リポバッテリーご使用・充電・保管の諸注意
~ リポバッテリー新品初使用時の注意 ~
平成28年4月1日から航空貨物のリチウムイオンバッテリー・リチウムポリマーバッテリーの取り扱い規定が大幅に強化され、航空輸送時は満充電時の30%以下となりました。
このため新品販売時(工場出荷時)の電圧は3.6~3.7v程度となりますので(※)、初使用の際は必ず事前に充電をして下さい。
※ロットや生産工場により当初の電圧に個体差がありますが、「新品は充電してから使用」と覚えておいていただければ幸いです。
参考:「3.6v~3.7v」というのは1セル当たりの数値。電動ガンで使用するリポバッテリーは7.4vと11.1vで、7.4vはセルが2つ、11.1vはセルが3つです。よって、「1セル3.6v」というと、7.4vバッテリーの場合2セル合計は7.2v、11.1vバッテリーの場合3セル合計は10.8vとなります。ちなみに満充電は4.2vですので、7.4vバッテリーは満充電で8.4v、11.1vバッテリーは満充電で12.6vとなります。
リポバッテリーの使用範囲電圧は1セル3.0v~4.2vです。パーセンテージで充電を表示するバッテリ―チェッカー(充電器)の場合(機種によって違うかもしれませんが)、0vが0%ではなく、3.0vが0%、4.2vが100%になっているかと思います(パーセンテージは電圧との正比例表示ではありません)。
~ リポバッテリー使用上の注意 ~
【1】 リポバッテリーは過放電(※)してしまうと性能が低下します ※1セル3.0v以下は過放電の状態です。
使用時は発射サイクルが落ちてきたと感じたら(※)、すぐに使用を中止し、充電して下さい。リポにメモリー効果等はありませんので、随時、継ぎ足し充電してご使用いただくと安心です。サバゲの昼休みなど、短時間でも充電することを推奨いたします。
※サイクルダウンの電圧はその電動ガンの負荷によりますが、ノーマルチューンなら、概ね1セル3.5v以下ぐらいになるとサイクルが落ちてきます。
【2】 リポバッテリーを高温の状態で放置しないでください
特に夏場は、銃にバッテリーを入れたままセーフティー等で日向に置いておくと温度が上がって危険です。銃は日陰に置いて下さい。日向に銃を置くときはリポバッテリーを外してください。
※リポバッテリーを過放電させたり(もしくは過放電に近いギリギリまでの使用を繰り返したり)、高温で放置すると、リポバッテリー内部の電解液が蒸発して膨れてきます。膨れても爆発したり発火することはありませんが性能は低下します。
~ リポバッテリー保管の推奨事項 ~
リポバッテリーは満充電のまま長期間保管すると性能低下する可能性があります。
お客様にお勧めしているのは、サバゲ等でご使用のあと、電圧が極端に低下していなければ(発射サイクルが落ちていなければ)そのまま保管していただき、ご使用の前日に充電していただくと良いと思います。
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BATON airsoft リポバッテリーバランス充電器R 【PSE新基準適合】


■商品説明
バランスコネクターを挿し込むだけの簡単充電。PSE新基準(※1)適合で安心! 電源を繋ぎリポのバランスコネクターを充電器に接続すると、LEDが緑から赤に変わり充電を開始。満充電になると緑に点灯し充電が自動で終了します。7.4vはセル1とセル2、11.1vはセル1〜3のすべてが緑に変わりましたら、速やかに充電器からバッテリーを外して下さい。
※1.経済産業省は、電気用品の事故未然・再発防止のために、PSE認証試験の試験項目を追加・修正しました。 具体的には、発煙・発火による危険に及ばぬよう特定試験条件を満たす絶縁樹脂材料の使用が義務付けられました(要求試験:耐トラッキング性試験・グローワイヤ燃焼性試験)。2015年9月18日以降、適合が必要となっています。
※注意:必ず1本ずつ充電して下さい。7.4vと11.1vの2本同時充電は出来ません。
※充電終了4.2v(充電開始の最高電圧は4.1vで、バッテリーがこれ以上の電圧の時は過重電防止のため充電を開始しません。ご使用後に充電して下さい)
※充電中は高温になりますので、風通しのよい場所でご使用ください。
※ET1リポバッテリー各種、TOP M4A1EBB専用バッテリーなど、各社電動ガン用リポバッテリーにも対応
サイズ: 95×55×35mm 電池数量:2-3セル 入力電圧:AC100-240V 最大充電電流:3 x 800mA
●LEDランプ表示
待機中:緑
充電中:赤
充電完了:緑


