Hooha show 2016年2月 レポート前編
今回から2倍近い広さとなり、出店エアガンメーカーの数的に世界最大のエアガン・ミリタリーショーといえる、台湾 『 Hooha show (武哈祭)』 が2016年2月19日~21日の3日間に渡って開催されました。会場で展示させれていたエアガン新製品を中心に前編・後編に分けてレポートをお届けします!





日本のユーザー的に一番の注目株は、ついにモデルアップされたRPDではないでしょうか。AK系とはいえ、ほとんどのパーツが共用ではないため、ゼロからのフルスクラッチとなるわけで、いままでどのメーカーも手を出しませんでしたが、ついにLCTがやってくれました!
社長さんにお伺いしたところ、「早ければ今年の8月~9月、遅くても今年中には発売したい」とのこと。数多くのパーツを新規製作しなければならないので、今年の新商品はRPDに注力するそうです。電動マガジンで2500発の大容量を誇る東側分隊支援火器、発売が楽しみです!

ちなみに、AKイメージのLCTさんですが、M4系も作っています。ただ、あまり力は入れてないようですが (^^ゞ




まもなく、3月下旬~4月上旬に日本でも発売予定、ICSの最短M4、『 CXP-UK1 Captain 』 も展示されていました。バッテリーは前配線なので機能的には特に意味はないのですが、しっぽのような短いストックチューブが可愛いです



電動ガンメーカーだったICSが初めてのガスハンドガンを制作! ICSの名称はALPHAですが、これはFNの9mmハンドガン、『 FNS-9 』のモデルアップです。
先月のアメリカ、SHOT Showで公開されていましたが、現物を初めて手に取れました。試射は出来ませんでしたが、すでに量産品として完成しているようで、まもなく発売されることでしょう。
…ただ、これはトップガス仕様であり、スライドがメタルのハーフメタルモデルなのですよね。ハーフメタルは法的にグレーゾーンですし、トップガス仕様を134aガスで動かすことも可能ですが、メタルスライドはかなり好条件(マガジンが温まった状態)でないと134aガスではまともに動かないので、難しいところ。
弊社としては、先月、ビクトリーショーのとき来日したICS社長さんにお会いした時に、「日本仕様に樹脂スライドモデルを!」と直訴・要望していますが、まだ、樹脂スライドを出してくれるとの確約はいただいていないので(樹脂用の金型を新規製作しなければならないので、結構なコストがかかりますしね…)、引き続きプッシュし続けます。


ICSはハンドガン市場に乗り出すにあたり、いきなり経路の違う2機種を投入。こちらのPM2は『マカロフ』で、ガスブローバックではなく、固定スライドガスガン、CO2 12gカートリッジ仕様です。
…ポップに「ハイパワーピストル」と謳っているように、初速120m/sec! そしてフルメタルなので、こちらはちょっと日本には…
そのほか、様々なメーカー、ショップが出店していますが、こちらの香港のカスタムビルダーの作品が目につきました。



モーゼルをピストルカービン化したカスタマイズモデルや、美しくエングレーブされエイジング処理が施された水平二連ショットガン。ブースも西部劇風になっていて、こだわりが感じられました。
…ただ、モーゼルはフルメタル、ショットガンはカートリッジ内蓄圧式のセンターファイヤーでして、日本の法律的には真っ黒なので我々が手にすることは出来ません。こういうモデルは海外のショーで愛でて楽しむだけですね。


IRON airsoft では新作のRAS等を展示。IRONは数年前に香港から台湾に移ってきましたが、最近、こうして香港から台湾に引っ越しするメーカーが多いです。香港(中国)の人件費があがり、そのわりには工作精度が高くはなく、そして中国の法的規制も厳しいので、香港にとどまり続けるより、台湾に移ったほうがメリットがあるということで移ってくるようです。国外工場を出すのではなく、会社ごと引っ越してしまうのですから、中華圏の人々はたくましいですよね




LCT RPD




日本のユーザー的に一番の注目株は、ついにモデルアップされたRPDではないでしょうか。AK系とはいえ、ほとんどのパーツが共用ではないため、ゼロからのフルスクラッチとなるわけで、いままでどのメーカーも手を出しませんでしたが、ついにLCTがやってくれました!
社長さんにお伺いしたところ、「早ければ今年の8月~9月、遅くても今年中には発売したい」とのこと。数多くのパーツを新規製作しなければならないので、今年の新商品はRPDに注力するそうです。電動マガジンで2500発の大容量を誇る東側分隊支援火器、発売が楽しみです!

ちなみに、AKイメージのLCTさんですが、M4系も作っています。ただ、あまり力は入れてないようですが (^^ゞ
ICS CXP-UK1 Captain




まもなく、3月下旬~4月上旬に日本でも発売予定、ICSの最短M4、『 CXP-UK1 Captain 』 も展示されていました。バッテリーは前配線なので機能的には特に意味はないのですが、しっぽのような短いストックチューブが可愛いです

ICS ALPHA(FNS-9)



電動ガンメーカーだったICSが初めてのガスハンドガンを制作! ICSの名称はALPHAですが、これはFNの9mmハンドガン、『 FNS-9 』のモデルアップです。
先月のアメリカ、SHOT Showで公開されていましたが、現物を初めて手に取れました。試射は出来ませんでしたが、すでに量産品として完成しているようで、まもなく発売されることでしょう。
…ただ、これはトップガス仕様であり、スライドがメタルのハーフメタルモデルなのですよね。ハーフメタルは法的にグレーゾーンですし、トップガス仕様を134aガスで動かすことも可能ですが、メタルスライドはかなり好条件(マガジンが温まった状態)でないと134aガスではまともに動かないので、難しいところ。
弊社としては、先月、ビクトリーショーのとき来日したICS社長さんにお会いした時に、「日本仕様に樹脂スライドモデルを!」と直訴・要望していますが、まだ、樹脂スライドを出してくれるとの確約はいただいていないので(樹脂用の金型を新規製作しなければならないので、結構なコストがかかりますしね…)、引き続きプッシュし続けます。
ICS PM2(マカロフ)


ICSはハンドガン市場に乗り出すにあたり、いきなり経路の違う2機種を投入。こちらのPM2は『マカロフ』で、ガスブローバックではなく、固定スライドガスガン、CO2 12gカートリッジ仕様です。
…ポップに「ハイパワーピストル」と謳っているように、初速120m/sec! そしてフルメタルなので、こちらはちょっと日本には…

そのほか、様々なメーカー、ショップが出店していますが、こちらの香港のカスタムビルダーの作品が目につきました。



モーゼルをピストルカービン化したカスタマイズモデルや、美しくエングレーブされエイジング処理が施された水平二連ショットガン。ブースも西部劇風になっていて、こだわりが感じられました。
…ただ、モーゼルはフルメタル、ショットガンはカートリッジ内蓄圧式のセンターファイヤーでして、日本の法律的には真っ黒なので我々が手にすることは出来ません。こういうモデルは海外のショーで愛でて楽しむだけですね。


IRON airsoft では新作のRAS等を展示。IRONは数年前に香港から台湾に移ってきましたが、最近、こうして香港から台湾に引っ越しするメーカーが多いです。香港(中国)の人件費があがり、そのわりには工作精度が高くはなく、そして中国の法的規制も厳しいので、香港にとどまり続けるより、台湾に移ったほうがメリットがあるということで移ってくるようです。国外工場を出すのではなく、会社ごと引っ越してしまうのですから、中華圏の人々はたくましいですよね

レポートは後編に続きます。


