[ マルゼン ] APS SR96 外観レビュー 【APSカップライフル】
BATON's blog 読者の皆様おはようございます。バトンスタッフのナベでございます。
本日は蔵前工房舎からのお知らせです。先日発売しご好評頂いているマルゼンAPS SR96-20S・APS SR96-11Sのレビューを外観編と内部・実射編に分けてお届けします。
※製品にスコープは付属しません。
※この写真は蔵前工房舎製「アンシュッツタイプアドバンストグリップ」と「レイサースペーサー(高さを調整。近日発売予定)」を取り付けた状態です。
まずはAPS SR96-20Sと11Sの違いについてご説明致します。
APS SR96-20Sは従来のType96と同じく20mmレール搭載モデルとなります。
APS SR96-11Sはオプションパーツである11mm幅プレシジョンサイトベースが標準装備されたモデルとなります。
11mmレールはAPSカップでオープンサイト部門に出場する為に必要なピープサイトを搭載する事が出来、20Sと11Sの違いはマウントレール幅の違いとフロントサイトベースの有無となります。
注意点としては11Sに20mmレールは付属しませんので、スコープもピープサイトも両方使いたい方は20Sと11mm幅プレシジョンサイトベースを購入した方が良いかと思います。
反対にピープサイトしか使わない、またはType96を所有しており、Type96の20mmレールが手元にある方は11Sでも良いでしょう。20mmレールはType96とSR96で共通です。
また、ピープサイトを選ぶ際の注意点としてはアンシュッツ用を選んで下さい。実は同じ11mmレールでもメジャーなライフルメーカーである「ファインベルク・バウ」「アンシュッツ」「ワルサー」で微妙に幅が異なります。マルゼン純正のサイトベースはアンシュッツ規格になっているので、銃砲店でアンシュッツ用となっているピープサイトであれば取り付け可能な可能性が高いです。
「ワルサー」用はキツくて入らない事があります。「ファインベルク・バウ」用はネジを締めても緩くて固定されない事があり、アルミテープ等を貼れば使えますが、ご参考までに。
それでは外観から見ていきましょう。
ついに純正でアルミストックが採用されたのが大きなインパクトであります! 一見ただの角パイプのように見えますが、このストック専用に下面のレールまで一体で成型されたアルミ引き抜き材が使われています。
ストック下面のレールは実銃の競技銃と同じ規格で作られ、実銃用のアクセサリ(レイサーやバイポッド等)がポン付け出来ます。
実際に純正のグリップとレイサーも、このレールに取り付けられており前後方向の位置調整が可能です。
ビーチウッド(ブナ材)で製作されたチークピースは上下はもちろん、左右方向にも調整可能です。(これ重要です)
バットプレートも上下左右、さらに全長方向にも調整可能です。
チークとバットプレートの調整ネジは左側にも取り付け可能で左利きの選手でもネジが邪魔にならない仕様となっております。
ストック後ろ側の基部と、チーク・バットプレート基部は超頑丈なアルミ削り出しブロックとなっており、ガタ付きや、しなり、軋みなどは皆無でマルゼンさんの本気度が凄いです!
ストック右側面にはさりげなくレーザー刻印が入っています。
と、これほどのクオリティで機関部までついて¥60,000って大変コストパフォーマンスが良いのですが、1点だけ物足りない部分が…
そう、グリップです! なにやらどこかで見覚えのあるカタチ… 正体はマルゼン製スコーピ〇ンのグリップです。
精密射撃に求められるグリップの重要な要素はグリップアングルが垂直に近い事です。最近は競技銃だけでなく軍用のスナイパーライフルのグリップもどんどん垂直に近い角度になってきていますね。
角度が垂直で、左右兼用OKで、ジュニア選手や女性も安心して握れるサイズで、既存製品で開発コストもかからないと、スコ〇ピオンのグリップは適した選択であるとは思います。これがまた、実際構えてみると意外と悪くないんです。
ただし、本気でブルズアイ満射を狙ってみると役不足感は否めません。
そこでこちら! 「蔵前工房舎 APS-SR96用アンシュッツタイプアドバンスドグリップ」をご用意しました。
弊社代表のバットン・オーツカの私物である実銃のアンシュッツ製スモールボアライフル用のグリップ(Mサイズ)を3Dプリンターで完全再現。SR96に無加工で取り付け可能で、グリップの高さはSR96のトリガー位置に合わせて設計しており、前後の位置調整に加え左右方向の調整も可能になっています。
カラーバリエーションはブラック/レッド/ブルーの3色、それぞれ右手用/左手用をご用意しました。
実際に「蔵前工房舎 APS-SR96用アンシュッツタイプアドバンスドグリップ」で撃ってみると、正直、全然違います。純正のス〇ーピオングリップも悪くはないのですが、やっぱり精密射撃用グリップは断然良いです。詳しくは実射編でお伝えしますのでお待ち下さい。
また、機能はもちろんですがビジュアル的にも大幅にカッコ良くなります! この写真についているレイサースペーサーは試作品で近日発売予定となっております。※スコープ、スコープマウントは別売です。
長くなってしまいましたが、外観編は以上となります。内部もかなり進化していますのでお楽しみに!
本日は蔵前工房舎からのお知らせです。先日発売しご好評頂いているマルゼンAPS SR96-20S・APS SR96-11Sのレビューを外観編と内部・実射編に分けてお届けします。
※製品にスコープは付属しません。
※この写真は蔵前工房舎製「アンシュッツタイプアドバンストグリップ」と「レイサースペーサー(高さを調整。近日発売予定)」を取り付けた状態です。
まずはAPS SR96-20Sと11Sの違いについてご説明致します。
APS SR96-20Sは従来のType96と同じく20mmレール搭載モデルとなります。
APS SR96-11Sはオプションパーツである11mm幅プレシジョンサイトベースが標準装備されたモデルとなります。
11mmレールはAPSカップでオープンサイト部門に出場する為に必要なピープサイトを搭載する事が出来、20Sと11Sの違いはマウントレール幅の違いとフロントサイトベースの有無となります。
注意点としては11Sに20mmレールは付属しませんので、スコープもピープサイトも両方使いたい方は20Sと11mm幅プレシジョンサイトベースを購入した方が良いかと思います。
反対にピープサイトしか使わない、またはType96を所有しており、Type96の20mmレールが手元にある方は11Sでも良いでしょう。20mmレールはType96とSR96で共通です。
また、ピープサイトを選ぶ際の注意点としてはアンシュッツ用を選んで下さい。実は同じ11mmレールでもメジャーなライフルメーカーである「ファインベルク・バウ」「アンシュッツ」「ワルサー」で微妙に幅が異なります。マルゼン純正のサイトベースはアンシュッツ規格になっているので、銃砲店でアンシュッツ用となっているピープサイトであれば取り付け可能な可能性が高いです。
「ワルサー」用はキツくて入らない事があります。「ファインベルク・バウ」用はネジを締めても緩くて固定されない事があり、アルミテープ等を貼れば使えますが、ご参考までに。
それでは外観から見ていきましょう。
ついに純正でアルミストックが採用されたのが大きなインパクトであります! 一見ただの角パイプのように見えますが、このストック専用に下面のレールまで一体で成型されたアルミ引き抜き材が使われています。
ストック下面のレールは実銃の競技銃と同じ規格で作られ、実銃用のアクセサリ(レイサーやバイポッド等)がポン付け出来ます。
実際に純正のグリップとレイサーも、このレールに取り付けられており前後方向の位置調整が可能です。
ビーチウッド(ブナ材)で製作されたチークピースは上下はもちろん、左右方向にも調整可能です。(これ重要です)
バットプレートも上下左右、さらに全長方向にも調整可能です。
チークとバットプレートの調整ネジは左側にも取り付け可能で左利きの選手でもネジが邪魔にならない仕様となっております。
ストック後ろ側の基部と、チーク・バットプレート基部は超頑丈なアルミ削り出しブロックとなっており、ガタ付きや、しなり、軋みなどは皆無でマルゼンさんの本気度が凄いです!
ストック右側面にはさりげなくレーザー刻印が入っています。
と、これほどのクオリティで機関部までついて¥60,000って大変コストパフォーマンスが良いのですが、1点だけ物足りない部分が…
そう、グリップです! なにやらどこかで見覚えのあるカタチ… 正体はマルゼン製スコーピ〇ンのグリップです。
精密射撃に求められるグリップの重要な要素はグリップアングルが垂直に近い事です。最近は競技銃だけでなく軍用のスナイパーライフルのグリップもどんどん垂直に近い角度になってきていますね。
角度が垂直で、左右兼用OKで、ジュニア選手や女性も安心して握れるサイズで、既存製品で開発コストもかからないと、スコ〇ピオンのグリップは適した選択であるとは思います。これがまた、実際構えてみると意外と悪くないんです。
ただし、本気でブルズアイ満射を狙ってみると役不足感は否めません。
そこでこちら! 「蔵前工房舎 APS-SR96用アンシュッツタイプアドバンスドグリップ」をご用意しました。
弊社代表のバットン・オーツカの私物である実銃のアンシュッツ製スモールボアライフル用のグリップ(Mサイズ)を3Dプリンターで完全再現。SR96に無加工で取り付け可能で、グリップの高さはSR96のトリガー位置に合わせて設計しており、前後の位置調整に加え左右方向の調整も可能になっています。
カラーバリエーションはブラック/レッド/ブルーの3色、それぞれ右手用/左手用をご用意しました。
実際に「蔵前工房舎 APS-SR96用アンシュッツタイプアドバンスドグリップ」で撃ってみると、正直、全然違います。純正のス〇ーピオングリップも悪くはないのですが、やっぱり精密射撃用グリップは断然良いです。詳しくは実射編でお伝えしますのでお待ち下さい。
また、機能はもちろんですがビジュアル的にも大幅にカッコ良くなります! この写真についているレイサースペーサーは試作品で近日発売予定となっております。※スコープ、スコープマウントは別売です。
長くなってしまいましたが、外観編は以上となります。内部もかなり進化していますのでお楽しみに!