安全意識 (`・ω・́)ゝ
先日、書いた『銃口意識』のスレッドに、こんなコメントをいただきました。非常に重要なことだと思いますので、新しいスレッドを立てさせていただきます。
初めまして、トイガンは30年近く前から遊んでましたがここ15年程は競技射撃でエアライフルとスモールボアライフルをやっていて、最近トイガンでサバイバルゲームに復帰した通りすがりです。
とはいえこちらのM4CQBの流速HCも使わせて頂いております。
その流れでこちらのブログも見させて頂きましたが、銃口意識と安全の確保と言う事で疑問に思ったので書き込みさせてもらいます。
石井さんと言う方はおおつかさんが「銃を射撃台の上に銃を置いたまま標的に行った」時に「銃口を壁側に向けた」とあります。
ここで銃を扱う上での安全意識とは何でしょうか。
まず事故を起こさない事ですよね、この場合は「銃が万が一暴発した時に危険が無いように」銃口をそらせた筈です。
しかし安全を考えた場合、まず「射撃線の前に出るにはまず暴発の可能性を排除し、安全を確保してから射道に出る」事が重要ではないですか?
万が一を考えるなら、チャンバーに装填されていてトリガーが競技用で非常に軽く調整されていた、或いは銃にトラブルがあって、ちょっとした衝撃で暴発してしまう事の方が重要ではないですか?
横に向けた瞬間に暴発して、それが兆弾する可能性は重要ではないのでしょうか?
であれば先に銃の取り扱いを言っておられる方の言うように、安全確認を確実に行い、改めて射撃線の前に出る様声をかける・或いは出る前に安全確認を促すべきではなかったでしょうか。
日本のライフル射撃協会の大会で、暴発による怪我人が出たことが無いのはひとえに安全確認とその徹底が出来ていた事が大きいと思います。
トイガンは様々な形、仕様があり、統一したルールを作るのは大変です、私も知人がシューティングレンジを作るに当たってのルール作りにも手伝わせて頂く機会を得ました、多種多様な人と物が有るトイガンではルール作りは難しい物です、しかし何か事故が有れば真っ先に叩かれる代物でも有ります。
目指す物は無事故で楽しめる、出来れば誰しもが参加できる物な筈です、事故は起きる前に予防する・起こさない事を考えた方が、これからの大会や練習会運営や競技、エアーガンそのものの発展に繋がる物だと思います。
これからも頑張って下さい、長文大変に失礼致しました。
>通りすがりの射撃選手さん
当社製品のご愛用、そして実体験に基づいた貴重なご意見、誠にありがとうございます!
実は自分も先日、クレー射撃を始めるために「猟銃等講習会」を受講してきました。
そのなかで、もちろん事故防止のために銃口を向ける方向はもちろん、脱砲の徹底(というか安全が確認されるまで装弾しない)、安全装置を過信しないというという点についても厳重に指導していることが分かりました。また、射撃手さんのいうトリガーの軽さも、「狩猟用は2kg以上、射撃用は1.5kg以上」を推奨というマナーがあることを知りました。
日本では実銃は免許制で、念入りな教育・試験・手続きと公安による厳重な審査が行われて管理されていますが、エアソフトガンは玩具として、その取扱いの指導を受けなくても、それぞれの対象年齢に達すれば購入することが出来るわけです。
これだけ大量にエアソフトガンを売ってきて、シューティングマッチへの参加を始めた自分であっても、「エアソフトガンは、しょせんおもちゃだから…」という意識が抜け切れていないと思います。実際は至近距離で目に当たれば失明しかねない、人を傷つける危険性をはらんだ道具であるというのに… orz
自社製品のBATON airsoft M4CQBの説明書には、安全のための注意書きを繰り返し記載してありますが、正直、自分も注意書きを書くときに深く考えたわけではなく、前例に従い、「メーカーとしてはこう書くものだ」という常識によって書きました。また、説明書を隅から隅まで読むユーザーは少ないでしょう…
しかし、『BATON airsoft』というメーカーとしてエアソフトガンを販売していくのですから、通り一遍以上の安全意識をユーザーのみなさまに提示していく義務を感じるようになりました。
これからもエアソフトガンを楽しい玩具として販売し続けるためにどうすべきか、実銃の世界にも触れながら、みなさまに教わり、いろいろと考え、自分に出来ることを実行していきたいと思います。
これまで『バトン's blog』では、「中華エアガンについて」、「リポバッテリーについて」、「流速チューンについて」、「シューティングについて」などなど、世間一般で誤解されていたことでも、自分が実際に使って分かったことに基づいて、その説明を問われるたびに繰り返し、何度でもブログに書いてきました。それは主に1ショップとしてのショーバイのためであり、商品を売るためでした。
これからの自分のブログでの大きなテーマに「安全意識について」を加えることにします。このことは、これから長くエアソフトガンというショーバイを続けるにあたって、とても重要なことだとしっかりと認識しました。これからも、みなさまにご指導いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
初めまして、トイガンは30年近く前から遊んでましたがここ15年程は競技射撃でエアライフルとスモールボアライフルをやっていて、最近トイガンでサバイバルゲームに復帰した通りすがりです。
とはいえこちらのM4CQBの流速HCも使わせて頂いております。
その流れでこちらのブログも見させて頂きましたが、銃口意識と安全の確保と言う事で疑問に思ったので書き込みさせてもらいます。
石井さんと言う方はおおつかさんが「銃を射撃台の上に銃を置いたまま標的に行った」時に「銃口を壁側に向けた」とあります。
ここで銃を扱う上での安全意識とは何でしょうか。
まず事故を起こさない事ですよね、この場合は「銃が万が一暴発した時に危険が無いように」銃口をそらせた筈です。
しかし安全を考えた場合、まず「射撃線の前に出るにはまず暴発の可能性を排除し、安全を確保してから射道に出る」事が重要ではないですか?
万が一を考えるなら、チャンバーに装填されていてトリガーが競技用で非常に軽く調整されていた、或いは銃にトラブルがあって、ちょっとした衝撃で暴発してしまう事の方が重要ではないですか?
横に向けた瞬間に暴発して、それが兆弾する可能性は重要ではないのでしょうか?
であれば先に銃の取り扱いを言っておられる方の言うように、安全確認を確実に行い、改めて射撃線の前に出る様声をかける・或いは出る前に安全確認を促すべきではなかったでしょうか。
日本のライフル射撃協会の大会で、暴発による怪我人が出たことが無いのはひとえに安全確認とその徹底が出来ていた事が大きいと思います。
トイガンは様々な形、仕様があり、統一したルールを作るのは大変です、私も知人がシューティングレンジを作るに当たってのルール作りにも手伝わせて頂く機会を得ました、多種多様な人と物が有るトイガンではルール作りは難しい物です、しかし何か事故が有れば真っ先に叩かれる代物でも有ります。
目指す物は無事故で楽しめる、出来れば誰しもが参加できる物な筈です、事故は起きる前に予防する・起こさない事を考えた方が、これからの大会や練習会運営や競技、エアーガンそのものの発展に繋がる物だと思います。
これからも頑張って下さい、長文大変に失礼致しました。
Posted by 通りすがりの射撃選手 at 2013年12月02日 20:44
>通りすがりの射撃選手さん
当社製品のご愛用、そして実体験に基づいた貴重なご意見、誠にありがとうございます!
実は自分も先日、クレー射撃を始めるために「猟銃等講習会」を受講してきました。
そのなかで、もちろん事故防止のために銃口を向ける方向はもちろん、脱砲の徹底(というか安全が確認されるまで装弾しない)、安全装置を過信しないというという点についても厳重に指導していることが分かりました。また、射撃手さんのいうトリガーの軽さも、「狩猟用は2kg以上、射撃用は1.5kg以上」を推奨というマナーがあることを知りました。
日本では実銃は免許制で、念入りな教育・試験・手続きと公安による厳重な審査が行われて管理されていますが、エアソフトガンは玩具として、その取扱いの指導を受けなくても、それぞれの対象年齢に達すれば購入することが出来るわけです。
これだけ大量にエアソフトガンを売ってきて、シューティングマッチへの参加を始めた自分であっても、「エアソフトガンは、しょせんおもちゃだから…」という意識が抜け切れていないと思います。実際は至近距離で目に当たれば失明しかねない、人を傷つける危険性をはらんだ道具であるというのに… orz
自社製品のBATON airsoft M4CQBの説明書には、安全のための注意書きを繰り返し記載してありますが、正直、自分も注意書きを書くときに深く考えたわけではなく、前例に従い、「メーカーとしてはこう書くものだ」という常識によって書きました。また、説明書を隅から隅まで読むユーザーは少ないでしょう…
しかし、『BATON airsoft』というメーカーとしてエアソフトガンを販売していくのですから、通り一遍以上の安全意識をユーザーのみなさまに提示していく義務を感じるようになりました。
これからもエアソフトガンを楽しい玩具として販売し続けるためにどうすべきか、実銃の世界にも触れながら、みなさまに教わり、いろいろと考え、自分に出来ることを実行していきたいと思います。
これまで『バトン's blog』では、「中華エアガンについて」、「リポバッテリーについて」、「流速チューンについて」、「シューティングについて」などなど、世間一般で誤解されていたことでも、自分が実際に使って分かったことに基づいて、その説明を問われるたびに繰り返し、何度でもブログに書いてきました。それは主に1ショップとしてのショーバイのためであり、商品を売るためでした。
これからの自分のブログでの大きなテーマに「安全意識について」を加えることにします。このことは、これから長くエアソフトガンというショーバイを続けるにあたって、とても重要なことだとしっかりと認識しました。これからも、みなさまにご指導いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
この記事へのコメント
間接的に利用者側へも安全意識が高まるものだろうと
静かに期待しています。
自分は取説を熟読してから製品を触るようにしていますが、
「こんなもんだろう」で作られた手順書や仕様書は
知らず知らずのうちに利用者にも「こんなもんか」が
伝わってしまうことが多くあるのでは、と感じています。
本職上、引継や正規担当者ではない者から業務を請けたりしますが
そこに書かれたワンオフ機器の取説などはまさにこれで、
キチンと考えている人は清書すればすぐ正規取説として使える反面
やっつけ仕事な取説では機器の破損をも誘発しうる誤記や表現だったように
「本当に分からない人がこれ一冊で誰にも問い合わせずに
事故を起こさないで完結させられるか」
は重要な要素かと思うのです。
(企業として手を抜いているのでは、という指摘ではありません)
繰り返しますが、取説をキチンと読む者もいて
その取説に助けられた者や誤記載に騙されて
問題になった者もいる事を
どうかお知り置き下さい。
バトンオリジナル製品ゆえのオリジナル取説に一番の愛着があるのは
他でもない大塚社長だと思いますので。
BATON M4の取説を書く時に、電動ガンの扱い方や「壊れたかな?と思ったら」などは、チューニングショップとして、かなり一生懸命書いたのですが、安全については常識の範囲でした。
安全について特にこれをこうしなければならない、ということは追記することはないんですけど、いかに常日頃から『安全意識』を持ってエアソフトガンを扱わなければならないか、それを伝えていくことが出来れば…と考えています。
エアガンシューティングマッチに参戦するようになって、そして実銃に触れることになることになって、いろいろ考えさせられました。それがすぐにどうこう出来るというわけでもないのですが、これから『安全意識』を意識していこうと思っています。
神経質な世間の風潮もあるとは思いますが、やはりエアガンも人を傷つける物に違いはありませんので気にしすぎるくらいでちょうどいいと思いますね。
メーカーやショップ側からの啓蒙もうるさすぎるくらいでも良いと個人的には感じます。また規制されてしまっては元も子もないですから。
http://www.youtube.com/watch?v=ZE8bkA2qt2E
この動画・・今見てどう思われますか?
恐れ入ります、例えば、007のオープニングが問題ありとなることはないと思いますし、「これはCM上の演出です」もしくは「危険ですので絶対に真似をしないでください」というテロップを入れるのも、また違うと思っています。
>しまきさん
自分は中学生から四半世紀以上サバゲをしてきて、昔は人が通る河川敷や公園でサバゲをしたこともあったし、規制前はパワーチューンもしました…
人のことを言える聖人君子ではないので、「啓蒙する」ということはとても言えないのですが、過去は過去として、これから、自分が教わったこと、感じたことをレポートしながら、今後、自分がなにを出来るか、なにをすべきか、考えていきたいと思います。
恐れ入ります、昔、撮った動画で人やクルマがいないとはいえ、駐車場で撮影したものは不適切でしたので削除致しました。以後、あらゆる方面に配慮をつくし慎重に行動したいと考えております。
ところでamazonでバトンピストンの販売はやめてしまったのでしょうか?品質の再チェック中ですか?
はい、amazonのBATONピストン商品ページには品質や商品と関わりのないレビューが増えてしまいましたので販売を中止いたしました。
今後、BATON airsoft全商品のamazonでの販売をどうするかを含めて、amazonに問い合わせをしながら検討中です。