ラリー・モンゴリア2012では、6月16日に愛媛県松山市で車検が行われ、そのままマシンは船に乗せられてモンゴルに運ばれます。なので、6月14日までには（6月15日は丸一日かけて東京→愛媛まで移動）マシンを完成させていなければならないんですよ(^_^;)


てなわけで、小栗特訓が終わったので、もう整備。この先、ラリースタートまで自分はこのマシンに乗ることはありません (/_・、)/~~




自宅のマンションはバイクの整備スペースすらままならないので、こういうときにトリガートークの駐車場が便利w






さすがにデカイっしょ、このタンク 　前後左右合わせて30リットルの容量を誇ります。

まあ、整備ってオイル交換と、今回のレギュレーションでは必要のないウィンカーの撤去、あとは書類に記載が必要なエンジンナンバーの確認ぐらいなんですけど、いちいちカウルを外さなければならないのが面倒…　でも、ワンオフマシンだから、なにがどうなっているのか自分が把握するためにも、一回、分解しといたほうがいいなって思っていたんです






そして、整備というか修理。「ここは直さなければならないな」って思っていたのがカウルの割れです。これは購入時から割れていて、前々オーナーの桐島ローランドさんが練習中にコケて割ったそうです (^_^;)






近くのホムセン（スーパービバホーム）でガラス繊維/ポリエステル樹脂/硬化剤を購入。そうです、FRPを裏から貼り付けます。もともとこのカウル自体FRPですからこれで補修できます。

スーパービバホームは、トリガートーク、Gunsmithバトン本店、そしてGunsmithバトンアキバ店を建築したばかりか、うちのチューニング部材の主な仕入先でもあり、さらにラリーマシンまで直せちゃうという、夢のようなお店ですw






硬化剤を混ぜて練り練り。これがまたすんごいベタベタになるんだ(^_^;)　むかーし、自分が大学生だった時、配管工事だったか防水加工だったかのバイトでFRPの施工もやったことがあります。四半世紀を超えて、昔の経験が役に立ちました






たーっぷりと樹脂を染み込ませたガラス繊維をカウルの後ろから貼り付けて、ローラーで馴らして完成。これでカウルの強度もバッチリです！

表の方の割れは消さないでそのまま放置ですけど、このカウルの上からグラフィックを貼って見えなくなるから別にいいんです。グラフィックはURAN-MARKING DESIGNさんに発注しましたけど、自分が頼むのが遅かったので、6月16日の船積みには間に合わず、8月、現地まで持参して貼ることになりました。

このマシンが綺麗な体をしているのは、自分が現地、ウランバートルでマシンと対面してグラフィックを貼って完成させる8月11日、1日だけでしょうね。12日からラリーが始まるので、あっというまに… (^^ゞ











右フロントフォークにオイル漏れ発見orz　小栗特訓の前は漏れていなかったから、あのとき漏れ始めたんですね…　でも、ラリーが始まってからでなくて、事前に悪いところが出て幸い。

BAJA1000のときに、自分のチームメカニックをしていただいた、モト・エジャーの野沢さんに直していただく段取りをしました。あとWESTWOODにもパーツ類を発注していて、タイヤ交換（ムースを使います）しなければならないので、残り3週間ほど、結構、ギリギリなスケジューリングですね、こりゃ ┐(´-｀)┌