第16回 ELITE OPERATORS 参戦レポート
BATON's blog 読者の皆様おはようございます。バトン八王子店店長のデイヴ金子でございます。
ぼちぼち梅雨が明けそうな按配ではありますが、八王子界隈はなかなかスッキリと晴れてくれません。
去年のような酷暑はもうごめんですが、さすがに青空が恋しいところですよね。
さて、一昨日の話しになるのですが、去る7月21日の日曜日。私デイヴ金子は、関東某所のプライベートレンジにて開催されました、ELITE OPERATORS(通称エリオペ)というシューティングマッチに参戦して参りました。
ハンドガンとライフルの両方を使って戦う、いわゆる2ガンマッチであるエリオペは今回が16回目の開催なのですが、2013年の第1回大会から、もう6年も続いているんですよね。
第1回大会の開催が告知された時は、これこそ待ち望んでいたシューティングマッチだ!! と大興奮して、練習に練習を重ねて参加したものでした。
その当時、シューティングを始めたばかりだったバットン社長が、勢い余って作ったエリオペのルール紹介動画がYoutubeに残っていますので、参考までに張ってみますね。
我が懐かしの故郷、アキバ店シューティングレンジでの撮影です。
いや~、社長が太ってる! そして私が若い!(涙)
と、そんなことはともかく、ハンドガンとライフルの両方を使い、大きさの異なるターゲットを撃ち倒す競技であることがおわかりいただけたと思いますが、これが一筋縄では行かない難しさなのですよ。
前置きが長くなりましたが、こちらが試合当日のファーストマッチ、フリースタイルのシューティングオーダー(撃ち順表)です。
全39エントリー(1名欠席)という過去最多人数の参加で、マッチ会場は大賑わいでした。
大会主催のLEMサプライ矢田社長による開会式と、競技委員長ヒラノ氏のルール説明で、早くも緊張感が高まって参ります。
そしていよいよ競技開始! 二人並んで同時に撃つところがまた、難しさに拍車をかけるんですよね~。
こちらはなんと、お母さんと息子さんというお二人。旦那様も一緒で、ご一家揃っての参戦でした。いやはや、羨ましい限りです!
大ベテランのシニアシューターと、初参加の若手女性シューターが、同じ土俵で戦うというのも、シューティングマッチならではの醍醐味です。
こちら、御堂筋シューティングクラブメンバーの女性シューターと並んで撃つ私デイブ金子ですが、この後セカンダリーのG34にトラブルが発生し、競技のペースを乱してしまいました。その節はご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした・・・。
ちなみにエリオペでは、自分が撃つ時以外、運営がライフルを管理する方式が採られています。
待機場所に大勢でライフルを持ち込むと、思わぬ事故が起きる可能性が高まるため、これを防止するための効果的なやり方ですね。
困難な競技を戦うために、各々が工夫を凝らしていて非常に興味深いですね。
この日は日差しこそなかったもののかなり蒸し暑く、エアコンをつけているにも関わらず、待機室の温度が32℃を超えてどんどん上昇し、まるでサウナ風呂のような環境でした。
こんな思いをしてまでもシューティングマッチを戦いたいというのですから、まったく皆さん好きですよねェ。
フリースタイル終了後は1時間の休憩を挟んで、アンビ競技がスタートします。
アンビの撃ち順は、フリースタイルのスコアが低かった者から進められるのですが、私、3番目・・ですね・・・(汗)
ライフルをストロングサイド(利き腕側)で2発撃った後、逆側のウィークサイドにスイッチして2発。然る後、ハンドガンにトランジッションして2発というアンビ競技は、しっかり練習していなければ手も足も出せません。
右利きの人が左構えでライフルを撃つことはめったに無いし、利き目では無い方の眼で狙うこともまずありませんから、スイッチしたはいいけど、ターゲットが見つからないという事態に陥るのです。
ライフルをウィークサイドにスイッチする際のスタイルが、シューターによって微妙に異なるのも面白いところです。
ははぁ、あんなやり方があるんだ・・といった発見もありますしね。
撃ち終えたライフルをどう捌けば、スムーズにハンドガンにトランジッション出来るかというのも、勝つための重要なポイントです。
初心者にとっては、アンビでハンドガンに辿りつくまでが大変なのですよ。
こちらは、競技中に起きた機材トラブルをRO(レンジオフィサー)が解消しているところなのですが、その際シューターたちは、絶対に銃を触らないという意思表示のため、こうして両手を頭の上に組んで待機します。
こういった状況に限らず、シューティングレンジにおいて、自分の前に他人がいる状況で銃を触ることは絶対に許されません。
トリガーに指をかけなければ~とかいう問題では無く、銃に触れてはいけないのです。
参加者全員がアンビを撃ち終えたところで、第16回 ELITE OPERATORSは一旦終了。ここからは別途エントリーが必要なサイドマッチ、REROADが行われます。
※本戦の結果は、LEMサプライ様での公式発表をご覧ください。
ただでさえ難しいエリオペにマガジンチェンジが加わるという、冗談のように難しいマッチなのですが、練習すれば決して不可能ではない、極めて絶妙な難易度設定がまた燃えるんですよねぇ(笑)
エントリーフィーが別料金ということもあり、さすがに参加者は減りますが、輪をかけた20名の好き者たちが挑戦しました。
ここでREROADの競技説明も含め、日本最強シューターの一人として名高いヨコタマサキさんの美技を是非ともご覧いただきたいと思います。
ちょっと凄い動画だと思いますよこれは!
すべての動作があまりにもスムーズなため、速いように見えないのですが、充分な余裕を持って撃ち終えていることに驚かされますよね。
右のモモセさんも決して遅いわけでは無いのに、ヨコタさんの上手さがあまりも圧倒的過ぎます。
そんなヨコタさんを、2位決定シュートオフ(同じスコアのシューターが上位を決める戦い)で破ったタナカトオルさんがまた凄かった!
REROADの4m8秒を1秒落としの7秒で撃ち、倒した枚数の多いほうが勝ちとなる、鬼か!? というほどに厳しい戦いの様子を、以下の動画で是非ともご覧くださいませ。
個人的にはお二人ともに良く存じ上げているシューターさんなので、どっちも頑張れ! という心境で応援していたのですが、激戦を制したタナカさん、本当に素晴らしいシュートでした!
実はREROAD優勝者であるオマタさんの射撃も撮影してあるのですが、事情により公開出来ないのが残念な限り。
これがまたとんでもなく凄い方なんですけどね!!
こうして、第16回ELITE OPERATORSは無事に終了しました。
残念ながら今回も満射(1発も外さないこと)は出ませんでしたが、頂が高ければ高いほど、闘士が燃え上がるというものですからね。
今大会を一緒に戦った皆様、本当にお疲れ様でした!
ガントラで見事沈没した私ですが、半年後の第17回大会にも絶対参加しますので、また一緒に試合を楽しみましょうね!
最後に、素晴らしい大会を開催してくださったFBOメンバーの皆様、協力スタッフの皆様、本当にありがとうございました!
ELITE OPERATORS、最高です!!
ぼちぼち梅雨が明けそうな按配ではありますが、八王子界隈はなかなかスッキリと晴れてくれません。
去年のような酷暑はもうごめんですが、さすがに青空が恋しいところですよね。
さて、一昨日の話しになるのですが、去る7月21日の日曜日。私デイヴ金子は、関東某所のプライベートレンジにて開催されました、ELITE OPERATORS(通称エリオペ)というシューティングマッチに参戦して参りました。
ハンドガンとライフルの両方を使って戦う、いわゆる2ガンマッチであるエリオペは今回が16回目の開催なのですが、2013年の第1回大会から、もう6年も続いているんですよね。
第1回大会の開催が告知された時は、これこそ待ち望んでいたシューティングマッチだ!! と大興奮して、練習に練習を重ねて参加したものでした。
その当時、シューティングを始めたばかりだったバットン社長が、勢い余って作ったエリオペのルール紹介動画がYoutubeに残っていますので、参考までに張ってみますね。
我が懐かしの故郷、アキバ店シューティングレンジでの撮影です。
いや~、社長が太ってる! そして私が若い!(涙)
と、そんなことはともかく、ハンドガンとライフルの両方を使い、大きさの異なるターゲットを撃ち倒す競技であることがおわかりいただけたと思いますが、これが一筋縄では行かない難しさなのですよ。
前置きが長くなりましたが、こちらが試合当日のファーストマッチ、フリースタイルのシューティングオーダー(撃ち順表)です。
全39エントリー(1名欠席)という過去最多人数の参加で、マッチ会場は大賑わいでした。
大会主催のLEMサプライ矢田社長による開会式と、競技委員長ヒラノ氏のルール説明で、早くも緊張感が高まって参ります。
そしていよいよ競技開始! 二人並んで同時に撃つところがまた、難しさに拍車をかけるんですよね~。
こちらはなんと、お母さんと息子さんというお二人。旦那様も一緒で、ご一家揃っての参戦でした。いやはや、羨ましい限りです!
大ベテランのシニアシューターと、初参加の若手女性シューターが、同じ土俵で戦うというのも、シューティングマッチならではの醍醐味です。
こちら、御堂筋シューティングクラブメンバーの女性シューターと並んで撃つ私デイブ金子ですが、この後セカンダリーのG34にトラブルが発生し、競技のペースを乱してしまいました。その節はご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした・・・。
ちなみにエリオペでは、自分が撃つ時以外、運営がライフルを管理する方式が採られています。
待機場所に大勢でライフルを持ち込むと、思わぬ事故が起きる可能性が高まるため、これを防止するための効果的なやり方ですね。
困難な競技を戦うために、各々が工夫を凝らしていて非常に興味深いですね。
この日は日差しこそなかったもののかなり蒸し暑く、エアコンをつけているにも関わらず、待機室の温度が32℃を超えてどんどん上昇し、まるでサウナ風呂のような環境でした。
こんな思いをしてまでもシューティングマッチを戦いたいというのですから、まったく皆さん好きですよねェ。
フリースタイル終了後は1時間の休憩を挟んで、アンビ競技がスタートします。
アンビの撃ち順は、フリースタイルのスコアが低かった者から進められるのですが、私、3番目・・ですね・・・(汗)
ライフルをストロングサイド(利き腕側)で2発撃った後、逆側のウィークサイドにスイッチして2発。然る後、ハンドガンにトランジッションして2発というアンビ競技は、しっかり練習していなければ手も足も出せません。
右利きの人が左構えでライフルを撃つことはめったに無いし、利き目では無い方の眼で狙うこともまずありませんから、スイッチしたはいいけど、ターゲットが見つからないという事態に陥るのです。
ライフルをウィークサイドにスイッチする際のスタイルが、シューターによって微妙に異なるのも面白いところです。
ははぁ、あんなやり方があるんだ・・といった発見もありますしね。
撃ち終えたライフルをどう捌けば、スムーズにハンドガンにトランジッション出来るかというのも、勝つための重要なポイントです。
初心者にとっては、アンビでハンドガンに辿りつくまでが大変なのですよ。
こちらは、競技中に起きた機材トラブルをRO(レンジオフィサー)が解消しているところなのですが、その際シューターたちは、絶対に銃を触らないという意思表示のため、こうして両手を頭の上に組んで待機します。
こういった状況に限らず、シューティングレンジにおいて、自分の前に他人がいる状況で銃を触ることは絶対に許されません。
トリガーに指をかけなければ~とかいう問題では無く、銃に触れてはいけないのです。
参加者全員がアンビを撃ち終えたところで、第16回 ELITE OPERATORSは一旦終了。ここからは別途エントリーが必要なサイドマッチ、REROADが行われます。
※本戦の結果は、LEMサプライ様での公式発表をご覧ください。
ただでさえ難しいエリオペにマガジンチェンジが加わるという、冗談のように難しいマッチなのですが、練習すれば決して不可能ではない、極めて絶妙な難易度設定がまた燃えるんですよねぇ(笑)
エントリーフィーが別料金ということもあり、さすがに参加者は減りますが、輪をかけた20名の好き者たちが挑戦しました。
ここでREROADの競技説明も含め、日本最強シューターの一人として名高いヨコタマサキさんの美技を是非ともご覧いただきたいと思います。
ちょっと凄い動画だと思いますよこれは!
すべての動作があまりにもスムーズなため、速いように見えないのですが、充分な余裕を持って撃ち終えていることに驚かされますよね。
右のモモセさんも決して遅いわけでは無いのに、ヨコタさんの上手さがあまりも圧倒的過ぎます。
そんなヨコタさんを、2位決定シュートオフ(同じスコアのシューターが上位を決める戦い)で破ったタナカトオルさんがまた凄かった!
REROADの4m8秒を1秒落としの7秒で撃ち、倒した枚数の多いほうが勝ちとなる、鬼か!? というほどに厳しい戦いの様子を、以下の動画で是非ともご覧くださいませ。
個人的にはお二人ともに良く存じ上げているシューターさんなので、どっちも頑張れ! という心境で応援していたのですが、激戦を制したタナカさん、本当に素晴らしいシュートでした!
実はREROAD優勝者であるオマタさんの射撃も撮影してあるのですが、事情により公開出来ないのが残念な限り。
これがまたとんでもなく凄い方なんですけどね!!
こうして、第16回ELITE OPERATORSは無事に終了しました。
残念ながら今回も満射(1発も外さないこと)は出ませんでしたが、頂が高ければ高いほど、闘士が燃え上がるというものですからね。
今大会を一緒に戦った皆様、本当にお疲れ様でした!
ガントラで見事沈没した私ですが、半年後の第17回大会にも絶対参加しますので、また一緒に試合を楽しみましょうね!
最後に、素晴らしい大会を開催してくださったFBOメンバーの皆様、協力スタッフの皆様、本当にありがとうございました!
ELITE OPERATORS、最高です!!