流速チューン比較テスト その1「初速変化」
GunsmithバトンDEMOカスタムで製作した、爆音☆ハイサイスナイパー(流速チューン)とSR-16 Diablo(ノーマルチューン)の比較テストにより、流速チューンの特性を説明したいと思います。
●初速
東京マルイ ベアリング研磨0.2g、G&G バイオBB0.25g
クローニー弾速計使用
爆音☆ハイサイスナイパー(流速チューン)
0.2g
ノンホップ 78m/sec(0.608J)
適正ホップ 82m/sec(0.672J)
最強ホップ 93m/sec(0.865J)
0.25g
ノンホップ 74m/sec(0.685J)
適正ホップ 80m/sec(0.8J)
最強ホップ 81m/sec(0.82J)
SR-16 Diablo(ノーマルチューン)
0.2g
ノンホップ 89m/sec(0.792J)
適正ホップ 86m/sec(0.74J)
最強ホップ 74m/sec(0.548J)
0.25g
ノンホップ 75m/sec(0.703J)
適正ホップ 70m/sec(0.613J)
最強ホップ 63m/sec(0.496J)
このように流速チューンでは、ホップをかける(=抵抗が増える)ほど初速がアップする。
そして注目は、0.2gと0.25gの適正ホップ時の数値。ジュール計算すると爆音☆ハイサイスナイパーでは、
0.2g適正ホップ時:0.672J < 0.25g適正ホップ時:0.8J
となり、エネルギー量が大きいので、当然、0.25gのほうが飛ぶと予想される。
一方、ノーマルチューンのSR-16 Diabloでは
0.2g適正ホップ時:0.74J > 0.25g適正ホップ時:0.613J
であり、0.2g適正ホップ時のほうがエネルギー量が大きい。
流速チューンはこのように、0.2gノンホップ時:78m/sec(0.608J)と、一見、低く造ってあるように見えても、0.2g最強ホップ時初速93m/sec(最高ジュール時 0.865J)となり、ノンホップ時初速89m/sec(最高ジュール時 0.792J)で造ってあるSR-16 Diabloよりも高いエネルギーを持つことになるので、初速設定には注意が必要である。
※流速チューンは、すべてのチューンで、爆音☆ハイサイスナイパーのように、ノンホップ→最強ホップで初速が15m/secも上がるわけでなく、そのチューニングの仕様によって初速の上がり方は異なります。
●初速
東京マルイ ベアリング研磨0.2g、G&G バイオBB0.25g
クローニー弾速計使用
爆音☆ハイサイスナイパー(流速チューン)
0.2g
ノンホップ 78m/sec(0.608J)
適正ホップ 82m/sec(0.672J)
最強ホップ 93m/sec(0.865J)
0.25g
ノンホップ 74m/sec(0.685J)
適正ホップ 80m/sec(0.8J)
最強ホップ 81m/sec(0.82J)
SR-16 Diablo(ノーマルチューン)
0.2g
ノンホップ 89m/sec(0.792J)
適正ホップ 86m/sec(0.74J)
最強ホップ 74m/sec(0.548J)
0.25g
ノンホップ 75m/sec(0.703J)
適正ホップ 70m/sec(0.613J)
最強ホップ 63m/sec(0.496J)
このように流速チューンでは、ホップをかける(=抵抗が増える)ほど初速がアップする。
そして注目は、0.2gと0.25gの適正ホップ時の数値。ジュール計算すると爆音☆ハイサイスナイパーでは、
0.2g適正ホップ時:0.672J < 0.25g適正ホップ時:0.8J
となり、エネルギー量が大きいので、当然、0.25gのほうが飛ぶと予想される。
一方、ノーマルチューンのSR-16 Diabloでは
0.2g適正ホップ時:0.74J > 0.25g適正ホップ時:0.613J
であり、0.2g適正ホップ時のほうがエネルギー量が大きい。
流速チューンはこのように、0.2gノンホップ時:78m/sec(0.608J)と、一見、低く造ってあるように見えても、0.2g最強ホップ時初速93m/sec(最高ジュール時 0.865J)となり、ノンホップ時初速89m/sec(最高ジュール時 0.792J)で造ってあるSR-16 Diabloよりも高いエネルギーを持つことになるので、初速設定には注意が必要である。
※流速チューンは、すべてのチューンで、爆音☆ハイサイスナイパーのように、ノンホップ→最強ホップで初速が15m/secも上がるわけでなく、そのチューニングの仕様によって初速の上がり方は異なります。
この記事へのコメント
弾道が安定しにくいので微妙な調整が必要だとも聞いた事があります。それはもうチューナーの方の経験則で、決まり事ではないんでしょうね。
自分も「いろんな人やショップが作った流速チューンと言われるもの」を見て「こうすればこうなる」っていうことがわかっただけで、なぜ流速チューンがそうなるかという理論がわかったわけではありません。
あくまでもテストの結果から類推しているだけなんです
重量弾が最適とか短銃身やらルーズバレルやら、素人の自分が聞くと…
圧縮空気のエネルギーをある程度チャンバーで伝えて、バレルでさらに加速させるのが従来型。
チャンバーでエネルギーの大部分を伝えて、バレルは加速ではなくエネルギーの方向を決めて気流に乗せるものなのが流速。
…って雰囲気なのかなーと。
結局よくわかりませんw
チューナーさんやPlayerさん一人一人考え方も異なりますし、未開の地が広がります^^
PS:近いうちに遊びにいきますね~★
ただ、やり方と結果が分かるだけなんで、自分はテストではっきりと分かる数値データを出すだけです。
想像で理論を導きだすと、なんか、うさん臭くなって、嫌なんですよ
適正ホップにすれば、ちゃんと飛びますが。
ノンホップでも突起は出てますし、ホップの効きが弱いって訳でもないんですけどね。
でも、重い弾で飛びが良いかといえば、そうでもない。
しかし、軽い弾だと弾道が遠距離で暴れます。
丁度良い弾の重さが決まってます。
使用する弾の重さや、目標とする飛距離や精度等で、いじり方が違ってくるのかもしれませんね。
ORGAさんがおっしゃるように、ただ水平飛距離が出て遠距離面制圧ができれば良い人や、レティクルの真ん中に遠くまでスーっと弾道が沿わないと機嫌が悪い人、軽量弾でレギュオーバーせず、重量弾もそれなりに飛ばしたい人等、いろんな人にチューニングを合わせないとってのは、難しいですね。
私は、レティクルの真ん中にすーっと弾道が沿わないと機嫌が悪い人です。初弾で当てないとSVDでは勝負にならないので^^;
比較テスト その2では、0.2gと0.25gの集弾性のデータを公開します。
結論を先に書いておくと、その1の初速、その2の集弾性、いずれのデータも、流速チューンは0.25gが良い、というか、0.25gでないとダメ、ということを指し示しているんです