ETAP-1 　8月12日　「ウランバートル-バヤンホンゴル」　692.56km


「本日、モンゴルの天気は晴れのち雨。　
リエゾンは650km　でしたが3人共　オンタイムで走行する事が出来ました。　(＾▽＾)/　

舗装道路が550km くらいあり、走行速度100k くらいで走行してましたが、穴が多く走行は困難でした・・・

ダートは約100kmで、急遽　SSキャンセルになった新ルートなのでルートマップは無く、GPSだけの走行でしたのでかなり難しかったです。

3人ともビバーグに到着したけど、まだ荷物が届いてなく、全員　びしょ濡れで寒くて凍えてます。

明日は晴れることを望んでおります。」




ラリーモンゴリアの初日は西に向かうことがほとんどだ。それはラリーのフィールドが中央から西モンゴルあたりに広がっているというだけではない。かつてハーン達の軍勢がサマルカンド攻略戦を始め、戦いの道筋としてたびたび西戦に赴いたことに由来するのだ。

それはいつも果てることのない、何によって突き動かされているのかさえ分からない、DNAが見た夢の、その始まりに過ぎない。

この日は長いリエゾンの果てに『スガワラ峠』に挑む。3000mと驚くほど高くはないのだが、高緯度で得られる群青と尾根筋の荒涼感には背筋が震える。しかしモンゴルの美しさもこの日で堪能することもできるのだ。

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