや、ラオスw


また、チェーン調整中にみんなのマシンをチェックしていたら、ニャイのTT-Rにこんなステッカーを発見! 「赤男爵」ならぬ「EDO BARON」でちょんまげ男爵が描かれていましたw



こうして走り出しながら、整備などを済ませ、ルアンパバーンの街を抜け、ようやくツーリングがスタートした感じとなりました。先頭がニャイ、続いてニシオさん、自分、GOさんの順番で走ります。

走る順番って2番目の人が一番ラクなのです。先頭がラインを見せてくれるし、前にバイクがいないから視界も良好、トラブったときも後ろが助けてくれます。ニシオさんはオフロードを走るのが10年ぶりぐらいとのことなので、このポジショニングにしました。そして、一番上手いGOさんがトリを務めるわけです。

このメンバーでのツーリングが決まった時、日本屈指のラリースト、小栗伸幸さんからGOさんに電話がかかってきて(3人とも小栗さんと友達で、小栗さんは3人の走りを知っています)、「いいか、あの二人は危ないから、お前が無事に日本に帰すんだぞ!」と指令が入ったそうです (^^;)



そして、ルアンパバーンから舗装路を40kmほど走ったところで、いよいよ、林道、というか未舗装路に突入!

雨のにしあざ…いや、ラオスw


雨のにしあざ…いや、ラオスw


雨のにしあざ…いや、ラオスw




さあ、始まったぁ!




…続く




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