CO2 GBB次期新製品 BS-H.O.S.T. 試作品レビュー
BATON's blog 読者の皆様おはようございます。バトン店長のデイヴ金子でございます。
松の内も明けて、すっかり日常に戻ったことと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回はSTGA 認定取得、TANIO・KOBA × BATON airsoft コラボレーション CO2GBB シリーズの次期新製品、BS-H.O.S.T.(ホースト)の試作品について、その外観をレポートしてみたいと思います。
※ハイキャパ CO2 は発表当初の BS-MARAUDER から BS-H.O.S.T.に名称変更いたしました( 2020.03.04 )
はい、こちらがそのBS-H.O.S.T.の試作品でございます。
先日の浅草ブラックホール会場、タニオ・コバ様ブースにて展示しましたので、既にご覧になったという方もいらっしゃいますよね。
基本的なフォルムはいわゆるハイキャパそのものですが、細かい部分のデザインがひと味違っています。
このBS-MARAUDERは、2017年の米SHOT SHOWで発表されたSTI社の製品、 H.O.S.T. (Holographic Optic Slide Top) pistol DS 5.0をモチーフに開発しております。
上は実銃の画像ですが、冒頭の試作品がその雰囲気を上手く再現しているのがおわかりいただけるでしょうか。
何の刻印も入っていない左側面など特に良い感じではありませんか。
調べていたら、先述のSHOT SHOW2017メディアデイで撮影された動画が見つかりましたので、下に張ってみますね。
射手の腕前にもよりますが、45口径のハンドガンとしては、かなり撃ちやすそうな印象ですよね。
何しろ、3,000ドル(執筆時点での為替レートだと、日本円で32万円以上!)という高級なガンですから、撃ち心地もさぞかし良好なのでしょうね~。
さて、話しをエアガンに戻しまして、BS-H.O.S.T.試作品のディティールを細かくご紹介いたしましょう。
まずは銃口周りから見てみると、先端に突き出したマズルキャップと、背の高いフロントサイトが目に付きます。
スライド前方部にセレーションが入っているのが、プロの道具っぽくてカッコイイですよね。
また、スライド先端のリーフカット部分が一般的な1911より短い分、シャーシの先端が若干長くなっているのも特徴的です。
このサイトは、サイレンサーを取り付けた時でもしっかり狙えるようにデザインされたもので、実銃ではTall Tritium Fixed Suppressor Sightsと呼称されています。
この製品では、トリチウムを使っていませんけどね(汗)
スライドを引くと、コーンタイプのスレッテッド(アウター)バレルと、ロングリコイルスプリングガイドが現れます。
実銃はブッシングを使ったストレートバレルなので、ここはBS-H.O.S.T.のオリジナル要素ですね。
尚、アウターバレルは BM-45 や BM-9 同様のメタルタイプです。
マズルキャップを外したアウターバレル先端は14mm逆ネジ仕様になっており、トレーサーやサイレンサーといった各種デバイスの装着が楽しめます。
尚、言うまでもありませんが、スライドは100%合法の樹脂製でございますよ。
ミドルサイズのシャーシは4スロットのレールマウントを備えたダイキャスト製で、下面中央が抉れている部分も含め、実銃のデザインを忠実に再現しています。
リアサイト周りに目を移すと、背の高いリアサイト本体に加え、何やら意味ありげな2本のボルトが気になりますね。
このボルト、実はリアルに造られたモールドでして、リアサイトの中央に見えるのが本当の六角ボルトなのです。
ご覧のように、本当の六角ボルトを外すことでリアサイト周りが分離し、真鍮製のインサートナットが顔を覗かせます。
3つ並んでいる両サイドのインサートナットで、光学サイトを固定するわけですね。
そしてご覧の通り、東京マルイさんのマイクロプロサイトがポン付け可能となっております。
実銃の世界でも流行りつつあるキャリーオプティクスが手軽にお楽しみいただける仕様ですが、この部分もこれから諸々詰めて参ります。
尚、実銃ではご覧のように、リアサイトの前に光学機器を載せるのですが、構造上の問題から、これは再現することが出来ませんでした。
この点につきましては、現在DCI Guns様に専用マウントの製作をお願いしております。
豊富なノウハウをお持ちのDCI Guns様ならきっと、実銃のようにリアサイトの前にオプティクスを搭載出来る形で作ってくれることでしょう!
Sさん、どうかよろしくお願いいたします!!
ちなみに、スライドを少々加工することで、ノーベルアームズ様のSURE HIT を載せることが出来ました。
次にトリガー周りを見てみましょう。
トリガー本体は、軽量化のため肉抜きされたカーブタイプで、指が触れる部分には滑り止めのモールドが入っています。
前面にチェッカリングモールドが入ったトリガーガードは、実銃同様に下面と付け根部分が抉られており、より高く(銃身の軸線に近い位置を)握ることが出来るようになっています。
この仕上がりなら、そのままでシューティングマッチに投入出来ますね。
程よい高さのマガジンリリースボタンも表面にチェッカーが刻まれ、確実な操作を助けてくれます。
こちらの画像だと、トリガーガード付け根部分のラインがより良くおわかりいただけますね。
サムセーフティは左右両側から操作出来るアンビタイプを。
ハンマーはオーソドックスなダブルホールタイプを、それぞれ採用しています。
このあたりは、実銃そのままの仕様ですね。
そしてご注目いただきたいのが、グリップ表面のテクスチャーでございます。
グリップ前面はもちろんのこと、背面のハンマースプリングハウジングにまでびっしりと施された滑り止めモールド。
前出の実銃画像と見比べるとパターンが異なっているのですが、実はこれ・・・
はい、今話題沸騰中のSTI Combat Master に採用されているスティプリンのパターンなのですね。
本来であれば樹脂の表面を熱で溶かして刻み込むところを、金型成型で上手く再現しており、充分な滑り止め効果を実現しています。
マグウェルはダイキャスト製で、STIオリジナルのシャープな造形を忠実に再現。
両サイドが上に向かって抉れているのは、マガジンバンパーを掴んで引っこ抜くためのデザインですね。
けっこうな自重があるガスマガジンならその心配はありませんが、まさに戦うための機能です。
見慣れた形状の専用CO2マガジンは装弾数29発と、シューティングにもサバゲにも頼もしい火力を誇ります。
CO2 12gカートリッジのセットは、BM-9のCO2マガジン同様、底部の蓋を外して行います。
マガジン本体側面に穴が開いているのは、安全対策のひとつですね。
そしてアウトプットバルブはもちろん、安心安全高性能のTANIO・KOBA CO2 バルブを搭載!
現段階ではまだ正確なスペックがわかりませんが、本製品もまた、驚きの低燃費を実現できると確信しております。
以上、簡単ではありますが、BS-H.O.S.T.試作モデルの外観レポートを終わります。
浅草ブラックホール会場でも、発売はいつ? 値段はどうなるの?? と、多数のお問い合わせを頂戴しましたが、私デイヴ金子自身も、発売をめちゃくちゃ楽しみにしております本製品。
春頃の発売を目指して鋭意開発中ですので、続報を楽しみにお待ちくださいませ!!
松の内も明けて、すっかり日常に戻ったことと思いますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回はSTGA 認定取得、TANIO・KOBA × BATON airsoft コラボレーション CO2GBB シリーズの次期新製品、BS-H.O.S.T.(ホースト)の試作品について、その外観をレポートしてみたいと思います。
※ハイキャパ CO2 は発表当初の BS-MARAUDER から BS-H.O.S.T.に名称変更いたしました( 2020.03.04 )
はい、こちらがそのBS-H.O.S.T.の試作品でございます。
先日の浅草ブラックホール会場、タニオ・コバ様ブースにて展示しましたので、既にご覧になったという方もいらっしゃいますよね。
基本的なフォルムはいわゆるハイキャパそのものですが、細かい部分のデザインがひと味違っています。
このBS-MARAUDERは、2017年の米SHOT SHOWで発表されたSTI社の製品、 H.O.S.T. (Holographic Optic Slide Top) pistol DS 5.0をモチーフに開発しております。
上は実銃の画像ですが、冒頭の試作品がその雰囲気を上手く再現しているのがおわかりいただけるでしょうか。
何の刻印も入っていない左側面など特に良い感じではありませんか。
調べていたら、先述のSHOT SHOW2017メディアデイで撮影された動画が見つかりましたので、下に張ってみますね。
射手の腕前にもよりますが、45口径のハンドガンとしては、かなり撃ちやすそうな印象ですよね。
何しろ、3,000ドル(執筆時点での為替レートだと、日本円で32万円以上!)という高級なガンですから、撃ち心地もさぞかし良好なのでしょうね~。
さて、話しをエアガンに戻しまして、BS-H.O.S.T.試作品のディティールを細かくご紹介いたしましょう。
まずは銃口周りから見てみると、先端に突き出したマズルキャップと、背の高いフロントサイトが目に付きます。
スライド前方部にセレーションが入っているのが、プロの道具っぽくてカッコイイですよね。
また、スライド先端のリーフカット部分が一般的な1911より短い分、シャーシの先端が若干長くなっているのも特徴的です。
このサイトは、サイレンサーを取り付けた時でもしっかり狙えるようにデザインされたもので、実銃ではTall Tritium Fixed Suppressor Sightsと呼称されています。
この製品では、トリチウムを使っていませんけどね(汗)
スライドを引くと、コーンタイプのスレッテッド(アウター)バレルと、ロングリコイルスプリングガイドが現れます。
実銃はブッシングを使ったストレートバレルなので、ここはBS-H.O.S.T.のオリジナル要素ですね。
尚、アウターバレルは BM-45 や BM-9 同様のメタルタイプです。
マズルキャップを外したアウターバレル先端は14mm逆ネジ仕様になっており、トレーサーやサイレンサーといった各種デバイスの装着が楽しめます。
尚、言うまでもありませんが、スライドは100%合法の樹脂製でございますよ。
ミドルサイズのシャーシは4スロットのレールマウントを備えたダイキャスト製で、下面中央が抉れている部分も含め、実銃のデザインを忠実に再現しています。
リアサイト周りに目を移すと、背の高いリアサイト本体に加え、何やら意味ありげな2本のボルトが気になりますね。
このボルト、実はリアルに造られたモールドでして、リアサイトの中央に見えるのが本当の六角ボルトなのです。
ご覧のように、本当の六角ボルトを外すことでリアサイト周りが分離し、真鍮製のインサートナットが顔を覗かせます。
3つ並んでいる両サイドのインサートナットで、光学サイトを固定するわけですね。
そしてご覧の通り、東京マルイさんのマイクロプロサイトがポン付け可能となっております。
実銃の世界でも流行りつつあるキャリーオプティクスが手軽にお楽しみいただける仕様ですが、この部分もこれから諸々詰めて参ります。
尚、実銃ではご覧のように、リアサイトの前に光学機器を載せるのですが、構造上の問題から、これは再現することが出来ませんでした。
この点につきましては、現在DCI Guns様に専用マウントの製作をお願いしております。
豊富なノウハウをお持ちのDCI Guns様ならきっと、実銃のようにリアサイトの前にオプティクスを搭載出来る形で作ってくれることでしょう!
Sさん、どうかよろしくお願いいたします!!
ちなみに、スライドを少々加工することで、ノーベルアームズ様のSURE HIT を載せることが出来ました。
次にトリガー周りを見てみましょう。
トリガー本体は、軽量化のため肉抜きされたカーブタイプで、指が触れる部分には滑り止めのモールドが入っています。
前面にチェッカリングモールドが入ったトリガーガードは、実銃同様に下面と付け根部分が抉られており、より高く(銃身の軸線に近い位置を)握ることが出来るようになっています。
この仕上がりなら、そのままでシューティングマッチに投入出来ますね。
程よい高さのマガジンリリースボタンも表面にチェッカーが刻まれ、確実な操作を助けてくれます。
こちらの画像だと、トリガーガード付け根部分のラインがより良くおわかりいただけますね。
サムセーフティは左右両側から操作出来るアンビタイプを。
ハンマーはオーソドックスなダブルホールタイプを、それぞれ採用しています。
このあたりは、実銃そのままの仕様ですね。
そしてご注目いただきたいのが、グリップ表面のテクスチャーでございます。
グリップ前面はもちろんのこと、背面のハンマースプリングハウジングにまでびっしりと施された滑り止めモールド。
前出の実銃画像と見比べるとパターンが異なっているのですが、実はこれ・・・
はい、今話題沸騰中のSTI Combat Master に採用されているスティプリンのパターンなのですね。
本来であれば樹脂の表面を熱で溶かして刻み込むところを、金型成型で上手く再現しており、充分な滑り止め効果を実現しています。
マグウェルはダイキャスト製で、STIオリジナルのシャープな造形を忠実に再現。
両サイドが上に向かって抉れているのは、マガジンバンパーを掴んで引っこ抜くためのデザインですね。
けっこうな自重があるガスマガジンならその心配はありませんが、まさに戦うための機能です。
見慣れた形状の専用CO2マガジンは装弾数29発と、シューティングにもサバゲにも頼もしい火力を誇ります。
CO2 12gカートリッジのセットは、BM-9のCO2マガジン同様、底部の蓋を外して行います。
マガジン本体側面に穴が開いているのは、安全対策のひとつですね。
そしてアウトプットバルブはもちろん、安心安全高性能のTANIO・KOBA CO2 バルブを搭載!
現段階ではまだ正確なスペックがわかりませんが、本製品もまた、驚きの低燃費を実現できると確信しております。
以上、簡単ではありますが、BS-H.O.S.T.試作モデルの外観レポートを終わります。
浅草ブラックホール会場でも、発売はいつ? 値段はどうなるの?? と、多数のお問い合わせを頂戴しましたが、私デイヴ金子自身も、発売をめちゃくちゃ楽しみにしております本製品。
春頃の発売を目指して鋭意開発中ですので、続報を楽しみにお待ちくださいませ!!