普通の一日

イチローハウスの朝は早い…というか時差ボケを利用して夜中の1時過ぎから起きて仕事してたりする自分の朝は早い (^^ゞ





今日は、今回のWCSチャンピオンシップ参戦イチローハウスツアーでの日常を綴っていきましょう。この日はイチローさんご一家はおでかけで丸一日お留守だったので、トモピギヨシバトの4人だけで過ごしていました。イチローさんはイチローさんでご家族との生活や仕事があり、イチローハウスにご厄介になっているとはいえ、滞在期間中、ずっとイチローさんと一緒にいるわけではありません。

いま、カリフォルニアはサマータイムで1時間早くなっていますが夜明けは5時半ごろでした。無音のセカイでカタカタとノートパソコンのキーボードをたたいていると、5時前に鳥の声が聞こえ始め、次第に空が白み始めてきます。みんなが寝ているうちに自分の仕事を片付けて、いよいよ、射撃練習の始まり始まり!…







…とはいきません。まずは自分たちの食べる朝飯を作らなくてはならないわけです。食事当番はその日そのときの空気でなんとなく決まるのですが、この日はヤダピさんとヨシさんが朝食を作ってくれたので、自分は掃除機をかけていました。

トモさんに注意されたのはリロードマシンのまわりもきれいに掃除しておくこと。ここは火薬を使っているわけで、こぼれた(リロードマシンから落ちた)火薬が飛び散っていますから、万が一それが引火すると大変なことになるわけです (;´∀`)







朝食は7時頃に食べ終えたのですが、まだみんなそれぞれの仕事があるので、「撃ち始めるのは10時にしよう」ということになって時間が出来ました。自分は先に仕事をかたずけていたので、この時間を利用して、X-Fiveくんのグリップをしこしこ削っていました。

グリップのパテ盛りにはいろいろなやり方がありますが、自分は1月に初めて撃った時、イチローさんに貸していただいたX-Fiveのグリップがとても気に入ったので、スピードシューティング用にはイチローグリップをコピーしました。

右側はバッドグリップを防ぐため、下部にガイドを付けました。これは右手の握りを補佐するためのガイドではなく下を持たないためのガイドなので滑るように緩めに作ってあります。そして、左側は『左手問題A』対策、左手でしっかりホールドするための “ぎょうざ” を付ける形にしました。







さて、いよいよホキマレンジに行って練習開始! 今回、自分は少しみなさんと日程がずれたのでレンタカーは2台借りていて、自分はプリウス、トモさん達はセントラ(サニー)を借りていました。

ハイブリッド車って運転したことがなかったので、プリウスを借りてみたんですが、「内装がしょっぱい… 軽量化のためだろうけどドアも薄い… パワーがなくてフリーウェイを走るのが怖い…」などはさておき、その燃費は同行したセントラをはるかにしのぐものでしたし、日本車らしくスペース効率がすごく良くて、中は広くて荷物もたっぷり詰めてと、なかなか便利なクルマでしたね ノシ









さあ、まずは朝のコールド一発! 試射もせずにWCS7ステージを試合形式で1周します。

そうそう、イチローさんの記事にありましたけど、最初、自分はイチローさんのX-Fiveの真似をして、Aimpoint Micro H-1を買って付けていたのですが、ドロウの形が定まっていない自分は初弾でダットを見失うことが多く、イチローさんがスペアのX-Fiveに付けていたCOMP M2を貸して下さいました <(_ _*)> アリガトォゴザイマス

また、ありがたいことに、イチローさんはコンペンセイター付きのバレル&肉抜きしたスライドも貸してくださったのですが(やっぱりコンペンセイター付きだとリコイルがかなり減ります)、これはどうも自分のX-Fiveと相性が悪く、たまに閉鎖不良を起こすので(※)、確実な作動を重視してノーマルに戻しました。

自分はそんな超絶スピードはありませんし、リコイルを制御する練習も必要ですし、ターゲット トゥ ターゲットでは、1発ずつ、跳ね上がるダットを元に戻してから狙って撃つことを心がけていました (`・ω・́)ゝ



※イチローさんのコンペンセイター付きのバレルはリコイルが減る分、そしてスピードマッチ用の火薬が少なめの弾でも動作するように、リコイルスプリングもレートを弱くしてありました。

また、自分のノーマルのX-Fiveは、この減装弾にはリコイルスプリングが強すぎてスライドストップがかかるところまでスライドがブローバックしないのですが、それでも今回、3000発ほど撃ちましたが、弾が問題だったとき以外はジャムが0だったというのは素晴らしかった! さすが、SIG ヾ(@^▽^@)ノ









WCSの7ステージを1周撃つと、2時間半ぐらいかかります。レンジから戻ってきて、今度は昼食。朝食は作っていただいたので(人に作っていただいたときは、自分は皿洗い。それぞれ仕事を自然に分担します)、今度は自分が作りました (^_-)-☆

この日の昼飯は、「ベーコン・ナス・キャベツの麻婆風蒸し焼き」、「冷蔵庫内の消費期限が近い食材かき集め冷麺」を作りました。なにせ、暑いので麺類が捗るというか、みんなでいっぱい麺類を持ってきたので、昼飯はソバ、うどん、冷やし中華、冷麺と麺類尽くしでしたねw

自分達の食料は自分達で確保するのがイチローハウスツアーの原則。イチローハウスは射撃天国ですが、それだけに街から離れていて買出しにも半日がかかりで時間がかかってしまいます。なので生鮮食料品や飲料・酒は現地で買いますが、出来るだけ日本から分担で食材を持っていきます。行きの荷物の半分以上は乾物やレトルト、真空パック、麺類、調味料などの食料品でした(生鮮食料品は持っていけないので)。







今回、基本的に午前中練習、昼間はイチローハウスで昼寝 or 作業、そして夕方涼しくなってからまた練習…というようなスケジュールでした。

トモさんによれば、今回、6月のWCSでは、5月のビアンキカップの頃よりも暑くはなかったということなのですが、それでも日中、日向にいると強烈な日差しなので、一番きつい時間帯は休みにしておきました。

最初の頃は疲れてみんなバタンキューで昼寝していましたが、後半は体もなれてきて、銃の整備をしたり仕事したりして、日中もやることはいっぱいあったのです。特に今回から弾作りを始めて、まだまだ弾作りに時間がかかる自分は、この昼休みを利用して弾を作っていました。









別にてっぽうを撃たなくても練習は出来ます。合間合間に、トモさんに教えていただいていました。こうして、てっぽうを撃つばかりではなく、理論を学んでそれを体感し実践してみることで、我ながら今回はかなり上達できたと思います (*^0゚)v ィエーイ☆彡







「てっぽうを撃たなくても」と書いたのは、実はイチローハウスでは、一日中、ずーっとてっぽうを撃っているわけではありません。撃っている時間よりも、料理をしている時間、掃除をしている時間、銃を整備&弾を作っている時間、仕事をしている時間のほうが確実に多いです。

すべてがセットアップされている【観光】ではなく、イチローハウスツアーは自分達でてっぽうを撃つための【生活】ですから、ただ、てっぽうだけ撃っていればいいわけではなく、それ以外のことのほうが多いわけです。



ちなみに、このレポートに書いた日、トモさんはてっぽうを1発も撃たず、朝から晩までずっと部屋に引きこもって原稿を書いていました。それぞれに仕事があり、ここにいるから仕事をしなくていいわけではなく、むしろ、ここにいるからこそ、ここにいるために、必死で仕事をしなければならないんです。

イチローハウスに来るためには、かなりの費用と時間を要し、それは誰か他の人が与えてくれるものではなく、自分で創りださなければならないものであるわけです。



でもね、それが楽しいんです

そりゃもう、めちゃくちゃに幸せな生活なんです!







さて、そうこうしているうちに日は傾き、自分は弾作りに時間がかかったので、夕方の部は18時から撃ち始めました。この時期、一番日が長いので、20:30頃まではそれなりに明るいのです(iPhoneのライトでターゲットを照らしながら21時まで撃っていたこともありました (^^ゞ)。

自分で作ったからこそ分かる弾のありがたさ… 夕方の部はみんなでステージをまわるわけではなく、個別に練習していますが、この日、自分は初弾練習で、ダメ弾8発と実弾2発をシャッフルして撃っていました。こうすると弾の節約になるし、ダメ弾でトリガーを引いたとき、自分のフリンチをハッキリ自覚できるわけです。

トリガーを引いた瞬間に、白いスチールプレートのセンターにあったダットがスッと下に動くたび、「あああ、ううう…」ってなります orz







撃ったカートは全部回収 (‘・ω・́)ゝ イチローさんのブログに出てきたように、コンクリートミキサーのなかに、磨き用の砂のようなものと一緒にカートを入れて洗浄し、またリロードして何度も使うわけです。

自分のブログのコメントに質問がありましたけど、シューティングレンジで撃つ弾が高いのは、もちろん商売だから利益を乗っけるということもありますけど、こういう自分で作るリロード弾ではなくて、工場で作られるファクトリー弾だから高いんですよね。自分はその辺の弾の価格相場をよく知らないのですが、今回の場合リロードして9mmを作ると弾頭・火薬・プライマーの純粋なコストは1発14円ぐらいでした(弾頭・火薬・プライマーなどの価格は、時期によってかなり変動するそうです)。

でも、この価格は部材代であり、この価格で弾を作るためには、こうしてカートを集めあらったりする手間はもちろん、高価なリロードマシンやコンクリートミキサーなどの機材代(補修パーツ代も)、そして、磨き砂や各種オイルなどの消耗品代、もちろんカートもずっと使えるわけではないので消耗したカート代、そしてもちろん、弾を作る時間にかかる人件費など、様々なコストがかかります。



(海外へ射撃ツアーに行くとき、数日の時間しかないなら弾を作るよりも買いますよね。だいたい弾を作れる設備・環境なんてそうそうないですし、貴重な時間を金で買うべきなのだと思います。だから、シューティングレンジの弾が単純に高い安い、ファクトリー弾とリロード弾のどっちが良いというような話ではないと思います)











21時過ぎ、遅めの夕食を調理開始。この日はトモさんとヨシさんが作ってくれて、かなり肉肉しい、パワーの(ファットも…(;´∀`))つくもので、とっても美味しかったです!

もちろん言うまでもないことですが、イチローハウスの包丁はいつもメンテされていて、どれも抜群のキレ味です (^_-)-☆







毎晩、みんなで晩酌を嗜みますが、深酒はしません。いつも23時頃までにはお開きにしていました。また、次の日がありますからね。

最後に自分は、明日のために、プライマースティック(プライマーの方向を揃えてリロードマシンにセットするための準備)を作って、翌日の準備をしてから就寝しました。





以上、イチローハウスの「普通の一日」でした (^_-)-☆






















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この記事へのコメント

実銃を運用する、という事は強靭な肉体とマインドが必要であり…それを維持するには日頃の規則正しい生活が不可欠、それ以上に下準備や後片付けや礼儀など、常識的な事が高いレベルで要求されるという仕組みが非常に理に叶ってると思います。

トモさんとの2ショットでは、オーツカさんの右手が高速でブレてる様子からパンチを撃つ動作を訓練されてるのかな、と思った程です。衝撃に備つつ素早く動ける姿勢という事ですね。

旅の記事もですが、読みごたえ満点!!オーツカさんの真骨頂ですね…!!
Posted by あまちゃん♪ at 2014年06月29日 11:49
>あまちゃん♪さん

やっぱり、実銃は怖いので撃ってると精神的に疲れますし、エアガンより重いので肉体的にも疲れます…

でも、ココロもカラダもめいっぱい運動して、自分達でちゃんと栄養も考えた食事を作って食べて… という生活はとっても健全だと思います^_−☆

礼儀やマナーはイチローハウスだから特別… というわけでもなくて、共同生活するために必要なもので、いたって普通のことでした d(^_^o)
Posted by バットン・オーツカバットン・オーツカ at 2014年06月29日 12:10


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