調整内容レポート その17 (ASP EBR Mod.0:前編)
今回のGnnsmithバトン基本調整内容レポートはASP EBR Mod.0についての内容をお届けします。

先ごろ入荷したばかりの新商品である、ASP製EBR。各種FPSゲームや、3DCGアニメのCat Sit Oneに登場したことからも、非常に人気の高いバトルライフルですね。EBRにつきましては、以前にもCYMA製品を入荷、販売したのですが、そちらはM4タイプのストックが付いたMod.1タイプだったので、このMod.0の入荷を心待ちにされていた方は多かったことと思います。
今回はこのASP EBR Mod.0を、調製済み保証付き商品として販売するために、どのような調整を施しているかを、じっくりご紹介しようと思います。

まずはこの、見るからに頑強そうなフロントまわりを分解して行きます。


ハンドガード上部のレールの周囲にある六角ボルトをすべて外すと、下段画像のようにレールマウント部分が分解出来ます。この部分だけでもかなりの重量があって、ちょっとびっくりしました。


次は樹脂製ハンドガード下部のネジを外して、バッテリー収納スペースになっているハンドガードを取り外します。この部分は、バッテリー交換の度に分解することになりますね。

こちらはストック基部を後方から覗いたところですが、中央に見えるストックをロックするためのスプリングを、この時点で取り外しておきます。


次に、トリガーガードを後方から引き起こしてロックを外し、トリガーハウジンググループを抜き取ります。これでストックとレシーバーの結合が解けましたので・・・

ご覧のように、レシーバーをストックから引き抜くことが出来るわけですね。この構造は、調整内容レポートその7でご紹介しました、ICS M1ガーランド 流速SPも同じでしたが、それは実銃の構造を再現しているからなのですね。

ここからはレシーバーの分解を進めます。マガジンハウジング後方のネジを外し・・・

同ハウジング側面に見える銀色のピンを、ピンポンチで叩いて抜き取ります。このピンは、中央部分に抜け止め加工が施されているため、どちらから叩いても大丈夫ですね。

ここで、リコイルプリングとスプリングガイドを、ダミーのガスシリンダー部分から抜き取っておきます。

次に、アウターバレル付け根を上下から挟み込んでいる、基部パーツのネジを外します

さらに、その基部パーツをレシーバーに固定しているネジも外します。こうしてアウターバレルをガッチリ固定する構造が、命中精度の高さに繋がっているのでしょうね。

上記の工程によりアウターバレルが外れ、その中からインナーバレルとチャンバーを引き抜いた状態がこちらの画像です。インナーバレルは、約450mmの長さがありますが、今回はノーマルチューンということもあるため、このままの長さで使います。


アウターバレルが外れたところで、レシーバーの分解に着手です。まずは左側面にあるボルトキャッチレバーを固定しているピンを引き抜き、中から現れたプラスネジを外します。

次にレシーバー前方下面のネジと・・・


セレクターレバー後方のネジを、レシーバー左右両側ともに外すことで、ボルトハンドルまわりがレシーバーから分離します。


さらに、セレクターレバー前方のネジを上と同様に外すことで、ようやくレシーバーからメカボックスが取り出せました。とにかくネジだらけ、といった印象のエアガンですね~。

こちらが、ようやく姿を表したEBRのメカボックスです。基本的にはマルイVer.7を踏襲した設計なので、見慣れた雰囲気がありますよね。

メカボックスの上面には、調整内容レポートですっかりお馴染みになった観のある、メカボックス固定用のスチール板が組みつけられていました。

こちらは、メカボックスから取り外したスチール板を裏から写した画像です。シンプルですが、実に合理的なアイディアですよね。



ここからは、メカボックスに取り付けられている細かいパーツを外して行きます。画像は、セレクターレバー前後のネジを外して、レバーを分解する様子です。


こちらは、メカボックス左側面に取り付けられたパーツ類を保護するプレートとでも言いましょうか。銀色に見えるそのプレートを外すと、カットオフレバーとスイッチまわりのパーツが顔を覗かせます。


同様にメカボックス右側面に取り付けられた、こちらは黒いプレートを取り外すと、トリガーとセーフティレバーが顔を出し、これらを引き抜くことが出来るわけです。

こうして細かいパーツをすべて取り外し、ようやくメカボックス内部の調整に着手出来るというところで、前編はここまでとさせていただきます。
中編では、メカボックス本体の分解と、内部調整のあれこれをご紹介する予定です。



先ごろ入荷したばかりの新商品である、ASP製EBR。各種FPSゲームや、3DCGアニメのCat Sit Oneに登場したことからも、非常に人気の高いバトルライフルですね。EBRにつきましては、以前にもCYMA製品を入荷、販売したのですが、そちらはM4タイプのストックが付いたMod.1タイプだったので、このMod.0の入荷を心待ちにされていた方は多かったことと思います。
今回はこのASP EBR Mod.0を、調製済み保証付き商品として販売するために、どのような調整を施しているかを、じっくりご紹介しようと思います。

まずはこの、見るからに頑強そうなフロントまわりを分解して行きます。


ハンドガード上部のレールの周囲にある六角ボルトをすべて外すと、下段画像のようにレールマウント部分が分解出来ます。この部分だけでもかなりの重量があって、ちょっとびっくりしました。


次は樹脂製ハンドガード下部のネジを外して、バッテリー収納スペースになっているハンドガードを取り外します。この部分は、バッテリー交換の度に分解することになりますね。

こちらはストック基部を後方から覗いたところですが、中央に見えるストックをロックするためのスプリングを、この時点で取り外しておきます。


次に、トリガーガードを後方から引き起こしてロックを外し、トリガーハウジンググループを抜き取ります。これでストックとレシーバーの結合が解けましたので・・・

ご覧のように、レシーバーをストックから引き抜くことが出来るわけですね。この構造は、調整内容レポートその7でご紹介しました、ICS M1ガーランド 流速SPも同じでしたが、それは実銃の構造を再現しているからなのですね。

ここからはレシーバーの分解を進めます。マガジンハウジング後方のネジを外し・・・

同ハウジング側面に見える銀色のピンを、ピンポンチで叩いて抜き取ります。このピンは、中央部分に抜け止め加工が施されているため、どちらから叩いても大丈夫ですね。

ここで、リコイルプリングとスプリングガイドを、ダミーのガスシリンダー部分から抜き取っておきます。

次に、アウターバレル付け根を上下から挟み込んでいる、基部パーツのネジを外します

さらに、その基部パーツをレシーバーに固定しているネジも外します。こうしてアウターバレルをガッチリ固定する構造が、命中精度の高さに繋がっているのでしょうね。

上記の工程によりアウターバレルが外れ、その中からインナーバレルとチャンバーを引き抜いた状態がこちらの画像です。インナーバレルは、約450mmの長さがありますが、今回はノーマルチューンということもあるため、このままの長さで使います。


アウターバレルが外れたところで、レシーバーの分解に着手です。まずは左側面にあるボルトキャッチレバーを固定しているピンを引き抜き、中から現れたプラスネジを外します。

次にレシーバー前方下面のネジと・・・


セレクターレバー後方のネジを、レシーバー左右両側ともに外すことで、ボルトハンドルまわりがレシーバーから分離します。


さらに、セレクターレバー前方のネジを上と同様に外すことで、ようやくレシーバーからメカボックスが取り出せました。とにかくネジだらけ、といった印象のエアガンですね~。

こちらが、ようやく姿を表したEBRのメカボックスです。基本的にはマルイVer.7を踏襲した設計なので、見慣れた雰囲気がありますよね。

メカボックスの上面には、調整内容レポートですっかりお馴染みになった観のある、メカボックス固定用のスチール板が組みつけられていました。

こちらは、メカボックスから取り外したスチール板を裏から写した画像です。シンプルですが、実に合理的なアイディアですよね。



ここからは、メカボックスに取り付けられている細かいパーツを外して行きます。画像は、セレクターレバー前後のネジを外して、レバーを分解する様子です。


こちらは、メカボックス左側面に取り付けられたパーツ類を保護するプレートとでも言いましょうか。銀色に見えるそのプレートを外すと、カットオフレバーとスイッチまわりのパーツが顔を覗かせます。


同様にメカボックス右側面に取り付けられた、こちらは黒いプレートを取り外すと、トリガーとセーフティレバーが顔を出し、これらを引き抜くことが出来るわけです。

こうして細かいパーツをすべて取り外し、ようやくメカボックス内部の調整に着手出来るというところで、前編はここまでとさせていただきます。
中編では、メカボックス本体の分解と、内部調整のあれこれをご紹介する予定です。

