エアコキ☆流速チューン 集弾性比較テスト
Gunsmithバトンの新チューニングメニュー、エアコキ☆流速チューン 1万2800円(ポイント還元実質:1万2160円)を施工したG SPEC.とノーマルの35m集弾性比較テストです。
テスト日:2012年11月21日
場所:埼玉県トリガートーク35mレンジ(インドア)
テスト銃:東京マルイ VSR-10 G SPEC.のノーマル、エアコキ☆流速チューン
使用BB弾:ICS バイオBB弾 0.25g

テスト方法:4倍スコープを使用し、35mレンジのゼロインを出したあと、各20発を練習射撃。A4のターゲット用紙に対し、10発を撃って命中弾数をテスト。練度の差がでないように交互に10発ずつ、3セット射撃した。

結果、ノーマルは4/4/4、エアコキ☆流速チューンは8/9/9が命中。弾の集まり具合からも、その集弾性の差は明らかです。
また、ノーマルは0.25g弾を使用するとホップ最強でなければ35mは飛びませんが、エアコキ☆流速チューンはまだ余裕があります。そして、ノーマルは0.28g弾に対してはホップがかかりきらず、ホップを強くしても弾速が落ちて飛距離が落ちるだけですが、エアコキ☆流速チューンなら0.28g弾にも十分なホップ回転をかけることができ、長距離での重量弾の使用も可能です。
本当は、ロングレンジの集弾性は、さらに重い0.28g弾のほうが、より流速チューンに有利なテスト結果を導くことが出来るのですが、ノーマルでは0.28g弾を35m飛ばすことが出来ず、エアコキ☆流速チューンと同条件での比較テストが出来ないので、35m・0.25g弾でのテストとなりました。
ノーマルで0.28g弾を長距離飛ばすことが出来ないのは、「BATON流速チューン理論」でも説明したように、ノーマルチューンは日本の初速規制値では重量弾に対して有効はホップ回転をかけ切れないからです。0.28g弾でホップ効果が足らないからといって、ホップを強くするとさらに初速が落ちてしまい、G SPECのノーマルバレルでは、バレル内の滞在時間が伸びて回転が低減し飛距離は落ちるだけです。ノーマルでは重量弾に必要なホップ回転を得ることが出来ないのです。
エアコキ☆流速チューンでは、流速ルーズバレル6.10を加工して使用し、ホップシステム改良、ピストンウェイトワンオフ製作などにより、エアーコッキングライフルでも流速効果を実現したチューニングです。
このノーマルとエアコキ☆流速チューンの集弾性の差は10m、20mといった距離では出ないと思います。スコープで撃つと分かるのですが、ノーマルでは35m先のターゲットに当たる直前、下左右に弾道が乱れます。重量弾に対して有効なホップ回転をかけられないノーマルでは、長距離になるとBB弾の回転がなくなり、無回転のナックルボール状態となり、弾道がフラフラと乱れるのだと思われます。
重量弾に強力なホップ回転をかけて長距離まで飛ばせる流速チューンは、最後までホップ回転が残り弾道が安定しているので、40m、50m、60mと、長距離になればなるほど、ノーマルとの集弾性の差が明確になります。
※APSバレル(マルゼン APSシリーズ)は、バレルがまったく異なるので、流速ルーズバレル6.10を加工しても使用することが出来ず、エアコキ☆流速チューンは施工出来ません。ただし、中華エアーコッキングライフルの場合、機構がAPSシステムであっても、バレルはVSRや電動ガンのものを使うものがほとんどなので、その場合はエアコキ☆流速チューンを施工出来ます。どのモデルが施工可能か否かはGunsmithバトン本店にお問い合わせ下さい(アキバ店にはチューナーが常駐していないので、その場ではすぐにご返答できない場合があります)
※東京マルイ L96はピストン形状の関係で有効なピストンウェイトが制作できず、また、シリンダー容量が少ないため流速効果を高めることが難しいので、エアコキ☆流速チューンを施工出来ません。
テスト日:2012年11月21日
場所:埼玉県トリガートーク35mレンジ(インドア)
テスト銃:東京マルイ VSR-10 G SPEC.のノーマル、エアコキ☆流速チューン
使用BB弾:ICS バイオBB弾 0.25g

テスト方法:4倍スコープを使用し、35mレンジのゼロインを出したあと、各20発を練習射撃。A4のターゲット用紙に対し、10発を撃って命中弾数をテスト。練度の差がでないように交互に10発ずつ、3セット射撃した。

結果、ノーマルは4/4/4、エアコキ☆流速チューンは8/9/9が命中。弾の集まり具合からも、その集弾性の差は明らかです。
また、ノーマルは0.25g弾を使用するとホップ最強でなければ35mは飛びませんが、エアコキ☆流速チューンはまだ余裕があります。そして、ノーマルは0.28g弾に対してはホップがかかりきらず、ホップを強くしても弾速が落ちて飛距離が落ちるだけですが、エアコキ☆流速チューンなら0.28g弾にも十分なホップ回転をかけることができ、長距離での重量弾の使用も可能です。
本当は、ロングレンジの集弾性は、さらに重い0.28g弾のほうが、より流速チューンに有利なテスト結果を導くことが出来るのですが、ノーマルでは0.28g弾を35m飛ばすことが出来ず、エアコキ☆流速チューンと同条件での比較テストが出来ないので、35m・0.25g弾でのテストとなりました。
ノーマルで0.28g弾を長距離飛ばすことが出来ないのは、「BATON流速チューン理論」でも説明したように、ノーマルチューンは日本の初速規制値では重量弾に対して有効はホップ回転をかけ切れないからです。0.28g弾でホップ効果が足らないからといって、ホップを強くするとさらに初速が落ちてしまい、G SPECのノーマルバレルでは、バレル内の滞在時間が伸びて回転が低減し飛距離は落ちるだけです。ノーマルでは重量弾に必要なホップ回転を得ることが出来ないのです。
エアコキ☆流速チューンでは、流速ルーズバレル6.10を加工して使用し、ホップシステム改良、ピストンウェイトワンオフ製作などにより、エアーコッキングライフルでも流速効果を実現したチューニングです。
このノーマルとエアコキ☆流速チューンの集弾性の差は10m、20mといった距離では出ないと思います。スコープで撃つと分かるのですが、ノーマルでは35m先のターゲットに当たる直前、下左右に弾道が乱れます。重量弾に対して有効なホップ回転をかけられないノーマルでは、長距離になるとBB弾の回転がなくなり、無回転のナックルボール状態となり、弾道がフラフラと乱れるのだと思われます。
重量弾に強力なホップ回転をかけて長距離まで飛ばせる流速チューンは、最後までホップ回転が残り弾道が安定しているので、40m、50m、60mと、長距離になればなるほど、ノーマルとの集弾性の差が明確になります。
※APSバレル(マルゼン APSシリーズ)は、バレルがまったく異なるので、流速ルーズバレル6.10を加工しても使用することが出来ず、エアコキ☆流速チューンは施工出来ません。ただし、中華エアーコッキングライフルの場合、機構がAPSシステムであっても、バレルはVSRや電動ガンのものを使うものがほとんどなので、その場合はエアコキ☆流速チューンを施工出来ます。どのモデルが施工可能か否かはGunsmithバトン本店にお問い合わせ下さい(アキバ店にはチューナーが常駐していないので、その場ではすぐにご返答できない場合があります)
※東京マルイ L96はピストン形状の関係で有効なピストンウェイトが制作できず、また、シリンダー容量が少ないため流速効果を高めることが難しいので、エアコキ☆流速チューンを施工出来ません。
この記事へのコメント
とうとうエアーコッキングにも流速できる様になりましたかー
機構がVSR系だったら海外製でもいいのでしょうか?
KingAerms製のブレイザー持ってるんですけど、
チャンバーブロックはオリジナルとはいえ機構はVSRのコピーらしいからいけるのかなぁ・・・?
ちなみにバレル・ホップパッキンは電動と同じでした
エアコキのチューンといえばVSR・APSシリーズしかメニューにないショップが殆どなので、海外製でもチューンしてもらえるのは助かりますわぁ~
なんせエアコキの知識ほとんど無いものなんで・・・
はーい、もちろんです! というか、うちは東京マルイもやりますが、基本的に中華エアガンチューニングショップなので、中華エアーコッキングライフル達のために、この「エアコキ☆流速チューン」を開発したようなものです(`・ω・´)ゞ
機構はなんでも大丈夫です(マルイのL96だけはちょっと特殊というかシリンダーが小さすぎるので、ちょっと保留しています)。
バレルが問題なんです(APSバレルは全然違って造れないから…)。なので、バレルがVSRか電動ガンなら基本的に施工出来ます!
そして、「エアコキ☆流速チューン」一番の目的は、うちが代理店であるModifyがもうすぐ発売するはずのMOD24に施工するためなのですよ ( ̄ρ ̄)ジュル・・・
続報が無かったので気にしてました。
エアコキ流速チューンはパーツ売りもしますか?
MOD24はModifyさんが「もうすぐ」とは言ってるんですけど、まだ発売日の確定連絡はないんです (^_^;)
そこら辺、決まってなくても「●月発売!」とか言っちゃうアバウトな香港人と、きちんと正確な仕事をする台湾人の気質の違いだと思いますので、逆に安心して待てますw
パーツが共通の電動ガンと違って、中華エアーコッキングは各社微妙に違って同じパーツが使えるとは限らず、同じレシピになるとも限らず、それぞれに異なった加工をしてチューニングするのでいまのところパーツ売りは予定していません。
(必要なパーツのバリエーションの種類に対して、エアコキチューニングの需要が少ないと予想されるためでもあります。要はそんなにいっぱい種類を造っても売り切れないのでは…と)
これは、どんな中華エアガンでも現物合わせでチューニングする当店の特徴でもあるのですが、弱点でもありますね (^_^;)
1J規制のいまとなってはパワー的にはフルオートの電動ガンと同一でしかない、エアコキスナイパーですけど、やっぱり長距離で『一撃必殺!』したいですからね! 長距離で当てるためにエアコキ☆流速チューンです( ̄ー ̄)vニヤリッ
その初弾を外すと、大変な弾幕の反撃を食らって涙目になるのも、エアコキスナイパーの常ですけど…(^_^;)
•••が、なんということでしょう。ICS純正SIGマグ、ICS製SIG本体、ICSバイオ弾という、ICS尽くしの装備にも関わらず、弾がまともに発射されませんでした。
よくよく観察すると、二発給弾されているようで、セミで一回引いても弾が出ず、二回目を引くと二個の弾が好き勝手に飛び散るという、典型的な状態でした。
幸い(?)、マルイの弾を持って行ってたので、そちらに変えると無事に発射出来ました。
バトンさんでチューニング時に使っている弾はてっきりICSだと思ってたんですが、マルイの弾でチューニングされてるんですかね?
何はともあれ、このしぐ551ちゃんで60mオーバーのロングレンジキルが出来たんで、末永く愛しますw
(ちなみにセミオンリー戦で、マガジンを17連結した状態で二回戦しました。下手な筋トレより筋肉つきそうでした。)
大変、申し訳ございません。2発給弾が起こるようでしたら、それは不具合ですので、誠にお手数ですが修理に出していただければ幸いです(試射はICS バイオBB弾でしています)。
ご迷惑をおかけしてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
流速カスタムというとノーマルより強力なスプリングを使うイメージなのですが、このカスタムによりコッキング時に必要な力はどの程度アップするのでしょうか?
はい、スプリングは多少、強化していますが、コッキングに必要な力はさほど変わらないていどです。
ノーマルと並べてコッキングして、注意していると分かるかな? というぐらいの差しかないので、コッキングは気にしなくても大丈夫です。
また、「ピストンウェイトワンオフ製作」とは何ですか?
当店で制作しているエアコキ☆流速チューンは、昔のパワーチューン時代のように凶悪なスプリングを使うわけではなく、初速を調整するために多少強めにするぐらいなので、特にシアーやピストンの耐久性に影響が出るほどではありません。
ご希望でしたら、製作時に当店販売のパーツにその銃に合うピストンがあれば、それをご購入いただければ組み込みますし、また、パーツの持ち込みでも工賃はかかりますが、追加で組み込むことも可能です(当店では、扱いのないパーツのお取り寄せは出来ないので、ご希望の場合はお客様でご購入いただき送付していただく形になります)
ピストンウェイトは、初速調整のためのスプリングのカラーを兼ねて、ピストン重量をアップさせるために造ります。ピストンの内径や、その銃によって、セッティングによって、必要とされる長さ等は変わるので、決まったパーツを作ることも出来ず、当店では、それぞれの銃に合わせて制作しているのです。
ご検討のほど、よろしくお願い致します。
Element VSR-10 M125スプリングと
BATON airsoft VSR/APS系 流速スプリングは
具体的にどういった違いがありますか?
それぞれレート?は、なん%ですか?
電動ガン用スプリングは基本的にSHSのレートに合わせたのですが、VSR用スプリングは特にエレメントのレートに沿って制作したわけではないのです。
当店でもエレメントスプリングは欠品してますので初速の比較はしていませんが、強さはエレメントの125のほうが、BATONのVSRスプリングよりも遥かに強いです。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。
流速ルーズバレル6.10R VSR/WE用
の250mmと430mmのメリットとデメリットをそれぞれ
教えていただけませんか?
性能的(集弾性的)には250mmの長さがあれば充分なので、250mmも430mmも変わらないです。流速チューンを造る時の特性的には430mmのほうが穏やかになります。
Gスペ流速SPでは250mmを使っていて、MOD24流速SPでは430mmを使っています。ですが、これは性能の違いではなくてMOD24はインナーバレルを短くするとアウターバレル内部でホールドする部分がないので430mmを使っただけです。
流速チューンを造るなら250mmでいいので、これまでは250mmだけのラインナップでした。ただ、お客様のご要望があり、また、MOD24のように長くないと造るのが大変というものもあるので、長いバージョンもラインナップしました。長いものなら、お好みの長さに短くカット出来ますしね (^^ゞ
なので、あとはお客様の使い方次第、お好み次第で長さを選んでいただければ幸いです (`・ω・´)ゞ
流速チューン的には短いほうが飛距離が出るのはわかりますが、短いと初速が心配です・・・
自分はVSR-10で、ブッシュから打ち抜いたりするので初速は欲しいのです。
250mmと430mm、それぞれの初速変化はどの程度かわかりますか??
エアコキは種別によってレシピは異なるので、250mmと430mmでの初速計測はしていません。
このルーズバレルは流速チューンを造るためのパーツであり、バレルを交換しただけで効果が得られるかどうかは保証できず、基本的に、チャンバー・シリンダーすべてをイジる前提です。
エアコキはそれぞれの機種によってパーツが異なるので、電動ガンのように「BATON airsoftの流速チューンパーツ一式をすべて使って流速チューンを造る」という前提で『お手軽流速チューンセット』を設定することは出来ず、個別のチューニングになるのです。
『エアコキ☆流速チューン』をご注文いただければ、当店の考えるベストの状態にチューニングさせていただきますので、ご検討のほどよろしくお願い致します。
はい、VSR系にエアコキ☆流速チューンを施工する場合は、内部でインナーバレルの芯を出すようにいたしますし、エアコキ☆流速チューンに限らず、当店のチューンは出荷前に全丁、30mレンジで試射して弾道を確認し、ハイダーへの干渉などの不具合があれば修正します。
なので、大丈夫です ( ̄^ ̄)ゞ ご検討のほどよろしくお願いいたします。