サポートカーと修理
さて、ヒュンダイトラック君の応急修理を終え、走り出したのもつかの間、今度はバイクのほうのトラブルがおきました。
フロントパンクっていきなりハンドルが取られるのでかなり怖いんですが、小栗さんは安全にスローダウンして止まりました。「まあ、天気も悪くなってきたし、パンク修理している間にカッパを着ようか?」って話し合っていたら、カッパを着る前にソッコーで修理完了してました \(◎o◎)/!
そう、トラックのほうにスペアホイールが前後2本ずつ、4本積んであるので、この場ではホイールごと交換するだけという、F1もかくやの早業ピットサービスです (*´▽`*)
レンタルバイクをすべてSEROW225で統一しているということで、このサポート体制が可能なんですよね。持っていくスペアパーツが1機種用で済むし、いざとなれば共食い整備も出来ます。
前の話でヒュンダイトラックが壊れたとき、すぐにどこかから中古ラジエーターを買ってきてましたけど、モンゴルでは小型トラックはほぼヒュンダイ一択だから、そうしてあちこちでジャンクパーツ等が手に入る、また、修理のノウハウが蓄積されていくというメリットは大きいのでしょう。
モンゴルは先進国のようにあちこちにクルマのディーラーや整備工場があるわけでなく、荒野の真ん中で壊れても、自分達で修理しなければならず、必要なパーツがそうそう手に入るわけではないから、修理はパーツを自分達で調達するところからスタートする状況です。
だから、クルマの選択も「あのクルマのほうが性能が良い」とか、「高い、安い」とか、「かっこいい」とか、そういう話だけではなくて、まず、「みんなが使っているからパーツとノウハウがあって直せる」ということがクルマ選びの重要なポイントになるんだと思います。
また、ガソリンスタンドがある場所は舗装路でも限られていて、オフロードツーリングですからほとんど街がないところを走るので、ガソリンもドラム缶で運んでいます。
セローの航続距離は200kmほどで、毎日200~300kmほどの走行でしたので、途中、一回、給油するぐらいでOKでした。ドラム缶からの給油はポンプもないので、必殺の「ホース口ポンプ」ですw これ、失敗すると口の中にガソリンが入って大変なことになりますが、サポートカーのお兄さんは慣れていて、むせることもありませんでした (*^_^*)
だいたい30分~1時間ごとに休憩と、かなり止まる頻度は高いので、ラクが出来ます。止まるたびに甘いものと飲み物が配給され、疲れた体にありがたいです。
また、この休憩には、ランクルとヒュンダイトラックも同行ですので、特にオフロードではときどきクルマを待ってあげなくてはならないという側面もあります。バイクのガイドと、2台のクルマは無線で連絡を取り合っていましたが、モンゴルのなにもない草原はとてもよく電波が飛ぶので、山がなければ最長30kmぐらいは届くらしいです。
そろそろ夕方にさしかかってきましたが、ノビさんとニシオさんのマシンはライトが点かないので、なんとかならないかとチェックしてました(自分のマシンはハイビームなら点いたのでずっとハイビームにしてました (^^ゞ )。ノビさんのマシンはどうやら断線か接触不良らしく、配線をテープで縛ると点くようなので修理しましたが、ニシオさんが自分のバイクのライトを覗き込んで一言…
…そりゃ、バルブがなければライトが点くはずがありませんw ニシオさんが経営する会社、Absoluteはライト関係の開発もしていて、AbsoluteのHIDは8耐マシンに採用されていたりもします。「バルブなら会社に売るほど転がっているのに…」って言ってましたが、さすがにバルブまではモンゴルに持ってきていませんでしたw
まあ、結局、全工程を通じて、夜走ることはなかったので、ライトが点かなくても大丈夫でしたが、いざとなれば、ライトがないマシンを間に挟んで走るつもりでした。ラオスではGOさんのマシンがヘッドライトが付かなかったので、夜は自分とニシオさんでGOさんを挟んで走ってましたしね (^_-)-☆
…ありゃあ、小栗さんのマシンのフロントタイヤがパンクです (;´∀`)
フロントパンクっていきなりハンドルが取られるのでかなり怖いんですが、小栗さんは安全にスローダウンして止まりました。「まあ、天気も悪くなってきたし、パンク修理している間にカッパを着ようか?」って話し合っていたら、カッパを着る前にソッコーで修理完了してました \(◎o◎)/!
そう、トラックのほうにスペアホイールが前後2本ずつ、4本積んであるので、この場ではホイールごと交換するだけという、F1もかくやの早業ピットサービスです (*´▽`*)
レンタルバイクをすべてSEROW225で統一しているということで、このサポート体制が可能なんですよね。持っていくスペアパーツが1機種用で済むし、いざとなれば共食い整備も出来ます。
前の話でヒュンダイトラックが壊れたとき、すぐにどこかから中古ラジエーターを買ってきてましたけど、モンゴルでは小型トラックはほぼヒュンダイ一択だから、そうしてあちこちでジャンクパーツ等が手に入る、また、修理のノウハウが蓄積されていくというメリットは大きいのでしょう。
モンゴルは先進国のようにあちこちにクルマのディーラーや整備工場があるわけでなく、荒野の真ん中で壊れても、自分達で修理しなければならず、必要なパーツがそうそう手に入るわけではないから、修理はパーツを自分達で調達するところからスタートする状況です。
だから、クルマの選択も「あのクルマのほうが性能が良い」とか、「高い、安い」とか、「かっこいい」とか、そういう話だけではなくて、まず、「みんなが使っているからパーツとノウハウがあって直せる」ということがクルマ選びの重要なポイントになるんだと思います。
また、ガソリンスタンドがある場所は舗装路でも限られていて、オフロードツーリングですからほとんど街がないところを走るので、ガソリンもドラム缶で運んでいます。
セローの航続距離は200kmほどで、毎日200~300kmほどの走行でしたので、途中、一回、給油するぐらいでOKでした。ドラム缶からの給油はポンプもないので、必殺の「ホース口ポンプ」ですw これ、失敗すると口の中にガソリンが入って大変なことになりますが、サポートカーのお兄さんは慣れていて、むせることもありませんでした (*^_^*)
だいたい30分~1時間ごとに休憩と、かなり止まる頻度は高いので、ラクが出来ます。止まるたびに甘いものと飲み物が配給され、疲れた体にありがたいです。
また、この休憩には、ランクルとヒュンダイトラックも同行ですので、特にオフロードではときどきクルマを待ってあげなくてはならないという側面もあります。バイクのガイドと、2台のクルマは無線で連絡を取り合っていましたが、モンゴルのなにもない草原はとてもよく電波が飛ぶので、山がなければ最長30kmぐらいは届くらしいです。
そろそろ夕方にさしかかってきましたが、ノビさんとニシオさんのマシンはライトが点かないので、なんとかならないかとチェックしてました(自分のマシンはハイビームなら点いたのでずっとハイビームにしてました (^^ゞ )。ノビさんのマシンはどうやら断線か接触不良らしく、配線をテープで縛ると点くようなので修理しましたが、ニシオさんが自分のバイクのライトを覗き込んで一言…
「これ、バルブがねえ!」
…そりゃ、バルブがなければライトが点くはずがありませんw ニシオさんが経営する会社、Absoluteはライト関係の開発もしていて、AbsoluteのHIDは8耐マシンに採用されていたりもします。「バルブなら会社に売るほど転がっているのに…」って言ってましたが、さすがにバルブまではモンゴルに持ってきていませんでしたw
まあ、結局、全工程を通じて、夜走ることはなかったので、ライトが点かなくても大丈夫でしたが、いざとなれば、ライトがないマシンを間に挟んで走るつもりでした。ラオスではGOさんのマシンがヘッドライトが付かなかったので、夜は自分とニシオさんでGOさんを挟んで走ってましたしね (^_-)-☆
続く