M4BSP CO2GBB ホップ改良 / 集弾性理論
日本の法律に適合した初のCO2ガスブローバックM4、[ VIPER TECH ] SOPMOD M4 BSP CO2GBB 市販版では Gunsmith BATON にてホップシステムを改良し、大幅に集弾性が向上しました。

以下は、私の集弾性に関する理論ですが、今回の結果から必ずしもこの理論が実証されたわけではなく、この手法が M4 BSP 以外の他のガスブロライフルでも通用するかどうかは不明です。集弾性向上のための参考としてご一読いただければ幸いです。
私は APS CUP ライフルクラスにも参戦していますが、今年、Type 96 をチューンナップし直し、【10m立射14mm】のグルーピングが出せるまでに至りました。
『APS Type 96 チューン完成宣言! 【 10mで14mmの集弾性達成 】』
チューンナップは主に「初速の安定化」を図ることで集弾性を向上させました。そして実は、上記の記事には書いていませんでしたが、銃側のチューンの他に射撃時の操作も変えていて、それが集弾性の向上に繋がったことを実感しています。
その操作とは、『ボルトを戻すときに親指を添える』ということです。

それまでのコッキングの際、もちろんボルトをゆっくり慎重に戻してはいましたが、ボルトハンドルだけを持って戻していました。しかし、蔵前APS週末会のトップシューターのみなさんを観察していると、必ず「親指添え」をしていたので真似してみたのです。
すると、なかなか10m立射で20mmを切れなかった(100点を取れなかった)グルーピングが、14mmを達成することが出来るようになり、私のライフルクラスのスコアも大きく向上しました(その後、蔵前APS週末会の試合形式練習会では193点を記録しています)。
これは一重に、「それまでコンマ数ミリずれていたBB弾保持位置が親指を添えて最後まで押し込むことで一定になったから」だと思います。
私の Type 96 はノンホップ化しておらず、BATON airosft 流速ルーズバレル6.10を改造して装着したホップありチャンバーですので、「BB弾保持位置のずれによってホップ回転の差異が生じていたが、完全に同じ位置にBB弾を送ることによって弾道が安定した」のだと思われます。
ガスブローバックのライフルは弾道が乱れる機種が多いと思います。VIPER TECH M4 BSPもロングレンジでの弾道が不安定であることがハイパー道楽さんのレビュー動画で判明しました。
『ハイパー道楽 VIPER TECH ガスガン SOPMOD M4 BSP CO2 GBB 実射動画』
これは海外製だからというわけではなく、国産であってもガスブローバックライフルの弾道はあまり安定していないのではないでしょうか? 「海外製だから…」というくくりではなく、ハンドガンとライフルの特性の違いではないでしょうか? 海外製ガスブローバックでも、ハンドガンなら弾道が安定しないという話はあまり聞かないのではないでしょうか?
前述の【BB弾保持位置と集弾性】の考察から、「ガスブローバックライフルはボルトの移動距離が長く質量も大きいため、ローディング時の衝撃でBB弾保持位置が安定せず弾道が乱れる」と推察しました。
また、海外製ガスブローバックは強ホップのモデルが多いこともありますが、これは経験則から、「ガスブローバックライフルは弱ホップでは弾道が乱れるから、重量弾を使った強ホップを標準とするため」なのではないでしょうか? ホップ突出量を多くすることでしっかりとBB弾をホールドし位置を安定させているのではないでしょうか?
海外フルパワーなら0.28gなどの重量弾を使った強ホップでもいいのでしょうが、日本の1J以下のパワー規制下で一般的な(飛距離が伸びる)0.20g BB弾にホップ調整しようとすると弱ホップとなり、保持位置のずれが大きく弾道が不安定になってしまうのではないでしょうか?
以上の考察から、M4 BSP CO2GBB の弾道安定化対策として、「ホップシステムを標準のVホップからフラットホップへ改造、ホッププッシュパーツをボールベアリングから円柱ワンオフパーツに改良」を施工し0.25g BB弾でテストしてみた次第です。
※Vホップはホップラグ(でっぱり)が初めから突出していますので、押しが少なくホールド力が弱いため、フラットホップ(ホップアップラグレス)に変更しました。ただ、VIPER TECHのチャンバーの構造上、面ホップと言えるほどにはラバー接触面積が大きくなってはいません。
結果は上記の動画の通りセミオートの弾道は大幅に改善することが出来ました。
※ただし、連続射撃で弾道が落ちていく症状は改善できていません。これは、CO2 12gカートリッジならではの特性で、連続射撃では気化量が足らず、初速並びに動作が低下していくのではないか? CO2 12gカートリッジはハンドガンのセミオート連射ぐらいのガス量では問題ないが、重いボルトをロングストロークで動かすライフルでは気化が追い付かないのではないか? というのがいまのところの推定です。






[ホップパッキン]
Vホップ → フラットホップ (重量弾に最適化、ホールド性向上)
[ホッププッシュパーツ]
ボールベアリング → 円柱ワンオフパーツ (点接触から面接触に改良)
Vホップ → フラットホップ (重量弾に最適化、ホールド性向上)
[ホッププッシュパーツ]
ボールベアリング → 円柱ワンオフパーツ (点接触から面接触に改良)
30m、40mでの集弾性テスト動画は下記になります。
以下は、私の集弾性に関する理論ですが、今回の結果から必ずしもこの理論が実証されたわけではなく、この手法が M4 BSP 以外の他のガスブロライフルでも通用するかどうかは不明です。集弾性向上のための参考としてご一読いただければ幸いです。
『 集弾性とBB弾保持位置の関係 』
【集弾性向上にはBB弾保持位置の一定化が重要】
私は APS CUP ライフルクラスにも参戦していますが、今年、Type 96 をチューンナップし直し、【10m立射14mm】のグルーピングが出せるまでに至りました。
『APS Type 96 チューン完成宣言! 【 10mで14mmの集弾性達成 】』
チューンナップは主に「初速の安定化」を図ることで集弾性を向上させました。そして実は、上記の記事には書いていませんでしたが、銃側のチューンの他に射撃時の操作も変えていて、それが集弾性の向上に繋がったことを実感しています。
その操作とは、『ボルトを戻すときに親指を添える』ということです。

それまでのコッキングの際、もちろんボルトをゆっくり慎重に戻してはいましたが、ボルトハンドルだけを持って戻していました。しかし、蔵前APS週末会のトップシューターのみなさんを観察していると、必ず「親指添え」をしていたので真似してみたのです。
すると、なかなか10m立射で20mmを切れなかった(100点を取れなかった)グルーピングが、14mmを達成することが出来るようになり、私のライフルクラスのスコアも大きく向上しました(その後、蔵前APS週末会の試合形式練習会では193点を記録しています)。
これは一重に、「それまでコンマ数ミリずれていたBB弾保持位置が親指を添えて最後まで押し込むことで一定になったから」だと思います。
私の Type 96 はノンホップ化しておらず、BATON airosft 流速ルーズバレル6.10を改造して装着したホップありチャンバーですので、「BB弾保持位置のずれによってホップ回転の差異が生じていたが、完全に同じ位置にBB弾を送ることによって弾道が安定した」のだと思われます。
【ガスブローバックライフルの弾道の不安定さは、ボルトの動きと質量が原因では?】
ガスブローバックのライフルは弾道が乱れる機種が多いと思います。VIPER TECH M4 BSPもロングレンジでの弾道が不安定であることがハイパー道楽さんのレビュー動画で判明しました。
『ハイパー道楽 VIPER TECH ガスガン SOPMOD M4 BSP CO2 GBB 実射動画』
これは海外製だからというわけではなく、国産であってもガスブローバックライフルの弾道はあまり安定していないのではないでしょうか? 「海外製だから…」というくくりではなく、ハンドガンとライフルの特性の違いではないでしょうか? 海外製ガスブローバックでも、ハンドガンなら弾道が安定しないという話はあまり聞かないのではないでしょうか?
前述の【BB弾保持位置と集弾性】の考察から、「ガスブローバックライフルはボルトの移動距離が長く質量も大きいため、ローディング時の衝撃でBB弾保持位置が安定せず弾道が乱れる」と推察しました。
また、海外製ガスブローバックは強ホップのモデルが多いこともありますが、これは経験則から、「ガスブローバックライフルは弱ホップでは弾道が乱れるから、重量弾を使った強ホップを標準とするため」なのではないでしょうか? ホップ突出量を多くすることでしっかりとBB弾をホールドし位置を安定させているのではないでしょうか?
海外フルパワーなら0.28gなどの重量弾を使った強ホップでもいいのでしょうが、日本の1J以下のパワー規制下で一般的な(飛距離が伸びる)0.20g BB弾にホップ調整しようとすると弱ホップとなり、保持位置のずれが大きく弾道が不安定になってしまうのではないでしょうか?
【VIPER TECH M4 BSP CO2GBBのホップシステム改良】
以上の考察から、M4 BSP CO2GBB の弾道安定化対策として、「ホップシステムを標準のVホップからフラットホップへ改造、ホッププッシュパーツをボールベアリングから円柱ワンオフパーツに改良」を施工し0.25g BB弾でテストしてみた次第です。
※Vホップはホップラグ(でっぱり)が初めから突出していますので、押しが少なくホールド力が弱いため、フラットホップ(ホップアップラグレス)に変更しました。ただ、VIPER TECHのチャンバーの構造上、面ホップと言えるほどにはラバー接触面積が大きくなってはいません。
結果は上記の動画の通りセミオートの弾道は大幅に改善することが出来ました。
※ただし、連続射撃で弾道が落ちていく症状は改善できていません。これは、CO2 12gカートリッジならではの特性で、連続射撃では気化量が足らず、初速並びに動作が低下していくのではないか? CO2 12gカートリッジはハンドガンのセミオート連射ぐらいのガス量では問題ないが、重いボルトをロングストロークで動かすライフルでは気化が追い付かないのではないか? というのがいまのところの推定です。




