DRAGONFLY BSP CO2GBB トラブルシューティング
Gunsmith BATON お役立ちコラムには、ガスブローバックの分解方法を、DRAGONFLY BSP CO2GBB で解説しているページもあります。
ここまで分解すれば、DRAGONFLY BSP CO2GBBでありがちなトラブルの対応が出来ますし、これまでにユーザーのみなさまからいただいた情報や当店で施工した修理をもとに、ここでDRAGONFLY BSP CO2GBBのトラブルシューティングをご説明しておきます。
DRAGONFLY BSP CO2GBBに限らず、ガスガンのトラブル頻度ナンバー 1 はマガジンのガス漏れですが、DRAGONFLY BSP CO2GBBはCO2 12gカートリッジを使用する専用マガジンですので、パーツも専用です。
上部からガス漏れするのはアウトプットバルブ(放出バルブ)のトラブルです。
まずは、バルブが緩んでいないか確認・増し締めをしてみてください。ガスガン用のバルブレンチで締めるのがベストですが、バルブレンチをお持ちでないのなら、ガスが空の状態であればマイナスドライバーで締めることも出来ます。片方の溝にはめるだけでも締めることはできますが、なめやすいので、出来るだけ大きなマイナスドライバーで両方の溝で回すようにしたほうがベターです。
増し締めしてもガス漏れが直らない場合は、新品のアウトプットバルブに交換してください。
DRAGONFLY BSP 専用 CO2 マガジンの底部はCO12g カートリッジを挿入するため、普通のガスガンとは形状が異なります。
ガス漏れするのはCO2マガジンベース(ゴールドとシルバーのパーツ)との接合部ということになりますが、ガス漏れには2種類あります。
まず、金色のパーツの外側から漏れる場合は、マガジンベース用Oリングの不良ですので、このOリングを新品に交換してください(上下2本使われています)。Oリングを装着する際はシリコングリスを塗布して滑らせながら、Oリングを傷つけないように注意してください。
そして、外側の金色のパーツと内側の銀色のパーツの隙間から漏れる場合もあります。マガジンベースは分解できないので、この場合はマガジンベースを新品に交換することになります。
※マガジン底部のガス漏れが金色のパーツの外側からか、金色のパーツと銀色のパーツの間からか、判断が出来ない場合は、パンク修理のように水の中に入れると気泡で分かります。
マガジンのガス漏れトラブル防止、並びに性能をきちんと発揮させるため、CO2 12g カートリッジを挿入する際、下記、2点を心がけていただければ幸いです。
1の理由は、銀色のパーツでCO2 12g カートリッジに穴を開けるのですが、金色のパーツが締め切る前に穴があいてしまうと、Oリングが完全にマガジンに入る前にCO2が漏れて、Oリングが冷却されダメになることがあります。
2の理由は、針を少し戻すことでカートリッジとの間に隙間を作り、CO2がマガジン内に放出されやすくするためです。穴が針でふさがったままだと、「10数発撃つとガス切れのように弱くなる」という症状が出ます(しばらく置くと、マガジン内にCO2が放出され、また撃てます)。
ブローバックが弱くなったと感じたら(初速は落ちないのですが、リコイルが弱くなることがあります)。その場合は、シリンダーを新品に交換してください。
マガジンに弾が入っているのに、まるでスライドキャッチがかかっているようにスライドが下がったまま戻らなくなる場合、ブローバックハウジング(ブリーチ)が削れてガタガタになっている可能性が高いので、ブローバックハウジングをチェックし、ブローバックハウジング下部を平らに削るか、新品に交換してください。
ブローバックハウジングとインナーシャーシは金属同士が擦れあっていますので、ブローバックハウジングの削れ防止のため、この部分はガンオイル(樹脂・ゴムを侵さないもの)・シリコンオイルを塗布して、油分が切れないようにしておいてください。
DRAGONFLY BSP CO2GBBは、CO2ならではのスライドの動きの速さ、鋭いブローバックが身上ですが、その分、代替フロンガスを使う通常のガスブローバックよりも各部パーツの消耗も早いと思います。当店では各種スペアパーツを常時在庫しておりますし、ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
また、パーツだけでしたら、5000円以上お買い上げで送料無料の Gun Shop BATON がお得ですので(銀行振込・代引きでの5%ポイントは Gun Shop BATON にはございません)、パーツとCO2を同時ご購入するなど、Gun Shop BATON からのご購入もご利用いただければ幸いです。
ここまで分解すれば、DRAGONFLY BSP CO2GBBでありがちなトラブルの対応が出来ますし、これまでにユーザーのみなさまからいただいた情報や当店で施工した修理をもとに、ここでDRAGONFLY BSP CO2GBBのトラブルシューティングをご説明しておきます。
【マガジンのガス漏れ】
DRAGONFLY BSP CO2GBBに限らず、ガスガンのトラブル頻度ナンバー 1 はマガジンのガス漏れですが、DRAGONFLY BSP CO2GBBはCO2 12gカートリッジを使用する専用マガジンですので、パーツも専用です。
1. マガジン上部からガス漏れする場合
上部からガス漏れするのはアウトプットバルブ(放出バルブ)のトラブルです。
まずは、バルブが緩んでいないか確認・増し締めをしてみてください。ガスガン用のバルブレンチで締めるのがベストですが、バルブレンチをお持ちでないのなら、ガスが空の状態であればマイナスドライバーで締めることも出来ます。片方の溝にはめるだけでも締めることはできますが、なめやすいので、出来るだけ大きなマイナスドライバーで両方の溝で回すようにしたほうがベターです。
増し締めしてもガス漏れが直らない場合は、新品のアウトプットバルブに交換してください。
2.マガジン底部からガス漏れする場合
DRAGONFLY BSP 専用 CO2 マガジンの底部はCO12g カートリッジを挿入するため、普通のガスガンとは形状が異なります。
ガス漏れするのはCO2マガジンベース(ゴールドとシルバーのパーツ)との接合部ということになりますが、ガス漏れには2種類あります。
まず、金色のパーツの外側から漏れる場合は、マガジンベース用Oリングの不良ですので、このOリングを新品に交換してください(上下2本使われています)。Oリングを装着する際はシリコングリスを塗布して滑らせながら、Oリングを傷つけないように注意してください。
そして、外側の金色のパーツと内側の銀色のパーツの隙間から漏れる場合もあります。マガジンベースは分解できないので、この場合はマガジンベースを新品に交換することになります。
※マガジン底部のガス漏れが金色のパーツの外側からか、金色のパーツと銀色のパーツの間からか、判断が出来ない場合は、パンク修理のように水の中に入れると気泡で分かります。
【マガジンベースの締め方】
マガジンのガス漏れトラブル防止、並びに性能をきちんと発揮させるため、CO2 12g カートリッジを挿入する際、下記、2点を心がけていただければ幸いです。
1. 締める前、銀色のパーツを少し緩めておいてから装着する
2 締めた後、銀色のパーツを1/2回転~1回転ほど緩める
2 締めた後、銀色のパーツを1/2回転~1回転ほど緩める
1の理由は、銀色のパーツでCO2 12g カートリッジに穴を開けるのですが、金色のパーツが締め切る前に穴があいてしまうと、Oリングが完全にマガジンに入る前にCO2が漏れて、Oリングが冷却されダメになることがあります。
2の理由は、針を少し戻すことでカートリッジとの間に隙間を作り、CO2がマガジン内に放出されやすくするためです。穴が針でふさがったままだと、「10数発撃つとガス切れのように弱くなる」という症状が出ます(しばらく置くと、マガジン内にCO2が放出され、また撃てます)。
【ブローバックが弱くなったら】
ブローバックが弱くなったと感じたら(初速は落ちないのですが、リコイルが弱くなることがあります)。その場合は、シリンダーを新品に交換してください。
【スライドが戻らなくなったら】
マガジンに弾が入っているのに、まるでスライドキャッチがかかっているようにスライドが下がったまま戻らなくなる場合、ブローバックハウジング(ブリーチ)が削れてガタガタになっている可能性が高いので、ブローバックハウジングをチェックし、ブローバックハウジング下部を平らに削るか、新品に交換してください。
ブローバックハウジングとインナーシャーシは金属同士が擦れあっていますので、ブローバックハウジングの削れ防止のため、この部分はガンオイル(樹脂・ゴムを侵さないもの)・シリコンオイルを塗布して、油分が切れないようにしておいてください。
DRAGONFLY BSP CO2GBBは、CO2ならではのスライドの動きの速さ、鋭いブローバックが身上ですが、その分、代替フロンガスを使う通常のガスブローバックよりも各部パーツの消耗も早いと思います。当店では各種スペアパーツを常時在庫しておりますし、ご不明点がございましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
また、パーツだけでしたら、5000円以上お買い上げで送料無料の Gun Shop BATON がお得ですので(銀行振込・代引きでの5%ポイントは Gun Shop BATON にはございません)、パーツとCO2を同時ご購入するなど、Gun Shop BATON からのご購入もご利用いただければ幸いです。