ホップアップパッキンと命中精度
飛距離と命中精度を左右するホップシステムについての考察
まず、ホップシステムとはこのように
BB弾を下向きに回転させることで、浮き上がる力「揚力」を発生させ、飛距離を伸ばす仕組みである
ホップの掛かり方は、BB弾と直接接触するホップアップパッキンの材質が大きく左右する
自分の経験から得た結論を言うと、
ホップアップパッキンの材質が柔らかいほど低初速でも安定してホップがかかるが、高初速だとホップの効きが悪くなる
故に、本当は高初速(130~150)の中華電動ガンのパッキンは総じて硬い材質であり、100以下しか想定していないマルイのパッキンは柔らかい材質である。
中華パッキンが一概にダメなわけではなくて、日本の1J規制には合っていないのである。
※だからRSのシャチョーさんは「日本向けに柔らかいパッキンを開発する」って言ったわけ
また、チャンバーを後ろから見るとこう見える
これだと「上下2点でしかBB弾に接しないのでは?」という疑問がわき、こうしたくなる
実際「3点支持にして命中精度向上」という様々なカスタムパーツが市販されているし、SRCはクッションゴムレスでホップ調整のパーツ自体が二股の形をしていて直接ホップアップパッキンを押している。
お客さんに依頼されて、様々なカスタムパーツを組み込んだことはあるのだが、その結果…
「あんま変わんね、それよりホップ調整がシビアになって面倒…」
というのが自分の結論。
BB弾に接触する部分が硬いと「ホップ調整がシビアになる」というのが自分の経験則。3点支持のカスタムパーツやSRCの直押しは、クッションゴム部分が硬くなる(またはゴムがない)ので、
誤差をクッションゴムの部分が吸収しきれてないから、調整がシビアになると推測される
これはホップアップパッキン自体が硬くても同じことなので、RSのシャチョーさんは高初速仕様の硬いホップアップパッキンのままで日本の初速域では「適正ホップの調整がシビア」と言ったのである。
「あんま変わんね」というのは、実際のところはマルイ純正ですでに、
このようにBB弾は包まれて保持され、安定した軌道を描けているからだと思われる。
「ゴムは押されれば変形する」というのが大前提だからである。
そして
調整がシビア
↓
BB弾の直径の大小(製造誤差)や、発射時のノズル位置のズレ(常に動いている電動ガンだから)等による初速の上下、などの誤差を吸収しきれない
↓
ホップの掛かり方が変わる
↓
かえって集弾性は悪くなる
というのが俺様理論で、自分は
日本ではマルイ純正ホップアップパッキン&クッションゴム至上主義者w
この理論に基づき制作した、マルイパッキン&マルイクッションゴム+中華純正バレルのSR-16 Diabloは、月刊アームズマガジン10年6月号(4/27発売)の「ダイナミックカスタムガン:M4カービン編」で2位の命中精度を実現し、
しかもそのとき命中精度1位だったトリガートークのM4は、
実は、マルイパッキン&マルイクッションゴム+マルイ純正バレル…
つまりまんまマルイ純正のまま
数あるカスタムガンに対し、マルイノーマルが1位、中華ノーマル+マルイパッキンが2位の結果だったのですね、これがwww
「なぜマルイはこのホップアップパッキンとクッションゴムをひたすら使い続けているのか?」ということを考えれば、自明の理だと思いますよ
まず、ホップシステムとはこのように
BB弾を下向きに回転させることで、浮き上がる力「揚力」を発生させ、飛距離を伸ばす仕組みである
ホップの掛かり方は、BB弾と直接接触するホップアップパッキンの材質が大きく左右する
自分の経験から得た結論を言うと、
ホップアップパッキンの材質が柔らかいほど低初速でも安定してホップがかかるが、高初速だとホップの効きが悪くなる
故に、本当は高初速(130~150)の中華電動ガンのパッキンは総じて硬い材質であり、100以下しか想定していないマルイのパッキンは柔らかい材質である。
中華パッキンが一概にダメなわけではなくて、日本の1J規制には合っていないのである。
※だからRSのシャチョーさんは「日本向けに柔らかいパッキンを開発する」
また、チャンバーを後ろから見るとこう見える
これだと「上下2点でしかBB弾に接しないのでは?」という疑問がわき、こうしたくなる
実際「3点支持にして命中精度向上」という様々なカスタムパーツが市販されているし、SRCはクッションゴムレスでホップ調整のパーツ自体が二股の形をしていて直接ホップアップパッキンを押している。
お客さんに依頼されて、様々なカスタムパーツを組み込んだことはあるのだが、その結果…
「あんま変わんね、それよりホップ調整がシビアになって面倒…」
というのが自分の結論。
BB弾に接触する部分が硬いと「ホップ調整がシビアになる」というのが自分の経験則。3点支持のカスタムパーツやSRCの直押しは、クッションゴム部分が硬くなる(またはゴムがない)ので、
誤差をクッションゴムの部分が吸収しきれてないから、調整がシビアになると推測される
これはホップアップパッキン自体が硬くても同じことなので、RSのシャチョーさんは高初速仕様の硬いホップアップパッキンのままで日本の初速域では「適正ホップの調整がシビア」
「あんま変わんね」というのは、実際のところはマルイ純正ですでに、
このようにBB弾は包まれて保持され、安定した軌道を描けているからだと思われる。
「ゴムは押されれば変形する」というのが大前提だからである。
そして
調整がシビア
↓
BB弾の直径の大小(製造誤差)や、発射時のノズル位置のズレ(常に動いている電動ガンだから)等による初速の上下、などの誤差を吸収しきれない
↓
ホップの掛かり方が変わる
↓
かえって集弾性は悪くなる
というのが俺様理論で、自分は
日本ではマルイ純正ホップアップパッキン&クッションゴム至上主義者w
この理論に基づき制作した、マルイパッキン&マルイクッションゴム+中華純正バレルのSR-16 Diablo
しかもそのとき命中精度1位だったトリガートークのM4は、
実は、マルイパッキン&マルイクッションゴム+マルイ純正バレル…
つまりまんまマルイ純正のまま
数あるカスタムガンに対し、マルイノーマルが1位、中華ノーマル+マルイパッキンが2位の結果だったのですね、これがwww
「なぜマルイはこのホップアップパッキンとクッションゴムをひたすら使い続けているのか?」ということを考えれば、自明の理だと思いますよ
この記事へのコメント
自分にとって、マルイは「神」です!(ただし外装パーツを除くw)
ボルトアクションの場合、二股パッキンのほうがいいのでしょうか?
エアコキにからめた話は、長くなるから、また上で書きますね