なぜに中華は一期一会なのか?
前に、中華と一言で言っても中国本土系、香港系、台湾系メーカーがあるっていう話と、なぜに中華は遅延ばっかりなのかっていう話を書きましたが、今度は「なんで中華は再生産をしないのか?」って話を書いてみますね。
ただ、直接中華メーカーと話をしてその理由を聞いたわけでもないし、自分は製造のプロでも学んだわけでもないので、これから書くことは、自分がいままで中華と取引をしてきて「まあ、たぶんこういう理由なんだろうな、常識的に考えて」ってレベルの想像での話ということはご了承ください。
今回、ZETA-LAB モシン・ナガン M1891/30は「初回生産しかしない予定とのこと」ってのを前回のコメに書きました。これはいまの段階でメーカーから聞いたことなので、今後、再生産があるかもしれませんが、これまでの例を見て、初回コッキリというのは充分にありえる話、と自分は思っています。
ZETA-LAB モシン・ナガン カービン M1891/44も、本当はセカンドロットがない予定で、すぐに今回のフルサイズ M1891/30の生産に入る予定だったんです(だから、当初の予定は「1月発売だった」って書きました)
ところが、カービンは初回ロット400丁だったのですが、小売店からのオーダーで瞬殺でメーカー在庫が売り切れ、「これは、もっと造ったほうが儲かるんじゃね!」ってZETA君は考えたに違いありません、セカンドロットを造りました(これが何丁だったかは聞いていません)。
・・・しかし、ショーバイはそれほど上手くはいかず(弾ポロ問題もありましたし、ユーザーも懲りたんでしょうw)、セカンドロットは余っているようです ┐(´ー`)┌
なので、「今度のフルサイズは初回だけにしとこう 」ってZETA君が考えても不思議ではありません。
でも、「欲しがっている客がいるんだから、あとで再生産すればいいじゃん!」って思うでしょうけど、そこは小さいメーカーならではの事情と、商品の売れ方があります。
きっとエアガンに限らずなんでもそうなんでしょうけど、上の例のように、商品はファーストロットだけがバカ売れします。それ以降の再生産はたいして数が出ません。
なので、資金的・人的リソースの少ない小規模メーカーであるZETA-LABは(きっとViva armsも同レベル)、「再生産品を造るぐらいなら、新製品をドカーンと売るぜ!」って思うでしょうねw
そして、ZETA-LABやViva armsが、WWⅡものや古いものばかり造る理由は、別に社長の趣味ではないと思いますw その製造工程がもともと小ロット生産に向いているものだからです。この2社の製品はほとんどのパーツが削り出しとプレスです。
現代の銃をモデルアップするとなると、フレームなどは鋳造の形です。そのためには型代が気が遠くなるほど高くて、大量生産してモトをとらなければなりません。
でも、もとの銃が削りだしとかプレスで作っているものを造るなら、一個一個手で造る削りだしでいいわけです。リアルウッドのストックも木工ですから、基本的に手作りですよね。なので、小ロット生産でも問題ありません。
素材もZETA-LABとViva armsの製品は金属と木ばかりです。プラスチックは成型が必要だから大量生産しないとコストが下がらないんです。だからプラスチックを使わない、古いものばかりモデルアップしてるんです。
そして削りで造るので、その手間は大量生産したところで減るものではないので、ZETA-LABやViva armsの製品群のパーツは大量生産による生産コストの低減はほとんどありません。
普通は生産個数で開発コストを割るので、パーツの生産コストは下がらなくても、トータルでみた1丁当たりのコストは大量生産したほうが下がるのですが、きっと開発コスト(人件費)は中華では無視して良いレベルなんですよ、コレだけ商品開発を続けられるぐらいですからwww
だったら、数十丁を再生産するより、確実に売れる新製品を造り続けていったほうが、メーカーとしては儲かるわけです。
長くなりましたけど、これが中華の小さいメーカーが再生産をしない理由だと自分が想像したことです。そして新製品を造ったほうが儲かるので、時期はわかりませんが ↓ は確実に出るはずです
※たぶん30回ぐらい説明したと思いますけどw 今度出るフルサイズのノーマルM1891/30にはスコープは付けられません。スコープ付きのスナイパーバージョンは、レシーバー、ストック、ボルトの形が違うので、別の商品となります。
ちなみに、当店はファーストロット(前期型/後期型)、セカンドロット(前期型)合わせて、90丁のモシン・ナガンカービンを仕入れましたが、いま残りは後期型の3丁(即納品)のみです。
(セカンドロット前期型をご注文の方の分は順次、製作しています。お待たせしてしまい申し訳ございません)
今回のZETA-LAB モシン・ナガン M1891/30は、一晩で50丁のうち15丁の予約が入ったので、追加オーダーをかけるつもりではいますが、確定している50丁以降、何丁の追加在庫を確保できるかはまだ定かではありません。
すみません、焦らせて申し訳ないのですが、やっぱり「中華は一期一会、ご注文はお早めに ノシ」ってなるんです・・・
ただ、直接中華メーカーと話をしてその理由を聞いたわけでもないし、自分は製造のプロでも学んだわけでもないので、これから書くことは、自分がいままで中華と取引をしてきて「まあ、たぶんこういう理由なんだろうな、常識的に考えて」ってレベルの想像での話ということはご了承ください。
今回、ZETA-LAB モシン・ナガン M1891/30は「初回生産しかしない予定とのこと」ってのを前回のコメに書きました。これはいまの段階でメーカーから聞いたことなので、今後、再生産があるかもしれませんが、これまでの例を見て、初回コッキリというのは充分にありえる話、と自分は思っています。
ZETA-LAB モシン・ナガン カービン M1891/44も、本当はセカンドロットがない予定で、すぐに今回のフルサイズ M1891/30の生産に入る予定だったんです(だから、当初の予定は「1月発売だった」って書きました)
ところが、カービンは初回ロット400丁だったのですが、小売店からのオーダーで瞬殺でメーカー在庫が売り切れ、「これは、もっと造ったほうが儲かるんじゃね!」ってZETA君は考えたに違いありません、セカンドロットを造りました(これが何丁だったかは聞いていません)。
・・・しかし、ショーバイはそれほど上手くはいかず(弾ポロ問題もありましたし、ユーザーも懲りたんでしょうw)、セカンドロットは余っているようです ┐(´ー`)┌
なので、「今度のフルサイズは初回だけにしとこう 」ってZETA君が考えても不思議ではありません。
でも、「欲しがっている客がいるんだから、あとで再生産すればいいじゃん!」って思うでしょうけど、そこは小さいメーカーならではの事情と、商品の売れ方があります。
きっとエアガンに限らずなんでもそうなんでしょうけど、上の例のように、商品はファーストロットだけがバカ売れします。それ以降の再生産はたいして数が出ません。
なので、資金的・人的リソースの少ない小規模メーカーであるZETA-LABは(きっとViva armsも同レベル)、「再生産品を造るぐらいなら、新製品をドカーンと売るぜ!」って思うでしょうねw
そして、ZETA-LABやViva armsが、WWⅡものや古いものばかり造る理由は、別に社長の趣味ではないと思いますw その製造工程がもともと小ロット生産に向いているものだからです。この2社の製品はほとんどのパーツが削り出しとプレスです。
現代の銃をモデルアップするとなると、フレームなどは鋳造の形です。そのためには型代が気が遠くなるほど高くて、大量生産してモトをとらなければなりません。
でも、もとの銃が削りだしとかプレスで作っているものを造るなら、一個一個手で造る削りだしでいいわけです。リアルウッドのストックも木工ですから、基本的に手作りですよね。なので、小ロット生産でも問題ありません。
素材もZETA-LABとViva armsの製品は金属と木ばかりです。プラスチックは成型が必要だから大量生産しないとコストが下がらないんです。だからプラスチックを使わない、古いものばかりモデルアップしてるんです。
そして削りで造るので、その手間は大量生産したところで減るものではないので、ZETA-LABやViva armsの製品群のパーツは大量生産による生産コストの低減はほとんどありません。
普通は生産個数で開発コストを割るので、パーツの生産コストは下がらなくても、トータルでみた1丁当たりのコストは大量生産したほうが下がるのですが、きっと開発コスト(人件費)は中華では無視して良いレベルなんですよ、コレだけ商品開発を続けられるぐらいですからwww
だったら、数十丁を再生産するより、確実に売れる新製品を造り続けていったほうが、メーカーとしては儲かるわけです。
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長くなりましたけど、これが中華の小さいメーカーが再生産をしない理由だと自分が想像したことです。そして新製品を造ったほうが儲かるので、時期はわかりませんが ↓ は確実に出るはずです
※たぶん30回ぐらい説明したと思いますけどw 今度出るフルサイズのノーマルM1891/30にはスコープは付けられません。スコープ付きのスナイパーバージョンは、レシーバー、ストック、ボルトの形が違うので、別の商品となります。
ちなみに、当店はファーストロット(前期型/後期型)、セカンドロット(前期型)合わせて、90丁のモシン・ナガンカービンを仕入れましたが、いま残りは後期型の3丁(即納品)のみです。
(セカンドロット前期型をご注文の方の分は順次、製作しています。お待たせしてしまい申し訳ございません)
今回のZETA-LAB モシン・ナガン M1891/30は、一晩で50丁のうち15丁の予約が入ったので、追加オーダーをかけるつもりではいますが、確定している50丁以降、何丁の追加在庫を確保できるかはまだ定かではありません。
すみません、焦らせて申し訳ないのですが、やっぱり「中華は一期一会、ご注文はお早めに ノシ」ってなるんです・・・
この記事へのコメント
いい加減どこからか出てもよさそうなPKMですが、発売予定とかの噂は出てないですかね…??
PKMとかRPDはみんなが欲しがってるから出れば売れそうなものなんですけど、自分はまだウワサも聞いてないですね…
結局、AK系のレシーバープラスアルファで作れるRPKと違って、完全新規だから難しいんですよね。
自分としてはRSさんが、56式分隊機関銃(RPD)を作ってくれることを切に希望しますが、これは自分の妄想で、まったくそんな話は聞いたこともありませんw
本物だったらウケますがw
大陸であんまり大規模に生産しても、捕まることも考えられるので、メーカーは大変そうですね~
信じてますんでm(_ _)m
前にちらっとコメにでてきたVSSみたいにフルスクラッチですかね?
VSSは自分はメル凸に失敗しましたが(返事が来なかった…)、知り合いの知り合いがコンタクトに成功して購入したそうです!
お値段なんと14万円以上! しかも売主がインフルエンザで入院とかで、お金はずいぶん前に払ったのに、まだ発送してこないとか…
まあ、いずれにせよ、この価格ではうちの取り扱い商品にはなりえませんねw
>デスサイズさん
はい、モシン・ナガンの仕入れは間違いないですよ ノシ
納期が怪しいだけで…
あと自分のナガンわを送ったのでよろしくお願いしますm(_ _)m
SRC RPKは入荷する予定はありますか?(最近ロシアに手を出し始めました。)
その時すでにメーカーの製造が終了していたら
修理不可能という事態もありうるのでしょうか?。
はい、裸座布団でお待ち下さいw
>TIさん
SRCは最近すっかり入手が途絶えました・・・ 再入荷の見込みはありません
>warspiteさん
まあ、モシン・ナガンはエアコキですから、故障といってもシアが磨耗してひかっからなくなることぐらいだと思います。あれは金属なので、削って成型してあげれば何回かは修理が効きます。消耗品のパッキンはマルイ互換なので大丈夫。そして一番、故障の可能性が高いマガジンの紐は、切れたら別の紐にすればいいだけなので問題ないです ノシ
ZETAで生産終了なくても、どの中華エアガンも基本的にパーツは手に入らないのです。だから、これまでうちは3000丁以上の中華エアガンの調整&チューン、そして修理をしてきましたが、無いパーツは代替パーツを使うか、パーツを加工して造って直してきたので、たいていのことは大丈夫ですよ (`・ω・´;) b ビシッ!!
どっかが出してくれることを願って気長に待ちます(^^)
出た時は宜しくお願いしますm(_ _)m
いや、SRCは現存してるし、RPKも生産していると思いますよ。
うちが仕入れられない(コストやルートなどいろんな理由があります)ってだけですw
今思えばPKM買いだったかも…?
スナナガンが出るならば予約します(笑)
スナナガンって? ググルとこのコメだけ 「1 件 (0.06 秒) 」で出てきますwww