ETAP-7 その1
久しぶりにベッドで快眠できました。そして起きてから水ですけどシャワーも浴びました。レストランで食事もしました。
ロシア製のヘリ、Mi-17V-5が飛び立っていきます。ETAP-6のツーリストキャンプを空から見るとこんな感じ。こういう空撮もSSERのDVD、『FUTURE』で見ることができます。
この日はビバークから競技のスタート地点まではリエゾンだったのですが、川が増水していて渡れるポイントが限られているというので、一部コース変更。また、ビバークのスタート時間が遅れていたし、そのコース変更でリエゾンのタイムも加算され、実質のスタート時間は2時間遅れということになりました。
そして、朝のブリーフィングでは「コース中ほどのRCP直後の川が増水しているので、様子を見てだが、今日はRCPまででSSを終了して、RCPのあとはコースを変えてリエゾンとする可能性が高い。コースをカットする確率は80%」と説明がありました。
スタートが2時間も遅れてしまうと、自分のこれまでのペースでは確実に日が落ちてしまうので、正直「助かったぁ!」って感じですw 「よーし、RCPまでのリエゾン50kmとSS227kmなら、今日はまだラクが出来るな。足も痛いし、これぐらいなら急がなくてもいいから、ゆっくり走ろう」って思ってたんです。
ここがビバークからリエゾンを50kmほど走ったあとのスタート地点。まだまだ余裕の笑顔ですねw
…スタート後、30kmほどだったかな? なんにもない直線がひたすら続き、ここはみんな良いペースで飛ばしていきました。スタートは順位順で、自分はここまで大したトラブルなく来ていたので順位的には結構いいところにいました。でも、自分はその順位に対して走るペースは遅いので(もっと速いライダーが後ろにいっぱいいるので)、スタート直後にこういうハイスピードセクションがあると、次々に抜かれていきますw
そのストレートセクションが終わり、山に入っていった直後、目の前に転がっているバイクと横たわっているライダー。慌ててライダーに駆け寄ると、意識はあり命に別状はなさそうです。どうやら、ハイスピードのまま丘ですっ飛んだらしく、かなりのダメージで立ち上がれない様子(どこかの骨を骨折していたということで、その方はリタイヤとなりました)。
倒れているバイクを起こそうとしたんですが、自分も足を怪我をしているので力が入らず起こせません… そうこうしているうちに後続のバイクが5~6台集まってきて、みんなでバイクを起こして、ライダーを介抱しました。
その前のハイスピードセクションで自分も気持ちよく走っていて良い感じだったんですが、このクラッシュを見て、一気に冷水をぶっかけられました
「絶対に死にたくない…」と思って、このあとさらにペースを落として慎重に走ったんですが、自分の心がけだけではどうにもならない状況ってのがあるんですよ…
本当に、心底、シの恐怖を感じたETAP-7ですが、朝は平和だったんです。
ロシア製のヘリ、Mi-17V-5が飛び立っていきます。ETAP-6のツーリストキャンプを空から見るとこんな感じ。こういう空撮もSSERのDVD、『FUTURE』で見ることができます。
この日はビバークから競技のスタート地点まではリエゾンだったのですが、川が増水していて渡れるポイントが限られているというので、一部コース変更。また、ビバークのスタート時間が遅れていたし、そのコース変更でリエゾンのタイムも加算され、実質のスタート時間は2時間遅れということになりました。
そして、朝のブリーフィングでは「コース中ほどのRCP直後の川が増水しているので、様子を見てだが、今日はRCPまででSSを終了して、RCPのあとはコースを変えてリエゾンとする可能性が高い。コースをカットする確率は80%」と説明がありました。
スタートが2時間も遅れてしまうと、自分のこれまでのペースでは確実に日が落ちてしまうので、正直「助かったぁ!」って感じですw 「よーし、RCPまでのリエゾン50kmとSS227kmなら、今日はまだラクが出来るな。足も痛いし、これぐらいなら急がなくてもいいから、ゆっくり走ろう」って思ってたんです。
ここがビバークからリエゾンを50kmほど走ったあとのスタート地点。まだまだ余裕の笑顔ですねw
…スタート後、30kmほどだったかな? なんにもない直線がひたすら続き、ここはみんな良いペースで飛ばしていきました。スタートは順位順で、自分はここまで大したトラブルなく来ていたので順位的には結構いいところにいました。でも、自分はその順位に対して走るペースは遅いので(もっと速いライダーが後ろにいっぱいいるので)、スタート直後にこういうハイスピードセクションがあると、次々に抜かれていきますw
そのストレートセクションが終わり、山に入っていった直後、目の前に転がっているバイクと横たわっているライダー。慌ててライダーに駆け寄ると、意識はあり命に別状はなさそうです。どうやら、ハイスピードのまま丘ですっ飛んだらしく、かなりのダメージで立ち上がれない様子(どこかの骨を骨折していたということで、その方はリタイヤとなりました)。
倒れているバイクを起こそうとしたんですが、自分も足を怪我をしているので力が入らず起こせません… そうこうしているうちに後続のバイクが5~6台集まってきて、みんなでバイクを起こして、ライダーを介抱しました。
その前のハイスピードセクションで自分も気持ちよく走っていて良い感じだったんですが、このクラッシュを見て、一気に冷水をぶっかけられました
「絶対に死にたくない…」と思って、このあとさらにペースを落として慎重に走ったんですが、自分の心がけだけではどうにもならない状況ってのがあるんですよ…