調整内容レポート その9(Dboys KAC PDW:前編)
今回のGunsmithバトン基本調整内容レポートは、Dboys KAC PDWについての内容をお届けいたします。
プロトタイプが数挺存在するだけというナイツアーマメント社製のPDW。サブマシンガンクラスのコンパクトさでありながら、ほとんどの操作がM4と共通という扱いやすさから、サバゲーマーにも人気の高い1丁挺ですね。
今回ご紹介するDboys製KAC PDW、残念ながら現在、弊社では在庫を切らしているのですが、ちょっと独特な分解方法を含め、基本調整の内容をじっくり追ってみましたので、どうかご覧くださいませ。
まずはロアーレシーバー右側面のクリップを、画像のように精密ドライバーの先端を使って取り外します。
上記のクリップを外すことで、トリガー上部のピンをレシーバーの左側から引き抜くことが出来るわけですね。
次に、右側アンビセレクターを固定しているネジを外して、セレクターレバーを取り外します。
同様に、左側セレクターレバーも取り外すのですが、下段画像に写っている、クリックストップ用の小さいボールが現れるので、セレクターレバーを取り外す際に転がしてしまわないよう、注意する必要があります。
次に、ハンドガード下面の六角ボルトを外して、アウターバレルを引き抜きます。ハンドガードの穴から外に伸びているバッテリーコネクターを外す関係から、ここでアウターバレルを外しておいた方が都合が良いのですね。
ここで、ロアーレシーバー前方のロックピンを画像の位置まで引き出し、アッパーレシーバーを前方に引き抜いて、ロアーレシーバーと分離しました。引き続きロアーレシーバーの分解を進めて行きます。
ボルトリリースレバーを固定しているピンをピンポンチで叩き出し、リリースレバーを取り外しました。
次に、マガジンキャッチを取り外します。画像を撮りそこねてしまいましたが、レシーバー左側からキャッチレバーを引き抜き、反時計方向に回すことで分解しています。
グリップ底部のフタを外し、モーターを取り出しました。PDWはご覧のとおりグリップが短いため、モーターの軸の長さもミドルタイプになっています。
モーターを取り出した後、グリップ内部のネジを外して、グリップを分解しました。ここまでの作業で、ロアーレシーバーからメカボックスが抜き出せるようになりました。
こちらが抜き出したメカボックスです。基本的な形状はいわゆるVer.2のそれですが、アンビセーフティーを機能させるためのギヤが設けられているのが特徴的ですね。
トリガー側のギヤは軸がメカボックスを貫通しているので、左側からピンポンチで叩いて取り外します。メカボックスに付いているギヤは、そこに置かれているだけなので、この後外しておきました。
画像中央、銀色のパーツは、チャージングハンドルを引いた際にボルトカバーを引っ掛ける、いわばストッパーですね。このストッパーにテンションをかけているトーションバネを外します。
バネを外したストッパーを下方向にまわすと、メカボックスを固定しているネジが顔を出します。このために上述のトーションバネを外したわけですね。
メカボックスのネジを外して開いたところで、前編はここまでとさせていただきます。今回は画像が多いので、前、中、後編の3回に渡ってレポートをお届けいたしますので、お付き合いのほどをよろしくお願いいたします。
プロトタイプが数挺存在するだけというナイツアーマメント社製のPDW。サブマシンガンクラスのコンパクトさでありながら、ほとんどの操作がM4と共通という扱いやすさから、サバゲーマーにも人気の高い1丁挺ですね。
今回ご紹介するDboys製KAC PDW、残念ながら現在、弊社では在庫を切らしているのですが、ちょっと独特な分解方法を含め、基本調整の内容をじっくり追ってみましたので、どうかご覧くださいませ。
まずはロアーレシーバー右側面のクリップを、画像のように精密ドライバーの先端を使って取り外します。
上記のクリップを外すことで、トリガー上部のピンをレシーバーの左側から引き抜くことが出来るわけですね。
次に、右側アンビセレクターを固定しているネジを外して、セレクターレバーを取り外します。
同様に、左側セレクターレバーも取り外すのですが、下段画像に写っている、クリックストップ用の小さいボールが現れるので、セレクターレバーを取り外す際に転がしてしまわないよう、注意する必要があります。
次に、ハンドガード下面の六角ボルトを外して、アウターバレルを引き抜きます。ハンドガードの穴から外に伸びているバッテリーコネクターを外す関係から、ここでアウターバレルを外しておいた方が都合が良いのですね。
ここで、ロアーレシーバー前方のロックピンを画像の位置まで引き出し、アッパーレシーバーを前方に引き抜いて、ロアーレシーバーと分離しました。引き続きロアーレシーバーの分解を進めて行きます。
ボルトリリースレバーを固定しているピンをピンポンチで叩き出し、リリースレバーを取り外しました。
次に、マガジンキャッチを取り外します。画像を撮りそこねてしまいましたが、レシーバー左側からキャッチレバーを引き抜き、反時計方向に回すことで分解しています。
グリップ底部のフタを外し、モーターを取り出しました。PDWはご覧のとおりグリップが短いため、モーターの軸の長さもミドルタイプになっています。
モーターを取り出した後、グリップ内部のネジを外して、グリップを分解しました。ここまでの作業で、ロアーレシーバーからメカボックスが抜き出せるようになりました。
こちらが抜き出したメカボックスです。基本的な形状はいわゆるVer.2のそれですが、アンビセーフティーを機能させるためのギヤが設けられているのが特徴的ですね。
トリガー側のギヤは軸がメカボックスを貫通しているので、左側からピンポンチで叩いて取り外します。メカボックスに付いているギヤは、そこに置かれているだけなので、この後外しておきました。
画像中央、銀色のパーツは、チャージングハンドルを引いた際にボルトカバーを引っ掛ける、いわばストッパーですね。このストッパーにテンションをかけているトーションバネを外します。
バネを外したストッパーを下方向にまわすと、メカボックスを固定しているネジが顔を出します。このために上述のトーションバネを外したわけですね。
メカボックスのネジを外して開いたところで、前編はここまでとさせていただきます。今回は画像が多いので、前、中、後編の3回に渡ってレポートをお届けいたしますので、お付き合いのほどをよろしくお願いいたします。